子どもの定期予防接種

最新情報

定期予防接種の受け方

委託医療機関での接種

委託医療機関で接種します。接種前に必ず予約をしてお受けください。

委託医療機関は下記リンクをご覧ください。

持ち物

  • 母子健康手帳
  • 予診票(母子健康手帳交付時に渡した予防接種手帳)

自己負担

なし(対象年齢の子ども)

注意事項

健康状態の良いときに受けましょう。接種前に、「予防接種手帳」をよく読んでおいてください。接種時は必ず保護者が同伴してください。
藤枝市に転入された方は、藤枝市の予防接種予診票をお渡しします。母子健康手帳をお持ちになり、保健センターに来所してください。
市外に転出する方は、転入先の担当窓口で手続きをしてください。

接種間隔についての3つのルール(令和2年10月1日改訂)

1 注射生ワクチンから次の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上の間隔をあけること

2 同じ種類のワクチンを複数回受ける場合は、ワクチンごと決められた間隔を守ること

3 発熱や接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、接種をすること

以上、接種間隔についてのルールを守っている場合には、次のワクチンを接種するまでの間隔に制限はありません。

委託医療機関以外での接種(県内相互乗入れ実施協力医療機関)

県内相互乗り入れ実施協力医療機関であれば、接種前に申請し、依頼書を持参することで接種が可能です。相互乗入れ実施協力機関が不明の場合は、保健センターまたは医療機関へお問い合せください。

また、下記フォームからも申請の手続きが可能です。依頼書の発行には1週間程度かかりますのでご了承ください。

 

(来所での申請の場合)事前申請の持ち物

来所前にお電話でお問い合わせいただくと、お手続きがスムーズです。

1.母子健康手帳

郵送の場合は、表紙と予防接種履歴のわかるページのコピーが必要です。

2.予防接種依頼書交付願

県外の医療機関での接種

県外の医療機関での接種の場合、接種前に申請し、依頼書を持参して自己負担で接種後、償還払いの手続きで接種費用の払い戻しをします。(ワクチンごとに上限額があります。)

また、下記フォームからの申請の手続きも可能です。依頼書の発行には1週間程度かかりますのでご了承ください。

事前申請の持ち物

1.母子健康手帳

郵送の場合は、表紙と予防接種履歴のわかるページのコピーが必要です。

2.予防接種依頼書交付願

償還払いの持ち物

接種日の翌日から1年以内に申請をしてください。

1.県外予防接種費助成金交付申請書
2.医療機関が発行する領収書(予防接種の種類が記載されているもの)
3.予防接種の記録が記載されているもの(母子健康手帳、予防接種済証など)
4.予診票の原本またはその写し
5.口座振り込み先の通帳またはキャッシュカード
6.印鑑(スタンプ印は不可)

長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった者等の定期予防接種の機会の確保

  • 定期予防接種対象者で特別の事情があることにより、予防接種を受けることができなかったと認められる者については、当該の事情がなくなった日から起算して2年を経過するまでの間、定期接種の対象とします。
  • 接種前に、医師が作成した理由書を保健センターに提出いただく必要があります。
  • 特別の事情については確認が必要になりますので事前に保健センターにお問い合わせください。

注意:ただし、以下の予防接種は年齢に制限があります。また、ロタウイルスワクチンは特別な事情がある場合でも、対象年齢を過ぎると定期予防接種として接種を受けることはできません。

・BCG:4歳未満

・小児用肺炎球菌:6歳未満

・ヒブワクチン:10歳未満

・四種混合:15歳未満

定期予防接種の種類

ロタウイルス

対象者と接種方法

ワクチンの種類により、接種回数・間隔が異なります。

経口弱毒生ヒトロタワクチン(ロタリックス)(1価)
  • 出生6週0日後から24週0日後まで(初回接種は14週6日後までに行う)
  • 27日以上の間隔をおいて2回投与
5価経口弱毒生ロタワクチン(ロタテック)(5価)
  • 出生6週0日後から32週0日後まで(初回接種は14週6日後までに行う)
  • 27日以上の間隔をおいて3回投与

B型肝炎

対象者

・生後2か月~1歳未満

母子感染予防対象者の場合は、健康保険による費用負担となるため、定期の予防接種の対象外となります。

接種方法

・27日以上の間隔で2回、更に1回目の接種から139日以上の間隔をおいて3回目を接種

例:生後2か月目に1回目、生後3か月目に2回目、生後7~8か月目に3回目を接種

五種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ、Hib)※令和6年度より定期接種に位置付けられます

対象者

  • 第1期:生後2か月から7歳6か月まで

接種方法

  • 第1期初回:生後2月から生後7月に至るまでに開始し、20日から56日の間隔をおいて3回接種
  • 第1期追加:初回接種終了後6月から18月までの間隔をおいて1回接種

<参考情報>5種混合ワクチンで予防をめざす感染症について

百日せき

百日せき菌によって発生する病気です。激しい咳をともない、1歳(特に生後6か月)以下の乳児は命に関わるため注意が必要です。
主に気道の分泌物によって感染し、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと
(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が命に関わる場合があります。

ジフテリア

ジフテリア菌によって発生する病気です。
主に気道の分泌物によって感染し、喉などで菌が毒素を出すことで、眼球や横隔膜などの麻痺、心不全などを来たし、
重篤になる場合や亡くなる場合があります。

破傷風

破傷風菌によって発生する病気です。主に傷口に菌が入り込んで感染し、さまざまな神経に作用します。
口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって
体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。

急性灰白髄炎 (ポリオ)

ポリオウイルスが口に入り、腸で増えることによって感染します。
感染した人の便の中のウイルスを介して感染が広がります。感染しても多くの場合、病気としての明らかな症状は現れないまま
免疫ができますが、ウイルスが腸から脊髄の一部に入り込むと、手足に麻痺が起こり、一生残ってしまうことがあります。

Hib 感染症

ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、
特に乳幼児で発生に注意が必要です。症状がないまま菌を持って生活している子どもも多くいます。
主に気道の分泌物により感染し、肺炎、敗血症などの重篤な病気を引き起こすことがあります。

ヒブ(Hib)※令和6年度からは、5種混合ワクチンによる接種が基本となります(ヒブワクチンで接種を開始している場合は、原則同一ワクチンを接種します。)。

対象者

  • 生後2か月~5歳未満

接種方法

  • 初回:1歳までの間に27日以上(標準的には)56日までの間隔をおいて3回接種。
  • 追加:初回接種終了後、7月以上(標準的には)13月までの間隔をおいて1回接種。

接種を開始する月齢により接種回数が異なります。初回接種が7か月以降になる場合には保健センターにお問い合わせください。

四種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)※令和6年度からは、5種混合ワクチンによる接種が基本となります(四種混合ワクチンで接種を開始している場合は、原則同一ワクチンを接種します。)。

対象者

  • 生後2か月~7歳6か月未満

接種方法

  • 1期初回:20日~56日の間隔で3回接種
  • 1期追加:1期の3回目接種後、1年~1年半の間に1回接種(1期完了)

二種混合(ジフテリア、破傷風)

対象者

  • 小学校6年生(11歳~13歳未満は接種可能)

接種方法

  • 1回接種

小児用肺炎球菌

従来はPCV13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)が使用されていましたが、令和6年度より、PCV15(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)が基本的に使用されることとなりました。

対象者

  • 生後2か月~5歳未満

接種方法

  • 初回:(標準的には)1歳までに27日以上の間隔をおいて3回接種
  • 追加:1歳以降、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回接種

接種を開始する月齢により接種回数が異なります。初回接種が7か月以降になる場合には保健センターにお問い合わせください。

 

BCG

対象者

  • 生後3か月~1歳未満(標準的な接種期間は5~8か月)

接種方法

  • 1回接種

麻しん風しん混合

対象者

  • 1期:1歳~2歳未満
  • 2期:小学校就学前1年間にある年長児

接種方法

  • 1回接種

風しんについて

風しん単独ワクチンは手に入りにくくなっています。 風しんの予防接種を希望する場合は、麻しん風しん混合ワクチンの接種をお勧めします。

風しんについて/厚生労働省外部リンク

風しんなど大人の予防接種は下記リンクをご覧ください。

水痘(水ぼうそう)

対象者

  • 1歳~3歳未満

接種方法

  • 1回目:1歳以降になるべく早期に接種
  • 2回目:初回接種終了後、6か月から1年に至るまでの間隔をおいて接種。

日本脳炎

対象者

  • 1期:生後6か月~7歳6か月未満(標準的な接種期間は3歳~5歳未満)
  • 2期:小学校4年生(9歳~13歳未満は接種可能)
  • (経過措置1)平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの場合、20歳になる前日まで公費負担で接種可能

接種方法

  • 1期初回:6日~28日の間隔で2回接種
  • 1期追加:1期初回接種終了後、約1年後に1回接種(1期完了)
  • 2期:1回接種

子宮頸がん予防(HPV)

対象者

  • 小学6年生~高校1年生相当の女子(標準的な接種年齢は中学1年)
  • (キャッチアップ接種対象者)平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子で過去に子宮頸がん予防ワクチンを3回接種していない方 (注意)令和7年3月31日まで公費で接種可能

ワクチンの種類

・サーバリックス(2価)

・ガーダシル(4価)

シルガード9(9価)

接種回数

ワクチンの種類や接種を開始する年齢によって、接種の回数や間隔によって異なります。

接種回数の表
  9価(シルガード9) 4価(ガーダシル) 2価(サーバリックス)
1回目接種が15歳未満の場合 2回 3回 3回
1回目の接種が15歳以上の場合 3回 3回 3回

 

接種方法
  • シルガード9(2回接種):1回目接種から6か月の間隔をおいて2回目を接種
  • ガーダシル、シルガード9(3回接種):2か月後に2回目、1回目から6か月後 に3回目を接種
  • サーバリックス:1回目接種から1か月の間隔をおいて2回目を接種。1回目から6か月の間隔をおいて3回目接種。

下記の厚生労働省が作成したリーフレットをお読みいただき、ワクチンの有効性及び安全性等を理解した上で、主治医と相談をして受けてください。

詳細な情報はこちら

予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、接種の後、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起こる副反応以外にも、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めてまれではあるものの、そのような事態が生じた場合に備え、救済制度が設けられています。

しかし、その健康被害の原因がワクチン接種ではなく、偶然、同時にかかった感染症などが原因である場合もあります。そこで、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象とするとの考え方に基づき、因果関係を判断する審査が行われます。その後、厚生労働大臣がワクチン接種による健康被害であると認定した場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

詳しくは、以下のリンク先をご確認ください。

お問い合わせ

(健康相談はこちら)

健康推進課
〒426-0078 静岡県藤枝市南駿河台1-14-1 藤枝市保健センター
電話:054-645-1111
ファックス:054-645-2122
メールでのお問い合わせはこちら


(お手続きはこちら)

感染症対策課
〒426-0078 静岡県藤枝市南駿河台1-14-1 藤枝市保健センター
電話:054-645-1112
ファックス:054-645-2122
メールでのお問い合わせはこちら​​​​​​​

更新日:2024年03月25日