令和7年度全国学力・学習状況調査結果

令和7年度全国学力・学習状況調査から見える藤枝市の子ども

小学校

国語

  • すべての領域において、好結果が出ています。 特に昨年度と同様に 「話すこと・聞くこと」において正答率が高く、授業の中で多様な他者との関わりを通して、協働的な学びの充実を図っている成果であると考えます。
  • 効果的にICT を活用し、図表や写真 等 を用いて自分の考えをまとめることが、「書くこと」の力の育成につながっている と考えられます。
  • 「目的や意図に応じて、情報を整理する力」に課題が見られます。

算数

  • すべての領域において、好結果が出ています。昨年度と同様に、各学校での 授業実践の成果が表れていると考えられます。特に「図形」領域は、低学年から具体的な操作などの活動を取り入れ、系統的な指導を大切にしてきたことが結果に表れていると考えられます。
  • 「選択式」「短答式」「記述式」の3つの問題形式においてそれぞれ好結果が出ています。多角的な視点で課題や発問を工夫し、授業づくりをしている成果と考えられます。
  • 分数の意味や表現に着目し、計算の仕方を考える力に課題が見られます。

中学校

国語

  • すべ ての領域において 、平均正答率が高くなっており、基本的な読解力、表現力が身に付いていると考えられます。 藤枝市で目指している授業づくりが「主体的・ 対話的な深い学び」を支え、日々の授業で着実に子どもの学力を育んでいると考えられます。
  • 粘り強く問いに向き合う傾向が見られます。授業の中で必要感のある「問い」を大切にし、子どもが課題解決に向けて自ら取り組んでいる成果と考えられます。
  • 「記述式」の問題形式において、自らの考えの「理由」や「根拠」 を明確に示して回答することに課題が見られます 。

数学

  • すべての領域において好結果が出ています。 特に昨年度まで課題に挙げられていた 「 データ活用」領域の平均正答率が大幅にあがりました。 ICT 機器を活用し、資料を読みとる活動に重点を置いた指導の積み重ねの成果と考えられます。
  • 「記述式」の問題形式において、全国の平均正答率を大きく上回りました。授業で、他者と関わり合いながら、自分の考えを自由に表現しあう学びを通し、自分の考えを論理的に説明する力が養われてきていると考えられます。
  • 式の意味の読み取りや、運賃の求め方を説明する問題に課題が見られます。

お問い合わせ

教育政策課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所西館4階
電話:054-643-3045(総務係、学校事務指導係、施設営繕係)
054-643-3271(教育政策係、学校教育係)
ファックス:054-643-3610

メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2025年11月21日