藤枝の教育ニュース「教育推進だより2021」

発行元:藤枝市教育委員会教育政策課

【教育推進だより2021 No.26】Pepperプログラミングコンテストで市内小中4チームが受賞!

受賞者、本市教育長、静岡産業大学 佐野教授の集合写真

3月13日(日 )に 、 ソフトバンクロボティクス株式会社主催のプログラミングコンテスト「 STREAMチャレンジ 2 022 全国大会」 (テーマ: Pepper 超SDGsラボ
私たちで持続可能な未来を創ろうが開催され ました。

全国大会に進出した8チームのうち、 3チーム (青島北小、岡部小、葉梨中) が本市小中学生により結成されたチームで、いずれのチームも受賞を果たしました。また、惜しくも全国大会進出を逃した青島小学校も、将来性を期待されるチームに送られる「ネクストチャレンジ賞」を受賞しました。

大会の結果

静岡産業大学 佐野教授と中村教育長が応援にいらっしゃいました。

静岡産業大学 佐野教授と中村教育長

左から静岡産業大学 佐野教授、中村教育長

青島北小の受賞者

青島北小学校のみなさん

【教育推進だより2021 No.25】藤枝市と深谷市の「岡部小学校」が交流!

深谷市の小学校と交流する様子

3月11日(金曜日)に 藤枝市立「岡部小学校」と深谷市立「岡部小学校」の両校がオンラインで交流しました。

本年度の夏 、藤枝市がお茶を送ったことがきっかけで、深谷市の「岡部小学校」から藤枝市の「岡部小学校」との交流依頼がありました。 オンラインを活用して、両市の「岡部小学校」が、リアルタイムに繋がることができました。

第1回目となる今回は、 自分の地域や学校の紹介をしたり、クイズや質問をしたりしてお互いの学校について 理解を深めました。深谷市との交流をとおして、他県の小学校の文化や地域の偉人を学ぶことができたり、サッカーやお茶など藤枝市の文化の良さを再認識できたりする機会となりました。子どもたちが藤枝の良さを見つけ、今後どのように良さを伝えていこうか主体的に考え行動するきっかけとなりました。

深谷市の小学校と交流する様子2
深谷市の小学校と交流する様子3
深谷市を地図帳で調べる様子

【教育推進だより2021 No.24】葉梨西北小の 4 年生がホタルの幼虫を放流

蛍の幼虫 放流の様子

3月9日(水曜日)、葉梨西北 4 年生が
校内で育ててきたホタルの幼虫を葉
梨川に放流しました。
葉梨西北小学校では、毎年4 年生が総合的な学習「西 北の豊かな自然について考えよう」の一環でホタル飼育に挑戦し 、講師である白ふじの里・ホタル保存会の皆さんから定期的にご指導をいただいてきました。

地域の方と蛍の幼虫を確認する様子

4年生は、昨年5 月に 5 年生から飼育方
法を引き継ぎ、毎日欠かさず水槽内の水の流れや餌となるカワニナの様子を確認し、週 1度の水替えは、全員で協力して手際よく進められるようになりました。
この日、手塩にかけて育ててきたホタルの
幼虫を、学校沿いの葉梨川に放流しました。

子どもたちからはホタルの飼育や放流を楽しむ声が聞かれました。

子供たちの感想

ホタル保存会・海野さんは「 1 年がかりで卵から幼虫まで大きくなっ
た。この経験を下級生に引継ぎ、 大人になってもホタルを見たときに思い出してくれると嬉しい 。」と学習を振り返りました。
放流したホタルは5月頃より、葉梨川で飛び交う様子が見られるようになるとのことです。

【教育推進だより2021 No.23】高洲南小6年が郷土の誇り 石上清兵衛から勇気を学びました!

石上清兵衛 紙芝居

3月9日(水曜日)に高洲南小学校の6年生が道徳の授業で、高洲地区の偉人石上清兵衛から「勇気」について学習しました。

石上清兵衛の功績

授業の最後には子どもたちから感想が寄せられました。

感想を喋る子ども
「たった4%の減免の代わりに自分の首を差し出すなんて自分だったらできないと思いました。地域の人々のために行動したことを忘れないようにしたいし、人にも伝えていきたいと思いました。」
「減免が4%が100%になったとしても、自分なら無理です。人のためにならという信念がすごいなと思いました。」
「自分の命をかけてまで地区を豊かにしてほしいと、逃げないで行動したのは尊敬します。」

顕彰会の会長 谷澤さんからもコメントをいただきました。

顕彰会の会長 谷澤さん
「石上清兵衛からは人を想う心や決断力が感じられましたね。みなさんはどんなふうに思ったでしょうか。
今回の話を聞いて、自分が25才になったときに自分に何ができるか考えてみるといいですね。」

【教育推進だより2021 No.22】勝利を導く縁起物「朝比奈ちまき」で岡部中の受験生を応援!

朝比奈ちまき保存会の方々

1月26日(水曜日)に朝比奈ちまき保存会の皆さんが岡部中の受験生を応援しようと岡部中学校を訪問しました。

朝比奈ちまき_R3

3年生には、勝利を導く縁起物として徳川家康にも献上された「朝比奈ちまき」が贈呈されました。「朝比奈ちまき」は日持ちが良く、戦国時代の携帯食とし重宝されました。戦でちまきを食べると体力気力が充実し、常に戦勝に導いたといわれ、合戦の縁起物とされました。生徒たちは紙芝居でその歴史を学びました。

紙芝居を聞く岡部中学3年生たち、朝比奈ちまき物語
朝比奈ちまきの贈呈

朝比奈ちまきを受け取った生徒からは「地域の方が応援してくださっていることを感じたので嬉しかった。」、「このちまきを食べてしっかりと受験に合格したい」と2月から始まる高校入試に向けて決意を新たにしている様子でした。

【教育推進だより2021 No.21】岡部中の2年生が介護老人福祉施設で歌声を届けました!

亀寿の里写真

12月22日(水曜日)に岡部中学校の2年生全員が介護老人福祉施設「亀寿の郷」の利用者や職員の方に歌声を披露しました。

5月頃に「亀寿の郷」の職員から「ぜひ、コロナ禍で家族に会えず辛い思いをしている利用者の皆さんに中学生の歌声を聞かせてほしい」という内容の手紙をいただき、感染症に配慮した上で実施することになりました。

亀寿の里写真2

この活動は、コミュニティ・スクールの一環として行われました。岡部中学校区では昨年度から小中一貫教育がスタートしましたが、コロナ禍で地域の方と接する機会が少ない状況でした。この活動をきっかけに、地域の方と積極的に交流してほしいと思います。

亀寿の里写真3

【教育推進だより2021 No.20】静岡大学教育学部と藤枝市教育委員会が協定を締結しました!

協定締結式画像

12月24日、市教育委員会と静岡大学教育学部との間で「教育に関する協定」を締結しました。

この協定は、包括的な連携の下、教員の資質・能力の向上、教科教育の充実などを図ることで、学校教育の発展を目的とするものです。

協定締結式画像

静岡大学教育学部附属島田中学校を中核として、市内小・中学校の教員研修への大学教授などの講師派遣要請や、市が行う事業に対する大学生ボランティアの募集などがスムーズに行えるようになります。

静岡大学教育学部の熊倉学部長と本市中村教育長のコメントです。

熊倉学部長と本市中村教育長のコメント

【教育推進だより2021 No.19】岡部中学校区の3校で学校保健委員会を開催しました!

学校保健委員会画像

12月6日(月曜日)に岡部小、朝比奈第一小、岡部中の3校と、日本体育大学 野井教授をZoomで繋ぎ、3校合同で学校保健委員会を実施しました。

前半は各校で睡眠の実態を発表した後に、野井教授より睡眠とやる気に関する講演を伺いました。

野井先生コメント

後半は、児童生徒と野井先生による質疑応答が行われました。

質疑応答画像
質疑応答画像2
質疑応答画像

【教育推進だより2021 No.18】葉梨中で職業観育成事業を実施しました!

担当者に説明する中学生

12月3日(金曜日)に葉梨中1年生が「野菜摂取量を増やす」などの3つのテーマに沿って授業で考えた「オリジナルマヨの新商品」をキユーピー株式会社の担当者に提案しました。

本事業は、2部構成で実施されました。

第1部第2部説明文章画像

第2部では、様々な「オリジナルマヨの新商品」が発表されました。

発表画像
発表画像

 

職業観育成事業とは、子どもたちが多様な大人と出会い、多様な職業観を身につけられるようなキャリア教育の実践として、静岡大学によるICTを活用した「子どもと専門家」をつなぐ遠隔授業を市内小中学校で実施しています。今年度は藤枝小、青島中など6つの小中学校で実施予定です。

【教育推進だより2021 No.17】青島中で職業観育成事業を実施しました!

青中職業観_発表の様子

11月25日(木曜日)に、青島中の2年生が食品ロスを減らせるカレーのレシピを考え、ハウス食品株式会社の担当者に提案しました。

青島中ではSDGsについての授業で、食品ロスについて学び、2か月をかけて食品ロスの削減になるカレーのレシピをクラスごとに検討してきました。当日は、8クラスの代表16チームがスライドや手作りのポップをカメラで映しながら、考案したレシピをSDGsの17の目標と関連付けながら提案しました。

青中職業観_提案の様子
青中職業観_提案の様子

職業観育成事業とは、子どもたちが多様な大人と出会い、多様な職業観を身につけられるようなキャリア教育の実践として、静岡大学によるICTを活用した「子どもと専門家」をつなぐ遠隔授業を市内小中学校で実施しています。今年度は藤枝小、青島中など6つの小中学校で実施予定です。

【教育推進だより2021 No.16】藤枝小で職業観育成事業を実施しました!

授業の様子

11月18日(木曜日)に高洲小学校と静岡県青年林業家の片平有信さんをZoomでつなぎ、藤枝小5年生が専門家に仕事のやりがいや苦労についてインタビューしました。

5年生は、社会科の単元の1つである「国土の自然とともに生きる」のうち「森林」について学習しています。人々の生活にとって重要な役割を果たしている森林資源を守るためのさまざまな取り組みや、自分たちにできる心がけについて学習を深めることを目的として開催されました。

質問1 R3 職業観育成事業(藤枝小)
質問2 R3 職業観育成事業_藤枝小

職業観育成事業とは、子どもたちが多様な大人と出会い、多様な職業観を身につけられるようなキャリア教育の実践として、静岡大学によるICTを活用した「子どもと専門家」をつなぐ遠隔授業を市内小中学校で実施しています。今年度は藤枝小、青島中など6つの小中学校で実施予定です。

【教育推進だより2021 No.15】高洲中学校区であいさつサミットを開催しました!

高洲あいさつ1

11月17日(水曜日)に高洲中学校にて、高洲中学校区学校運営協議会主催で「高洲地区あいさつ子どもサミット」が開催されました。

昨年度にスタートした高洲中学校区学校運営協議会では、「明るく気持ちの良いあいさつをしよう」を行動目標として様々な活動を行ってきました。さらに小中一貫教育を推進する観点から、「高洲あいさつ子どもサミット」を開催し、小中学生の代表の子どもたちが一堂に会して地域の方と一緒にあいさつについて話し合いました。

高洲南小学校

自主的に教室にあいさつをしに行く人がいたり、あいさつボランティアをする人数が増えたりしています。

しかし、いつも同じ人しかあいさつしないので、あいさつすることの意味をみんなで考える時間を取りたいと思います。

高洲小学校

自分たちが求めている最終の目標は「笑顔あふれる高洲小学校」です。自分で考えてあいさつできるようにしたいし、相手の立場を考えてどういうあいさつをしたらいいのか考えられるようにしたいです。

高洲中学校

高洲中では、生活専門委員会が中心となってあいさつに関する活動を行っています。しかし、部活の活動時間はよくあいさつできるのに、それ以外の学校生活ではあいさつをあまりしない等の場面による差がある生徒もいます。

そこで、生活専門委員会だけではなく、他の委員会も巻き込んだ「全員が参加できる活動」を行っていきたいと考えています。

高洲あいさつ2

高洲南小児童会

高洲あいさつ3

高洲小児童会

高洲あいさつ4

高洲中児童会

高洲あいさつ6

また、高洲中の生徒会長より共同宣言を発表しました。

高洲あいさつ7
高洲あいさつ5

最後に、学校運営協議会の矢澤会長より講評をいただきました。

「皆さん正直なことを言ってくれて、大変すばらしいと感じると同時に、力強くて嬉しく思いました。

子どもたちの力がもととなって、みんなで1つの良い地域を作っていきましょう。これからも『あいさつ』が高洲地区の自慢にできるといいと思います。」

【教育推進だより2021 No.14】青島北中の特別支援学級の生徒が1つ1つ思いを込めて作製したクラフトバンド籠などを青島北地区交流センターへ贈呈しました!

会場の様子

11月17日(水曜日)に青島北中学校の特別支援学級の生徒が学校で作製したコースターや籠などを青島北地区交流センターに贈呈しました。

作品はクラフトバンドで作られており、様々な色を組み合わせることでカラフルな作品となっています。

作品

例年、授業で作製したクラフトバンド籠などを市民病院フェスタや交流センターまつりで販売していますが、感染症拡大防止のため、各イベントが中止となってしまいました。そのため、本年度は普段お世話になっている施設への恩返しとして、作製した籠やコースター等の作品を青島北地区交流センターにて展示・来場者プレゼントをする機会を設けることとしました。

来場者とのかかわり
来場者とのかかわり2

また、作製した手指消毒用ボトルカバーを青島北地区交流センターや病院へ贈呈しました。

作品2
作品贈呈

【教育推進だより2021 No.13】瀬戸谷中学校グラウンドの全面芝生化を地域にお披露目

太鼓演奏の様子

今夏より整備を進めてきた瀬戸谷中学校のグラウンド全面芝生化について、11月13日(土曜日)に実施された瀬戸谷中学校の「総合的な学習」発表会に合わせて地域住民にお披露目しました。

当日は天候にも恵まれ、グラウンドにて生徒たちによる息の合った藤枝太鼓の演奏やソーラン節の演舞が披露されました。生徒たちの迫力ある声や太鼓の音が瀬戸谷の山々に響き渡りました。

 

瀬戸谷中学校グラウンド芝生化のこれまで

子どもたちの体力向上や学習活動の一助、夏季の熱中症対策やけがの防止、地球温暖化対策を目的に事業がスタート。JFA(日本サッカー協会)から約3万株の芝生(ポット苗)の無償提供を受け、整備を進めてきました。学校のグラウンド芝生化は市内で初の取組です。

ソーラン披露の様子
苗植えの様子
芝生苗植え前

芝生苗植え前

芝生苗植え36日目

芝生苗植え36日目

芝生苗植え60日目

芝生苗植え60日目

【教育推進だより2021 No.12】高洲中で職業観育成事業を実施しました

企業の方へ説明

10月13日(水曜日)に高洲中学校で職業観育成事業が行われました。

今回はスポーツ用品およびこれらに関するものの製造と販売を行っている株式会社デサントをお招きし、高洲中学の2年生が新しい体操服を考えて企画担当の方にプレゼンテーションしました。

プレゼンテーション

9月に事前学習として、スポーツウェアのデザインや機能性について学んだり、分析シートを使って今の体操服を分析したり、新しい体操服をデザインしたりするなど、スポーツウェアの新商品ができるまでについて学習しました。

発表ではそれぞれのクラスで考えた体操服をデサントの商品企画担当である弘中さんにプレゼンし、弘中さんから講評をいただきました

最後に弘中さんからこの仕事のやりがいを教えてもらいました。

「デサントでは、野球の大谷翔平選手がストレスに感じてきた“球を投げる際の肩の引っ掛かり”を解消するため「Dスリットカット」の入った野球用アンダーシャツを開発しました。このようにスポーツ選手を陰ながら支えることができるところに仕事のやりがいを感じています。今日みなさんにいただいたアイディアを参考に今後もストレスの少ない服を作っていきたいと思います。」

 

 

職業観育成事業とは、子どもたちが多様な大人と出会い、多様な職業観を身につけられるようなキャリア教育の実践として、静岡大学によるICTを活用した「子どもと専門家」をつなぐ遠隔授業を市内小中学校で実施しています。今年度は藤枝小、青島中など6つの小中で実施予定です。

【教育推進だより2021 No.11】藤枝中の生徒が医療従事者へメッセージカードを届けました!

藤中メッセージ授与

10月27日(水曜日)に静岡県中部保健所で、藤枝中学校の代表生徒が感謝のメッセージカードを届けました。新型コロナウイルス感染症の拡大により校内の活動が制限される中で、生徒会・福祉専門委員会が自分たちにできることを考えて始まった取り組みです。

実際のメッセージ

昨年度は、医療従事者へメッセージと寄付金を市立病院へ届けました。今回は、静岡県中部保健所の医療従事者へメッセージカードを福祉専門委員会20名とボランティアの生徒で作成しました。感謝や応援の気持ちを表すとともに、感染症対策について自分たちの決意を記しています。

 

藤枝中学校の小林校長からは、「藤枝中学校では、生徒会福祉専門委員会が、新型コロナウイルス感染症拡大の中で、生徒が自発的にできる取り組みを考えてきました。自分たち以上に不安や恐怖と戦っている皆様に感謝のメッセージを送りたいと、今回保健所への感謝のメッセージを送ることとなりました。」

福祉専門委員会委員長の伊久美さんからは、「少しでも力になれるようにと考えてメッセージを送ることにしました。いつもありがとうございます。」と今回の取組の経緯と保健所の方々への感謝の気持ちを述べました。

感謝状と保健所見学

岩間真人 静岡県中部保健所長からは、メッセージへの御礼の言葉とともに、藤枝中学校へ感謝状が贈られました。藤枝中学校の生徒たちは最後に保健所内を見学して、保健所での仕事について理解を深めました。

【教育推進だより2021 No.10】Enjoy!ロボット&プログラミング講座を開催しました!

講座風景

10月23日(土曜日)に静清高等学校の協力のもと、Enjoy!ロボット&プログラミング講座を開催しました。ロボットづくり等の科学技術に興味のある市内中学生を対象に募集し、計15名の生徒がそれぞれオリジナルのロボットを作成しました。

ロボット作成の様子

前半は配布された部品をもとにロボットを作成しました。普段見慣れない部品や手先の細やかな作業にも関わらず、全員順調にロボットを組み立てることができました。

後半は、ロボットのプログラミングを行った後に、競技会を開催しました。「ぶつからないロボット」を目標に、プログラムを微調整しながら作成しました。なかなか思い通りに動かないプログラムに苦戦しながらも、それぞれ個性的なロボットを作成しました。

競技会の様子
競技会受賞者

Enjoy!ロボット&プログラミング講座は、高校生から高度なロボットづくりを学ぶ体験を通して、地元の高校に対する興味や理解を深めるとともに科学技術に興味・関心を持たせるきっかけづくりを支援し、自分の将来を考えるキャリア教育につなげることを目的に開催しています。

【教育推進だより2021 No.9】Pepperプログラミングアカデミーを開催しました!

講座の様子

10月2日(土曜日)、9日(土曜日)に静岡産業大学の協力のもとPepper プログラミングアカデミーをリモートで実施しました。プログラミングに興味のある市内小学5~6年生を対象に募集し、計12名が参加しました。

講座では、静岡産業大学情報学部 教授 佐野典秀 氏とそのゼミ生を講師としてお招きし、受講生はプログラミングツールである「Robo Blocks」の基本的な操作を学んだ後に、SDGsをテーマに身近な課題を解決するPepper のプログラムを作成しました。(以下のプログラムは実際に子どもたちが作ったものの一部です。)

Pepperあいさつプログラム
Pepper4択クイズプログラム

過去には本講座の受講生が、ソフトバンクロボティクス株式会社主催のプログラミングコンテスト「STREAチャレンジ」で上位に入賞するなど多数の実績があります。引き続き、今年度のテーマである「Pepper 超SDGsラボ ~私たちで持続可能な社会を創ろう~」に向け、SDGsの17の目標に関連する学校・地域・社会の課題の解決に貢献するPepper を考えていきます。

【教育推進だより2021 No.8】青中でリモート修学旅行を行いました!

リモート修学旅行_授業風景

10月12日(火曜日)に青島中学校でリモート修学旅行が行われました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、10月に予定していた京都・奈良への2泊3日の修学旅行が延期になったため、今しかできない修学旅行をやろうという試みです。

SDGsワークショップ

青島中学校では、総合の時間や生徒会でSDGsに関する取り組みを行って おり、 修学旅行の事前学習もSDGs と関連させて取り組んできました 。 そこで 子どもたち の SDG sへの理解を深めようと、今回のリモート修学旅行で は「京都の伝統文化が SDGsにつながっていること」というテーマで講演をしていただいた後、SDG sワークショップを行いました。

そのほかにも、総合司会に吉本興業の「きゃろっときゃべつ」をお呼びし、薬師寺のお坊さんの説法を聞いたり、文化体験プログラムと称して漆工芸や金銀糸を行ったりするなどリモート修学旅行を楽しみました。

この学びを3月に実施予定の京都への修学旅行につなげていく予定です。

活動の様子

【教育推進だより2021 No.7】高洲小6年生が職業観育成事業を実施しました

授業風景(高小職業観)

9月3日(金曜日)、静岡大学塩田教授のもと、高洲小学校と株式会社カプコンをZoomでつなぎ、高洲小6年生が広報担当の社員から職業観やゲームに関するプロの考え方について触れました。

株式会社カプコンの小野さんへインタビューを行いました。

インタビュー(鷹小職業観)

Q1.ゲーム作りの上でのやりがいはなんですか?

A1.自分の関わったゲームがCMで流れて、周りの人から反応をもらえたときにうれしいなと思います。

 

Q2.1つのゲームを作るのに、どのくらいの時間とお金がかかりますか?

A2.ゲームによりますが、企画から発売までは1~2年くらいかかります。全世界で有名なテレビゲームだと数億~数十億かかります。

そのほかにもゲームリテラシーと題して自分のゲームを見直したり、専門家からの話を聞くことを通してみんなで話し合いながらゲームと付き合うためのスキルについて学びました。

【教育推進だより2021 No.6】OAP(おかべ アサギマダラ プロジェクト)が始動しました! ~朝比奈第一小から岡部地区の各校へ~

植栽の様子

7月14日(水曜日)に岡部中学校にて、20日(火曜日)に岡部小学校にて、朝比奈第一小学校の児童が各校に出向き、フジバカマの合同植栽が行われました。昨年度、朝比奈第一小学校が取り組んだ「アサギマダラを朝一小に呼ぼうプロジェクト(AAYP)」を岡部小学校、岡部中学校に広げる取り組みです。

「OAP(おかべ アサギマダラ プロジェクト)」とは、岡部中学校区学校運営協議会にて検討・決定された取り組みです。

朝一小の児童が朝比奈地区を学習する中で人口が減少し、店が閉まってしまう現状を知りました。近くの玉露の里にアサギマダラが飛来し、観光客を喜ばせていることから、アサギマダラの好物のフジバカマの苗を6月に植えました。

昨年度、朝比奈第一小学校が取り組んだ「アサギマダラを朝一小に呼ぼうプロジェクト(AAYP)」では、10月5日~11月18日の34日間で400頭ほどのアサギマダラの飛来がありました。

フジバカマの苗の手渡し
フジバカマの苗の手渡し

【教育推進だより2021 No.5】ロボコン対策集中講座がスタートしました!

令和3年度ロボコン対策集中講座 第1回プログラミング

7月9日(金曜日)にロボコン対策集中講座の第1回目が藤枝中学校技術室にて開催されました。市内の中学生19名が参加し、初回である今回は、県大会のルールの確認やプログラミングの基本的な操作を学びました。

どの受講生もパソコンを上手に操作して、プログラミングをおこないました。

令和3年度ロボコン対策集中講座 第1回室伏先生

静岡大学教育学部 室伏先生

令和3年度ロボコン対策集中講座 第1回静岡大学の学生

学生が受講生をサポート

microbit

パソコンでプログラミングし、ロボットに内蔵するmicro:bit(小型コンピューターボード)を操作します。

microbit:は加速度センサー、温度センサー、LED、ボタンスイッチなど様々な機能が搭載されています。

今回はmicro:bitを光らせたり、音を鳴らしたりするプログラミングを試してみました。

今年度のテーマは「ドキドキ!ロボット収穫祭 ~『スマート農業』に挑戦!~」です。前日作業の忘れ物(障害物)を避けながら、作物に見立てたボールをゴールまで運ぶ競技です。

全10回の講座で、県大会に出場するロボットの完成を目指します。

【教育推進だより2021 No4】大洲中の植田心子さんが聖火リレーを笑顔で走りました!

聖火リレー 植田心子さん

6月24日(木曜日)に本市でも行われた東京2020オリンピック聖火リレーで、大洲中学校2年の植田心子さんが走りました。

植田さんは6年生の時にスマイルキッズタウンふじえだ2019でこども市長を務めました。市長としての活動の中で、支えてくれた仲間への感謝の気持ちを胸に堂々と走りました。

静岡大学教育学部技術専修の紅林ゼミの方々が今年も協力してくれます。

聖火リレー 応援の様子

沿道には植田さんを応援する方が多くみられました。

参加後の植田さんは、「多くの人に囲まれて、すごい雰囲気の中を走れた。同世代の子どもが五輪・パラに興味を持ってほしいとの思いを込めた。」(2021年6月25日静岡新聞より)と感想を述べました。

スマイルキッズタウンふじえだ 教育長表明

当時小学校6年生の上田さんと中村教育長

こども市長として教育長へ表敬訪問しました。

スマイルキッズタウンふじえだとは?

子どもたちだけの模擬都市で、働いて報酬(疑似通貨:スマ)をもらい、税金を納めて買い物をします。これらを通して、社会の仕組みや仕事について、楽しみながら学べるイベントです。子どもの創造力や問題解決力、コミュニケーション力などを育むことや、地域で子どもの学びを支え、地域への愛着を育むことを目標としています。

【教育推進だより2021 No.3】青島北中学校で株式会社タカラトミーグループの社員によるSDGsのオンライン授業を開講!

青島北中SDGs

北中版SDGs

5月24日~26日に青島北中学校で全学年を対象に、株式会社タカラトミー社員によるオンライン授業「みんなでつくるSDGs人生ゲーム」が開講されました。

タカラトミーグループにおけるSDGsの取り組みや、人生ゲームのマス目づくりを通してSDGsとは何か、なぜSDGsが必要なのかを知ることができる授業となっています。

本年度より青島北中学校ではSDGsにもとづいて専門委員会ごとに目標を作成していますが、SDGsの考え方が浸透していないことが課題でした。

そこで、株式会社タカラトミーのオンライン授業を通して、SDGsへの理解を深め、専門委員会の活動がよりよくなるようにとこの授業が開講されました。

 

色カード
マス目づくり

生徒の感想

・他の授業や生活の中でSDGsを学んだことがあり、自分でもできることをしているなと思っていたけれど、タカラトミーさんの行動力を見たら、自分にはもっとできることがあるし、それをやらなければいけないと思った。

・「誰1人残さない」というのはとても難しいと感じた。それでも17達成まであと9年しかないので、他人ごととして聞き流さず、自分自身のことだと思い、できることはなるべくして協力したいと思った

・蛇口をひねったら水が出たり、学校に行けたりすることは、当たり前にできることではないんだなと感じた。少しでもこういうことができる国を増やすために、自分ができることを一生懸命やり、なるべくSDGsを達成したいです。

【教育推進だより2021 No.2】青島北中で「生き方学習会」を開催!

青北中「生き方学習会」1

4月26日(月曜日)に青島北中学校において2年生を対象にした「生き方学習会」を実施しました。

例年、この時期に職場体験を実施していましたが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止としました。

しかし、子供たちに職業観を育成するために、何かできないものかと考え、今回は、地域おこし隊として多方面で活動している3名の方を講師に招き、下記のテーマで講話をしていただきました。

三木友美子さん:「自然と人との共生からオーガニックが繋ぐなりたい私と欲しい未来」

田形友幸さん:「ハンバーグを通じて地元をもっと楽しもう」

杉本哲也さん:「かっこいい仕事って誰が決めるんだろう」

講師からは「将来なりたい職業ではなく、なりたい自分について考えることが重要」、「10年後、20年後どんな人になりたいか、どんな生活を送っていたいかをイメージすることが大切」、「たくさんの大人の生き方に触れてほしい」など、望ましい勤労観、職業観についての話がありました。

生徒からは、「今まで将来についてあまり考えたことがなかったけれど、この機会を通してどの仕事が自分に向いているのかを考えることができました」「自分で知りたいと思ったテーマに沿って調べあげ、答えを出し、それをさらに追求していることがすごいと感じました。職業は小さい頃からなりたいものがなくても、自分で知りたいと思ったことを調べていくのもとてもすごいことなんだと思ったので、私も知りたいと思うことをもっと探してみたいです」「自分の好きなことをすれば大人でも子供でも楽しいんだと知ったので、大人になっても好きなことは続けたいと思いました」などの感想を聞くことができました。

 

青北中「生き方学習会」2
青北中「生き方学習会」3
青北中「生き方学習会」4

【教育推進だより2021 No.1】今年度より全中学校区で小中一貫教育がスタート!

小中一貫教育リーフレット

平成29年度の瀬戸谷中学校区の導入を皮切りに、藤枝、青島、青島北の3中学校区で「地区小中一貫教育推進計画」を策定し、本年度4月から市内全中学校区で小中一貫教育が始まりました。併せて、コミュニティ・スクールも開始し、地域ごとに特色ある教育を地域総ぐるみで推進していきます。

また、市内全児童生徒及びその保護者に広く周知できるよう、リーフレットを作成しました。

今年度から小中一貫教育が始まった青島北中学校地区。4月8日には小学校の始業式にあわせて、青島北中の生徒が青島北小の正門前で朝の挨拶運動を実施しました。

中学校の教員や自治会役員の方々も一緒に参加して交流を深めました。

朝の挨拶運動の様子
朝の挨拶の様子(中学生)

お問い合わせ

教育政策課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所西館4階
電話:054-643-3045(総務係、学校事務指導係、施設営繕係)
054-643-3271(教育政策係、学校教育係)
ファックス:054-643-3610

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更新日:2022年05月11日