働きやすい職場環境づくり応援フェアを開催しました!
企業が安定的に事業継承するためには、人材の確保と成長が必要です。しかし、少子高齢化等による人手不足から、採用や従業員の離職等で悩みを抱えている経営者や人事担当者が多いのではないでしょうか。
藤枝市では、11月11日(火曜日)に藤枝市産学官連携推進センター(BiVi藤枝1階)で、働きやすい職場環境づくり応援フェアを開催しました。当日は120名の方にご参加いただき、誰もが働きやすい職場環境づくりの重要性を伝えました。
概要
基調講演
「ウェルビーイング経営は「意図的」な仕組みが必要である」
静岡産業大学 経営学部 教授 岩本武範 氏
講演では、ウェルビーイングは単なる福利厚生ではなく、生産性や創造性を高める重要な経営戦略であることが示されました。
またウェルビーイングの土台となる「ASOBI(心の余裕)」の重要性が紹介され、その余裕を生み出す行動プロセスとして、独自理論の FEATサイクル(Fail=失敗からの学び、Analyze=背景の理解、Excite=前向きな再解釈、Try=意図的な行動)が示されました。ウェルビーイング経営への第一歩は、従業員がFEATサイクルを数多く実現できる環境を整えることであると強調されました。
パネルディスカッション
「社員の健康」という最強の経営資源をどう活用するか
株式会社アトランス 代表取締役 渡邉次彦氏
しずおか焼津信用金庫 人事部長 法月律氏
従業員の健康管理を経営の視点から進めるきっかけとして、運送業界の心臓疾患・脳疾患による事故や、金融業界における生活習慣病の予備軍の多さなど、業界特有の健康課題がありました。こうした背景から、重要な経営資源である「社員」の健康への投資を着実に進める「健康経営」の必要性が明確になりました。
健康づくり担当者のリーダーシップに加え、管理職や従業員自身が体系的に学ぶことで社内の健康意識は向上し、健康な社員の増加や定着率の向上につながっています。これにより、企業の社会的評価や若年層の採用にも好影響を与え、社員満足度や生産性の向上を通じて、企業全体の経営状況の改善が期待されます。
「女性が働きやすい」は企業の成長戦略 明日から真似できる組織改革
株式会社ABC Cooking Studio 代表取締役社長兼CEO 志村なるみ 氏
株式会社ツチヤコーポレーション 代表取締役社長 土屋維子 氏
主な取組として、多様な視点を経営に反映するため、社内会議では管理職だけでなく若手を含む全社員が参加しやすい仕組みが紹介されました。
育児休業については、人材の長期的な確保につながることから取得を積極的に支援するとともに、退職した社員の復帰も歓迎しています。不在期間中の職位やスキルを丁寧に評価し、適切なポジションへの円滑な復帰を後押しする体制を整えています。
さらに、トップダウンの意思決定と人事評価制度を連動させ、育成や働き方改革の取組を昇進や報酬に反映する仕組みを整えています。制度設計と現場の声の両立により、誰もが働きやすく成果を上げやすい職場の実現が期待されます。公平な評価、オープンな対話、柔軟な復帰支援を軸に、今後も持続的な成長と社員満足度の向上を同時に追求していく姿勢が示されました。
ブース出展
労働環境改善ブース
支援制度紹介コーナー
ブース会場では、労働環境改善ブースや生産性向上ブース、支援制度紹介コーナーなどを設置しました。
各ブースでは、オフィス環境の改善事例や各種奨励金・助成制度、介護離職防止に向けた支援策などを具体的に紹介しました。また個別相談にも応じ、企業が抱える課題に応じた情報提供を行いました。
参加者からの声
- どの業種でも実践できる内容が多く、大変参考になった。
- FEATサイクル(Fail=失敗からの学び、Analyze=背景の理解、Excite=前向きな再解釈、Try=意図的な行動)を実践し、心の余裕(ASOBI)をつくっていきたいと思った。
- 健康経営によって、「自分のことを大切にしてくれる会社だ」と感じてもらう、という言葉が印象に残った。
- 女性経営者ご自身の具体的な取組事例を共有いただき、大変参考になった。
- 女性の働き方について、多くのヒントが得られた。
- 市の取組をもっとわかるようにアピールしてほしい。
- 藤枝市が中心となり、地元企業と行政の連携による取組は、ウェルビーイング経営に繋がる大変有効な施策であると感じた。
チラシ
お問い合わせ
男女共同参画・多文化共生課
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更新日:2025年11月28日