みんなで知ろう!女性の健康、男性の健康
女性の健康には、女性ホルモンの分泌量が大きく影響します。
年齢や、月経、妊娠、出産などのライフイベントで女性ホルモンの分泌量が変化すると、からだだけでなく心も影響を受けて、女性特有の病気になったり、普段の暮らしや仕事に困りごとを抱えたり、周囲との関係に支障が出ることもあります。
家族や友人が健康に課題を抱えていたら、互いに支えあいたいと思うもの。
また、職場で働く女性が増加し、その活躍が一層期待される今、企業にとって女性従業員の健康支援は重要な課題となりつつあります。
女性ホルモンの影響による女性の心やからだの変化について、女性だけでなく男性も理解を深めて、家庭でも職場でも、だれもが生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごせる環境づくりをすすめましょう。
藤枝市ホームページ「がん検診のご案内」「がん患者支援」「妊娠・出産」等
厚生労働省ホームページ「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」(外部リンク)
厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト」(外部リンク)
プレコンセプションケアについて
「プレコンセプションケア」とは、若い世代が将来のライフプランを考えて日々の生活や健康と向き合うことです。
思春期以降に将来の妊娠やライフプランを考えるとき、自身やパートナー、家族が健康であることはとても大切な要素です。家族みんなの健康と幸せにつながる健康的な生活について考えてみましょう。
更年期障害やライフステージごとの健康管理について
女性特有と思われがちな更年期の症状については、男性にもみられます。女性でも男性でも、更年期と思われる症状がでたら、我慢や無理をしないで、症状に応じて周囲の方や専門医に相談しましょう。
また、男性特有の病気もあります。
性別にかかわらず、だれもが健康についての正しい知識を身につけましょう。
公益社団法人 日本産科婦人科学会 「HUMAN+」(外部リンク)
厚生労働省ホームページ「働く人のメンタルヘルスポータルサイト こころの耳」
健康を支える基本は生活習慣です。
生活習慣改善のためのポイントを紹介します!!
■無理なく適度な運動を続けましょう。
普段から体を動かすことで、生活習慣病の予防やストレス解消などに効果があります。自分にあった運動を継続的に取り組みましょう。
■バランスのよい食事に心がけましょう。
1日3食、「主食」「主菜」「副菜」をバランスよく食べましょう。
■適正体重をキープしましょう。
「やせ」は無月経や月経不順だけでなく、流産・早産・低出生体重児のリスクも高めます。
「肥満」は生活習慣病の原因になるばかりではなく、ホルモンの分泌リズムを狂わせ、月経不順や不妊の誘因になることもあります。
■休養・睡眠をしっかりとりましょう。
女性ホルモンの変化は、睡眠にも影響を及ぼします。自分に合ったリラックス法で睡眠の質を上げましょう。
■たばこはNG、お酒はひかえめを心がけましょう。
喫煙は妊娠・出産などに大きな悪影響を及ぼします。また、女性は男性より少ない量と期間でアルコールの害を受けやすいため過度な飲酒は避けましょう。飲酒による影響は、年齢・体質・性別により個人差が大きいため、健康に配慮した飲酒を心掛けましょう。
更新日:2024年10月02日