オーガニックビレッジに向けた取組

学校給食等への有機農産物の提供をスタートします

令和3年5月、国は「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに国内における有機農業の取組面積を全農地の25%(100万ha)に拡大する目標を掲げました。
そのため、本市では国の施策と歩調を合わせ、令和5年2月、県内初となる「オーガニックビレッジ宣言」を行い、同年3月には、有機農業の生産から消費まで一貫したサイクルの確立に向けた「藤枝市オーガニックシティ推進協議会」が設立され、現在、地域ぐるみで「藤枝市有機農業実施計画(R5~9)」に基づく取組を実施しています。
その取組の一環として、令和5年11月6日(月曜日)から市内一斉に、全市立小中学校に有機茶と有機米を提供します。また、市立保育園には有機抹茶を使用した加工品(おやつ)等を提供します。

令和5年度 学校給食等への有機農産物の提供について(PDFファイル:485.3KB)

有機農業PRチラシ(PDFファイル:254.8KB)

有機農業の特性(PDFファイル:320.9KB)

オーガニックビレッジ宣言を行いました

本市は、県内屈指の有機農業の先進市である強みを活かし、令和4年度より国の「みどりの食料システム戦略」のうち「有機農業産地づくり推進事業」に取り組むとともに「藤枝市有機農業実施計画」を策定することで、令和5年2月14日に「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。

今後は「藤枝市有機農業実施計画」に基づく取り組みを実践するとともに、既存技術の横展開や革新的なイノベーションを起こすことで、環境に配慮した持続可能な有機農業を地域ぐるみで推進し「みどりの食料システム戦略」や「藤枝ローカルSDGs」の実現に向け取り組んでいきます。

オーガニックビレッジ宣言(PDFファイル:262.7KB)

藤枝市有機農業実施計画(PDFファイル:956.8KB)

農林水産省「みどりの食料システム戦略」ホームページ(外部サイト)

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/

「みどりの食料システム戦略」とは

農林水産省は環境負荷の小さい農業の実現などに向け、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、本戦略を推進するための新法が令和4年4月22日に国会で可決されました(令和4年7月1日新法施行)。これにより、2050年までに国内における有機農業の取り組み面積を全農地の25%(100万ha)に拡大する目標を掲げました。

「オーガニックビレッジ」とは

「オーガニックビレッジ」とは、これまでの有機農業者個々の取組の推進に加え、より強固な生産、加工、流通、消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のことを言います。

「オーガニックビレッジ」の目的

  • 国の「みどりの食料システム戦略」に掲げる、2050年までに目指す姿の一つである「農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現」に向け、環境に配慮した有機農業の推進により、CO2排出量の削減に寄与します。
  • 県内屈指の有機農業の先進市である強みを活かし、今後、さらなる有機農業の推進を図ることで、生産基盤の拡大・確立に繋げます。
  • 「藤枝市有機農業実施計画」に位置付けた事業を、国の財政支援を受けながら取り組むことにより、有機農業のさらなる推進による環境負荷の低減に寄与すると共に、児童や生徒などに対する食育の推進が図られ、藤枝ローカルSDGsの実現に寄与します。
  • 生産から消費に関わる多様な主体からなる協議会の設立により、本市の有機農産物が消費者から選ばれる食材となるよう、生産、加工・流通、消費まで一貫した推進体制を構築します。

取組方針(R5~9年度)

  • 市内全小中学校の給食時に有機茶を提供
  • 市内全小中学校の給食に有機米を提供
  • 幼児保育施設へ有機粉末茶を食材とした加工品を提供
  • 有機農産物の海外輸出への支援
  • 有機圃場の団地化
  • 有機稲作研究会の発足
  • 有機農業の推進に資する機械の導入支援
  • 有機堆肥の開発 等

注意:市内小中学校及び幼児保育施設への有機食材の提供数量は各年度により異なります

 

お問い合わせ

農業振興課
〒426-0026 静岡県藤枝市岡出山2-15-25 藤枝市役所南館1階
電話:054-643-3266
ファックス:054-631-9081

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更新日:2023年10月26日