藤枝市の健康の取り組みをタイ王国で講演
タイ王国で開催された「タイ王国再生のための地方創生会議~アセアン諸国の地方自治に関する国際フォーラム~」に藤枝市が特別招待され、3月4日に山梨副市長が講演を行いました。
この会議は、一日も早い民政復帰を目指すタイ王国が、国民の健康福祉などの基本部門を担う地方自治体制度の確立を目指すべく、新憲法の制定作業とともに、アセアン諸国の先進事例を学び、意見交換をするために開催したもので、タイ全土から地方行政関係者5,000人が集結しました。
海外からの参加は、日本、インドネシア、ベトナムなどアセアン5か国であり、日本から唯一招待された本市は、日本を代表する形で参加をしました。
会議は、特別講演を行った「ワールドカフェ・シンポジウム」の他にも、取組をポスターの掲示等でガイダンスを行う「ポスターセッション」、同国の新憲法・地方分権推進法の起草委員など政府関係者を含めた総勢70人による「ディナートーク」が行われ、山梨副市長、藁科仁美健康企画課主幹が、本市が行う先進的な健康施策をはじめ、市独自の基本政策である「4つのK」の施策から、我が国の自治制度まで幅広く意見交換を行いました。
会場参加者からは様々な場面で、特に本市に対し多くの質問が寄せられるなど、海外の関係者からも高い評価を受けていると感じられました。
現在軍事政権で一日も早い民政復帰を目指すタイ王国において、同国の新たな国の形作りに寄与できたことは、地方が行う国際貢献、地域外交のモデルとしても、先進的な取り組みとなりました。
更新日:2018年10月08日