新公共経営若手プロジェクトチーム(若手PT)による政策提言
若手職員の柔軟な発想や視点によるまちづくりを進めています
本市では、若い世代の職員の柔軟な発想や視点、意欲を活かしたまちづくりを進めていくため、各部局から積極的に手をあげた若手職員による、部局横断の政策研究チーム「新公共経営プロジェクトチーム(若手PT)」を毎年度組織し、メンバー自らが設定したテーマについて、調査・研究を行っています。
研究内容は政策提言としてまとめ、市長へ提出し、可能な限り施策へ反映していくことで、「選ばれるまち」づくりを進めていきます。
令和4年度新公共経営プロジェクトチーム(若手PT)が市長へ政策提言書を提出

令和4年度新公共経営プロジェクトチーム(若手PT)は、令和5年1月11日、市長へ政策提言書を提出しました。本年度は、各部局から集まった11名の若手職員が、「若者が自分らしく活躍できるまち~将来にわたり活力あふれる藤枝~」をテーマに掲げ研究し、提案をまとめました。
提案事業は内容を精査のうえ、可能な限り次年度予算に反映し速やかに実行していきます。
提言の概要
テーマ
若者が自分らしく活躍できるまち~将来にわたり活力あふれる藤枝~
提言の背景・目的
藤枝市内の生産年齢人口は、平成30年から令和4年までの5年間で3,162人減少し、年少人口・老齢人口と比較すると最も大きい減少幅となっており、人口減少とともに少子高齢化が進んでいます。
また、転出の契機について調査したところ、就職や進学が約半数を占めているが、子育てや結婚も次いで高くなっており、比較的若年層が経験するライフイベントを契機に転出をしています。
この現状を踏まえて、将来にわたり活力あふれるまちとするためには、未来を担う若者に選ばれ続けるための環境づくりが重要であると考え、若者の暮らしに不可欠な要素を「教育」「仕事」「子育て」「情報」として、それぞれについて現状と課題の分析を行い、「若者が自分らしく活躍できるまち」を目指すべき姿として以下のとおり解決の方向性を位置付けました。
解決の方向性
教育「生涯を通して意欲的に学ぶことができるまち」
ライフステージに応じた“学びの環境モデルふじえだ”づくり
仕事「いきいきと働き、自己実現できるまち」
一人一人の理想の働き方を実現できるまちづくり
子育て「働きながらも安心して子育てできるまち」
“孤育て”から、“みんなで子育て”に向けた環境整備
情報「若者が情報を活用し、自分らしく活躍できるまち」
若者に響き、広がり、行き届く情報システムの構築
具体的な取組提案
ライフステージに応じた“学びの環境モデルふじえだ”づくり
- 未来を生き抜く人財育成カリキュラム
- 企業の職場見学・学習の仕組みの構築
一人一人の理想の働き方を実現できるまちづくり
- 藤枝市民大学と連携した就職支援「資格取得コースの充実」「資格取得者を就職まで伴走支援」
- 職場環境日本一!藤枝型「働く人にやさしい企業」認定制度
- ミールキットで心と身体の健康支援
- LINEを活用した助成や検診などのお知らせサービス
“孤育て”から、“みんなで子育て”に向けた環境整備
- “託児付きコワーキング&リフレッシュスペース”を設置したハイブリット型子育て支援施設
- 三世代にこにこ同居・近居住宅取得促進助成制度
若者に響き、広がり、行き届く情報発信
専門的人財・ツールを活用した戦略的広報
- 人財の任用
- プレスリリース配信代行サービスの活用
- 全国初!Vtuber専門職員を活用した魅力発信


提言書
令和4年度新公共経営PT提言書 (PDFファイル: 5.2MB)
過去の提言書
令和3年度新公共経営PT提言書 (PDFファイル: 4.6MB)
令和2年度新公共経営PT提言書 (PDFファイル: 3.7MB)
令和元年度新公共経営PT提言書 (PDFファイル: 3.2MB)
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更新日:2023年01月19日