【2月6日】障害者が安心できる就労環境づくり

～誰もが活躍できる仕事環境に向けて～

2月1日、障害者テレワークオフィス藤枝駅前がより広いオフィスへ移転
利用定員の拡充と通勤環境の向上により、障害者の安心就労環境に寄与

開設から3年が経過した、障害者テレワークオフィス藤枝駅前（運営法人：（一社）静岡障害者就労企業交流会）が、JR藤枝駅北口西地区のJAサービスビル3階に移転・拡充し、併せて、新オフィスが供用開始される2月1日に開所式及び施設内覧が行われました。

障害者テレワークオフィスは、単独では企業就労が困難な精神・発達障害者を対象に、障害の特性を理解した見守りカウンセラーがサポートすることで、障害者が安心して働ける環境をつくるとともに、企業の雇用充実につなげようとする取り組みです。同オフィスは、これまで、障害者の就労支援において全国でも先駆的な取り組み（藤枝モデル）として、県内外から多くの視察があるなど、注目されてきました。

今回の移転により、利用定員が8名から16名に拡充され、さらに駅から徒歩2分と好立地になり、利用者と企業にとって、より良い環境となりました。

開所式には、（一社）静岡障害者就労企業交流会、同オフィスを利用する企業のほか、来賓として北村市長、山根市議会議長が出席し、北村市長からは「明るくしっかりとした社会をつくるため、地域共生社会の実現が必要。この新オフィスの開設は、本市にとっても、幸せになるまちを目指すための重要な取り組みである。」とコメントがありました。

今後、同オフィスが、障害者の安心就労環境の拡充と企業の雇用環境向上に寄与し、地域共生社会の実現や市内経済の活性化につながることが期待されます。