平成26年度

この制度は、『藤枝もったいない倶楽部』に登録した団体等が、「もったいない運動」を推進していくための環境活動を実施する場合に資金的に支援するものです。これにより、市内で活動する環境市民団体の活性化を図り、かつ、市民の皆さんが環境行動を起こすきっかけづくりの場を増やすことを目的としています。
今年度も「自然観察会」や「海藻おしば教室」など市民を集めて行う環境活動を支援し、「藤枝市もったいない運動」の普及に努めていただきました。

藤枝市が環境のキーワードとしている“もったいない”を広め、市民の皆さんすべてが、環境に興味を持ち、自ら考え、そして行動するためのきっかけをつくる場として開催。
このイベントでは、市内で環境に関連した活動を行っている市民団体の皆さんや事業所の皆さんとともに体験を通して環境活動に触れてもらいました。

約16,000人

蓮華寺池ホール・広場（藤枝西高跡地）

• 古布を使った「手まりづくり」
• リメイク古着ファッションショー
• 竹を使った工作、竹材遊具を使った遊び体験
• 廃油を使った石鹸づくり
• 竹や木の実など自然素材を使った工作
• ふじえだクルクル市場（不用品交換）
• 自転車発電体験
• 生ごみ処理体験
• B級野菜を景品としたスタンプラリー など

一般社団法人日本自動車連盟（JAF）静岡支部とマジオドライビングスクール藤枝との共催で「エコドライブ教室」をマジオドライビングスクール藤枝にて開催。9名の方が参加し、通常どおりの運転とエコドライブ講習後の運転で燃費を計測し、効果を確認しました。

“もったいない”精神で実際に行っている環境に配慮した暮らしの工夫やアイデアを募集しました。
「お湯を沸かしたら、保温機能の高い水筒へ移す」「生ごみを燃やさずに土に還すリサイクル」「雨水利用で節水」など、多くのエコ技の応募がありました。

• 応募数 13件
• 最優秀賞1名、優秀賞5名
• 「もったいない市民のつどい」で表彰および発表をしました。

震災後から続く全国の原発稼働停止による火力発電依存の状況は温室効果ガス排出量の増加に直結しているため、引続き節電、省エネに向けた取組みが必要です。そこで、平成22年度と比較して15％削減を目標に積極的な節電行動を促し、環境行動の習慣化、資源循環型のライフスタイルの定着化を図りました。

節電行動のきっかけづくりとして「緑のカーテン」を市民や市内事業所、学校等に普及啓発しました。

• 公民館や小中学校など公共施設にゴーヤの苗や緑のカーテンのための資材を配布しました。
• イベント時にゴーヤの種を配布し節電を啓発しました。
• 保育園・幼稚園の園児（年長）にゴーヤの種を配布し家庭での節電を推進しました。

市内の小学4年生が、夏休みのうち1週間電気使用量を調べることで、1日にどのくらい電気を使っているかを把握し、電気の大切さを実際に体験してもらう取組み。身近で小さなところから地球温暖化防止活動ができることを実感し、環境に対して、家族で関心を深め話し合う機会になりました。

988人

「明るいうちに勉強する」「家族みんな同じ部屋で過ごす」「ほうきを使って掃除する」など、子どもたちが自分で考えた節電内容の意見が多く見られ、環境意識高まりました。

物を大切にする「もったいない」の気持ちを改めて見つめ、考え直すとともに、ごみの減量や環境に関する意識の向上を目的として、小学4年生から「もったいない」をテーマに「ごみ減量」や「地球温暖化防止」など、「環境」に関するポスターを募集しました。

261点

10作品
（市長賞1点 市議会議長賞1点 教育長賞1点 推進委員長賞1点 優秀賞6点） 

 レジ袋削減は、ごみ減量以外にも地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素排出量の削減、原料になっている石油など資源の節減にもつながります。身近なところからできる環境行動として、使い捨ての製品をなるべく少なくするよう、不要なレジ袋の削減を進めています。
レジ袋無料配布を中止している市内スーパーは8事業所14店舗です。
急な買い物でもレジ袋をもらわずにすむようにマイバッグを持って出かけましょう。
同運動を啓発するため、各スーパーに啓発ポスターを掲出したり、環境イベントにおいてパネル啓発を実施しました。

• アピタ 藤枝店
• KOマート 藤枝志太店 藤枝高柳店
• ヒバリヤ 大洲店
• フードマーケットマム 水上店 藤枝店
• ザ・ビッグ 藤枝田沼店
• コープしずおか 高洲店
• しずてつストア 駿河台店 薮田店 岡部店 藤枝水守店 茶町店
• バロー 藤枝店

西友 藤枝店 南新屋店

「“もったいない”ポスターコンクール」の入賞作品をごみ収集車に貼付し、市民のみなさんへの環境意識高揚の啓発を実施しています！

10作品

市内全域

ごみ収集車3台の左右側面にポスターを拡大シールにし貼付しました。

平成21年12月20日に“もったいない”都市宣言を行ったことを受け、12月を「もったいない推進月間」とし、市民・事業者・行政が一体となって、更なる環境保全活動に取組み、環境行動都市を目指しています。
また、毎年12月第3金曜日を“もったいない”アクションデーとして、“もったいない”都市宣言に沿った取組みを全市的に実践しています。
（今年のアクションデーは、12月19日に実施しました。）

CO2排出量削減のために公共交通機関の利用促進
市内全域を対象に、通勤や通学、買い物など外出時のマイカー利用の自粛を呼びかけました。
12月19日は、公共交通機関利用によるCO2排出量削減のため市自主運行バスを終日無料にしました。

市内事業所と市役所が、「藤枝市統一ノーカーデー」を実施し、自動車による二酸化炭素排出量およそ2.86トンが削減されました。

1,062人

2,861キログラム-CO2

26社

• 科研製薬株式会社静岡工場
• 株式会社ニチビ静岡工場
• 株式会社静環検査センター
• 木内建設株式会社藤枝工場
• 株式会社バスクリン静岡工場
• 志太紙業株式会社
• 三井農林株式会社藤枝工場
• 株式会社青島工業
• インター産業株式会社
• 株式会社山田組
• 株式会社石垣印刷
• マツバ製茶株式会社
• 株式会社飯田電機
• 静岡金型株式会社
• 角丸建設株式会社
• 株式会社サンパーツ
• 株式会社杉村工務店
• 株式会社村上開明堂
• 住友ベークライト株式会社
• 日清紡テキスタイル株式会社
• 株式会社ツムラ静岡工場
• 有限会社塚本興業
• 東海ナッツ株式会社
• 北堀電気工業株式会社
• 東海ガス株式会社
• 藤枝市役所

20時から22時の消灯呼びかけ

• 捨てる前にごみが資源として利用できないのか、特別に意識して取組むように呼びかけました。
• 容器包装プラスチックと雑紙の分別徹底
• マイバッグ持ち歩きの実践呼びかけ

JAおおいがわ各支店で、古着や紙類の回収を実施。

もったいないエコファミリー宣言への参加を呼びかけました。

各学校独自のエコ活動を宣言し実践しました。

市内小中学校27校11,482人

• 給食の残量0を目指す
• アルミ缶を○○キログラム集める
• 節電・節水
• ペットボトルキャップを○○個集める

• アルミ缶 約835キログラム回収
• ペットボトルキャップ 約380キログラム回収
• 古紙107.9キログラム、牛乳パック 85.1キログラム回収
• 給食食べきり ほぼ達成（数値で示せない）
• 校内放送や張り紙でアクションデーPR

まち美化里親登録団体の皆さんが、各団体登録の場所の美化活動を重点的に実施しました。

18団体

• 六軒島リバーサイド
• みみずくクラブ
• 茶屋河原公園花を育てる会
• 岡部竹里の会
• 中部電力株式会社藤枝営業所
• 大渕フラワークラブ
• スキルアップスクールSES藤枝校
• 青木まちづくり委員会
• トヨタ部品静岡共販株式会社
• ひかりが丘緑花友の会
• ふじえだ生涯学習チャレンジャー
• 左車町内会
• 藤岡五丁目花を咲かそう会
• 一般財団法人中部電気保安協会藤枝営業所
• 兵太夫下「桜花の会」
• マルマン・ファイブ
• いかるみをきれいにするグループ
• 株式会社鈴木鉄工所

571人

落ち葉拾い、花壇の植え付け、ごみ・空き缶拾い、草刈り・乾燥による燃やすごみの減量など

市生涯学習センターを会場に開催し、「食べ物やエネルギーを大切にすること」「水を汚さないこと」「ごみを減らすこと」など、調理をしながら一緒に考えました。

^{「エコ・クッキング」は、東京ガス株式会社の登録商標です。}

14名

藤枝市もったいない推進月間の核となるイベントとして、各種コンクール優秀者を表彰する表彰式や市民のエコ活動発表、環境リーダー育成特別事業のハワイ研修に参加した高校生による研修報告を実施しました。また、「神田紫」さんを講師に招き環境講演会も実施しました。

藤枝市生涯学習センター

270人

家族で環境にやさしい生活に取り組んでもらうきっかけとして、「もったいないエコファミリー宣言」の取組みを行っています。
これは、『1人1日二酸化炭素25パーセント（1.4キログラム）削減』『1人1日ごみ10パーセント（50グラム）削減』『環境保全活動への参加』といった3つの目標を宣言し、取組み例を参考に「エアコンの使用を1日1時間減らす」「使わない電気機器のコンセントを抜く」「エコバッグの使用」など、エコ生活を3ヶ月間実践するというものです。3ヶ月後その結果を自己評価し、市へ報告すると「もったいないエコファミリー」として認定され「認定書」と記念品を贈呈します。
この宣言世帯数を増やすため、各イベントで啓発しています。

22,446人 （平成27年3月31日現在）