令和4年度全国学力・学習状況調査結果

令和4年度全国学力・学習状況調査(令和4年4月19日実施)から見える藤枝市の子ども

小学校

国語

  • すべての領域において、好結果が出ています。日々の授業で日常的におこなっている「文章全体の構成や書き方などに着目して、文や文章を整える力」が付いています。
  • 子どもたちが主体的にかかわり合い、問題解決を目指す中で、「自分の考えをもち、表現する力」が付いています。
  • 「漢字を文章の中で正しく使うこと」「記述式の問題」に課題が見られます。

算数

  • すべての領域において、好結果が出ています。難しい問題にも自分の力で取り組もうとする前向きな姿勢も見られます。
  • 藤枝 型授業モデルを基盤に、主体的な学びと、対話的な協働の話し合い活動を大切にする中で、子どもたちに確かな力がつき、正答率が高まっていると考えられます。
  • 「日常の事象と算数を結びつけること」「図形の作図方法について、プログラミングの手順を考えながら回答すること」に課題が見られます。

理科 

  • すべての領域において、好結果が出ています。難しい問題にも取り組もうとする前向きな姿勢も見られます。
  • 実験内容を自分のこととしてとらえられている児童が多く、コロナ禍であっても、工夫を重ねて実験をおこなってきた成果と考えられます。
  • 実験や観察で習得した知識を次の学習や普段の生活など、その他の場面で生かすことに課題が見られます。

中学校

国語

  • 全体的に、平均正答率が高くなっており、基本的な読解力、表現力が身に付いていると考えられます。
  • 記述式問題の正答率が特に高く、普段の授業で取り組んでいる「書いたり話したりして自分の考えを表現すること」の成果が出ていると考えられます。
  • 「表現方法の種類」や「行書の特徴の理解」の正答率が高く、知識の定着において課題が見られます。

数学

  • すべての領 域で全国の平均正答率を上回りました。無答率も低く、普段の授業から大切にしている「自分の考えをもつ」ことの成果と考えられます。
  • 紙面上で考えるだけでなく、具体物を動かしてみたり、ICT機器を活用したりしながら、表・式・グラブを関連付けた取り組みができている成果がでていると考えられます。
  • 証明の根拠を示す問題や筋道を立てて考え、事柄が成り立つ理由を説明する問題に課題が見られます。

理科 

  • 日常生活との結びつきを意識し、自分の考えを持てるような授業実践を行うことで、初めて見る問題にも、自分の考えを持つことができていると考えられます。
  • 課題や学習問題について生徒が自分の目で体験する機会を設けていることが、知識獲得の一助となっていると考えられます。
  • 「複数の知識を用いて解答を導き出す問題」や「根拠を求められる問題」に課題が見られます。

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更新日:2022年11月04日