取組紹介

人財育成センターの新たな取り組み

藤枝市の若手職員と静岡県立大学生が政策意見を交換し、大いに盛り上がる!

大意見交換会を行いました!

静岡県立大学が地域貢献などを目的として設置している「政策研究センター」の令和7年度の活動第一弾に、都市の振興実績と施策発信力で同学内の評価が高い藤枝市から若手職員が参加し、同大の様々な教員ゼミの学生たちと、今後の社会福祉政策に向けた意見交換会を行いました。経営情報学部の6つのゼミ生と合同で行う取り組みは初めてです。

厳しい時代における今後の社会政策、福祉政策など、人々のくらしに直結した課題について、市と大学、双方の若者たちが自由に意見を交わして議論し、学生たちが考えや提案などをまとめて発表。学生たちは現職の市役所職員とひざを交えての意見交換を存分に楽しみ、多くの刺激と情報を得て、こうした機会の意義を強く感じたようです。

学生からの意見や提案の内容は、市政と大学双方の重要な参考材料として、お互いに有効活用していきます。

意見交換会の概要

  1. 実施日・会場
    意見交換会アンケート 令和7年6月26日(木曜日) 静岡県立大学内にて
  2. 参加者
    【職員】藤枝市選抜の若手職員(健康福祉部、健やか推進局、こども未来応援局):5人+人事課、人財育成センター職員:2人
    【学生】静岡県立大学経営情報学部の6つのゼミ生:計24人+教員:5人
  3. テーマ
    地域における健康・福祉政策(こども政策を含む)の姿と今後のあり方
  4. 進め方
    5つのグループに分かれ、以下の論点で順次、意見交換をしました。
    ⇒各グループから討議概要と提案などを発表し、アンケート(右図)にも記入。
  5. 意見交換会の様子(PDFファイル:685.7KB)
意見交換の進行と学生からの主な意見、思い

1. 少子高齢化の影響を実感することは?

  • ひとり暮らしの高齢者が増え、地域の行事や祭りでも高齢者が増えた
  • 空き家も増えてきている
  • 学校も幼稚園・保育園も子どもたちが少ない
  • 自治会役員の高齢化が進んでいる
2. 社会政策・福祉政策など、これからの世代は何をすべきか?
  • 医療・介護の人財育成、働きたいと願う高齢者の就労支援と活躍推進
  • 老・若の人々の交流の場を増やし、認知症になっても暮らしやすいまちづくりを
  • 保育士が働きやすい環境づくりを
  • 官、民、地域等、様々な分野からの情報発信の強化
3. 今、これから「自分に」できることは何だろう?
  • 地域社会とのつながる機会を自ら増やしたい
  • 高齢者との関わりや交流の場への参加を増やしたい
  • 若者の声をもっと発信しよう!
  • 政治への興味・関心を高め、投票に行こう!

やってみて、どうだった?

市町の公務員の仕事への学生と教員の関心は非常に高く、学生たちからは政策論以外にも、公務員の日常、仕事の面白さと厳しさ、採用試験、人事異動などについて、興味津々の質問が続きました。

本市の若手職員も熱く丁寧に学生たちと語り合い、「自分たちも大いに学び、市政への思いを新たにした」との感想も述べていました。会場は終始活気にあふれ、大いに盛り上がりました。

大学側から是非、今後もこうした機会を持ってほしいと要望されていることを受け、市としては今後もテーマ(分野)を変えながら実施するよう検討します。

お問い合わせ

人財育成センター
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館3階
電話:054-643-3704
ファックス:054-643-3604

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更新日:2025年07月14日