「南海トラフ地震臨時情報」の提供について
気象庁は、中央防災会議での「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」の変更を踏まえ、南海トラフ沿いで発生した異常な現象の観測結果や分析結果を発表する情報の名称を「南海トラフ地震に関連する情報(臨時・定例)」に替わり、「南海トラフ地震臨時情報(調査中・巨大地震警戒・巨大地震注意・調査終了)」及び「南海トラフ地震関連解説情報」を発表することとなります。
情報名と発表条件
情報名 | 情報種別 | 情報の発表条件 |
南海トラフ地震臨時情報 | 調査中 | 観測された異常な現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合 |
巨大地震警戒 |
巨大地震の発生に警戒が必要な場合 ・ 南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界においてM8.0以上の地震が発生したと評価した場合(半割れケース) |
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巨大地震注意 |
巨大地震の発生に注意が必要な場合 ・南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界においてM7.0以上M8.0未満の地震(一部割れケース)や通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合(ゆっくりすべりケース)等 |
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調査終了 | 「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合 | |
南海トラフ地震関連解説情報 |
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参考(令和元年5月31日 気象庁報道発表資料)

(「『南海トラフ地震臨時情報』等の提供開始について」より抜粋)
更新日:2023年11月24日