平成24年度
藤枝もったいない倶楽部環境活動支援事業【平成24年4月~平成25年3月】
この制度は、『藤枝もったいない倶楽部』に登録した団体等が、「もったいない運動」を推進していくための環境活動を実施する場合に資金的に支援するものです。これにより、市内で活動する環境市民団体の活性化を図り、かつ、市民の皆さんが環境行動を起こすきっかけづくりの場を増やすことを目的としています。
今年度は「古布を使って作るサッカーボール手まり講習会」や「親子森林体験ツアー」、「海藻おしば教室」など市民を集めて行う環境活動に支援し、「藤枝市もったいない運動」の普及に努めていただきました。

海藻おしば教室のようす

森づくり研修会のようす
環境フェスタ“もったいない”2012inふじえだ開催【平成24年5月12日・13日】

このイベントは、藤枝市が環境のキーワードとしている“もったいない”を広め、市民の皆さんすべてが、環境に興味を持ち、自ら考え、そして行動するためのきっかけをつくる場として開催しました。
2日間開催とした今回は、両日とも天候にも恵まれ、約1万2千人という大勢の方に来場いただきました。会場では、古布を使った「手まりづくり」や「マイ箸入れづくり」、竹や木の実など自然素材を使った工作、不用品交換、生ごみ処理器のPR、発電体験など、市民団体の皆さんとともに体験を通して環境活動に触れました。
ご来場いただきました皆さんには、今回のフェスタをきっかけに、普段の生活から環境にやさしい取り組みを少しでも意識し、実践していただきたいと思います。
本フェスタ開催にあたり、ご支援ご協力をいただきました皆さまに厚くお礼申し上げるとともに、次回の開催時につきましてもご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
詳しくはPDFファイルをご覧ください
環境フェスタ“もったいない”2012inふじえだ (PDFファイル: 1.1MB)
エコドライブ教室【平成24年6月3日】

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)静岡支部とマジオドライビングスクール藤枝との共催で「エコドライブ教室」をマジオドライビングスクール藤枝で開催しました。11名の方が参加し、通常どおりの運転とエコドライブ講習後の運転で燃費を計測し、効果を確認しました。
「“もっと、たぁーんと!エコ。”2012」キャンペーン【平成24年6月~平成25年3月】
東日本大震災の影響で電力需給が逼迫していることから、平成22年度と比較して15パーセント削減を目標に積極的な節電行動を促し、環境行動の習慣化、資源循環型のライフスタイルの定着化を図りました。
緑のカーテンの推進
- 公民館や小中学校など公共施設にゴーヤの苗や緑のカーテンのための資材を配布しました。
- イベント時にゴーヤの種を配布し節電を啓発しました。
- 保育園・幼稚園の園児(年長)にゴーヤの種を配布し家庭での節電を推進しました。


節電アクションキャンペーン「もったいない電気減らし隊」【7月~9月】

各家庭における積極的な節電を促すため実施をしました。その結果153件の目標達成者から応募をいただきました。これにより電気使用量前年比5パーセントの目標達成者だけで、毎時8,202キロワットの電気使用量が削減されました。節電は実施したものの、目標に達しなかったという家庭を含めると大きな節電の成果がありました。
また、地球温暖化防止の観点から見ると二酸化炭素4,249キログラム(2リットル入りペットボトル約108万本分)の削減ができました。
節電アクションキャンペーン「もったいない電気減らし隊 冬の挑戦」【12月~2月】

夏の節電に続き、冬季の節電を実施しました。結果86件の目標達成者から応募をいただきました。
電気使用量前年比5パーセントの目標達成者だけで、毎時6,773キロワットの電気使用量が削減されました。節電は実施したものの5パーセント削減には届かなかったという家庭を含めると大きな節電の成果がありました。
また、地球温暖化防止の観点から見ると二酸化炭素排出量3,508キログラム(2リットル入りペットボトル約89万本分)の削減ができました。
小学4年生「もったいない電気みっけ隊」【平成24年8月実施】
市内の小学4年生が、夏休みのうち1週間電気使用量を調べることで、1日にどのくらい電気を使っているかを把握し、電気の大切さを実際に体験してもらう取り組み。身近で小さなところから地球温暖化防止活動ができることを実感し、環境に対して、家族で関心を深め話し合う機会になりました。
参加者
1,132人
結果
「涼しいところに出かける」「冷蔵庫の開け閉めを減らす」など、環境意識が高まった節電内容の意見が多く見られました。


環境ポスターコンクール~“もったいない”で環境にやさしいくらし~【平成24年8月~平成25年1月】
物を大切にする「もったいない」の気持ちを改めて見つめ、考え直すとともに、ごみの減量や環境に関する意識の向上を目的として、小学4年生から「もったいない」をテーマに「ごみ減量」や「地球温暖化防止」など、「環境」に関するポスターを募集しました。
応募総数
118点
入賞
10作品(市長賞1点 市議会議長賞1点 教育長賞1点 優秀賞7点)
表彰式(10月5日)

藤枝市役所玄関ロビーでの展示(平成24年10月9日~21日)

藤枝市生涯学習センター展示ロビーでの展示(平成24年12月21日~平成25年1月10日)

レジ袋無料配布中止事業所の追加【平成24年10月15日】
レジ袋削減は、ごみ減量以外にも地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素排出量の削減、原料になっている石油など資源の節減にもつながります。身近なところからできる環境行動として、使い捨ての製品をなるべく少なくするよう、不要なレジ袋の削減を進めています。
平成22年2月1日からレジ袋無料配布を中止している市内スーパー9事業所15店舗に、スーパーもちづき藤枝店(株式会社望月巌商店)が加わりました。
急な買い物でもレジ袋をもらわずにすむようにマイバッグを持って出かけましょう。
レジ袋削減に向けた取り組みに関する協定締結店舗
- アピタ 藤枝店
- KOマート 藤枝志太店 藤枝高柳店 岡部店 田中店
- ヒバリヤ 大洲店
- フードマーケット マム 水上店
- ザ・ビッグ 藤枝田沼店
- コープしずおか 高洲店
- しずてつストア 駿河台店 薮田店 岡部店 藤枝水守店 茶町店
- バロー 藤枝店
- 食鮮館タイヨー
- スーパーもちづき 藤枝店
小学4年生の描いたポスターで環境意識啓発!【平成24年12月から実施】
「環境ポスターコンクール」の入賞作品をごみ収集車に貼付し、市民のみなさんへの環境意識高揚の啓発を実施しています!
入賞
10作品
啓発範囲
市内全域
貼付について
ごみ収集車3台の左右側面にポスターを拡大シールにし、貼付しました。

ポスターを貼り付けた車両
藤枝市もったいない推進月間!【平成24年12月実施】
平成21年12月20日に“もったいない”都市宣言を行ったことを受け、12月を「もったいない推進月間」とし、市民・事業者・行政が一体となって、更なる環境保全活動に取り組み、環境行動都市を目指しています。
また、毎年12月第3金曜日を“もったいない”アクションデーとして、“もったいない”都市宣言に沿った取り組みを全市的に実践しています。
(今年のアクションデーは、12月21日に実施しました。)

取り組み内容
CO2排出量削減のために公共交通機関の利用促進
- 市内全域を対象に、通勤や通学、買い物など外出時のマイカー利用の自粛を呼びかけました。
- 12月21日は、公共交通機関利用によるCO2排出量削減のため市自主運行バスを終日無料にしました。
藤枝市統一ノーカーデー
市内事業所と市役所が、「藤枝市統一ノーカーデー」を実施し、自動車による二酸化炭素排出量およそ3.27トンが削減されました。
これは、2リットルペットボトルに換算すると、およそ84万本に相当する量です。
参加者総数
1,452人
CO2削減効果
3,274キログラム-CO2
藤枝市統一ノーカーデー参加事業所(24社)
- 株式会社ツムラ静岡工場
- 住友ベークライト株式会社 静岡工場
- 科研製薬株式会社 静岡工場
- 株式会社村上開明堂 築地工場
- 株式会社ニチビ静岡工場
- 日清紡テキスタイル株式会社 藤枝事業所
- 株式会社静環検査センター
- 木内建設株式会社 藤枝工場
- 株式会社バスクリン静岡工場
- 株式会社飯田電機
- 株式会社共立アイコム
- 株式会社島村謄文堂
- まるせい自動車株式会社
- インター産業株式会社
- 株式会社エフ・ピー・ヶー
- 有限会社佐野石材
- 静岡金型株式会社
- 株式会社静岡環境保全センター
- 株式会社山田組
- 藤枝商工会議所
- 北堀電気工事株式会社
- マツバ製茶株式会社
- 株式会社杉山工務店
- 藤枝市役所

自主運行バスに乗り込む乗客のようす(統一ノーカーデー当日朝)
市内統一ライトダウンの実施
午後8時~10時の消灯呼びかけ
ごみ減量のために資源化を推進
- 捨てる前にごみが資源として利用できないのか、特別に意識して取り組むように呼びかけました。
- 容器包装プラスチックと雑紙の分別徹底
- マイバッグ持ち歩きの実践呼びかけ
JAおおいがわ“もったいない”古着回収【12月1日】
12月1日、JAおおいがわ各支店で古着や紙類の回収を実施。
3,190キログラムの古着が回収されました。

その他の回収物
- 雑誌 50キログラム
- 新聞 230キログラム
- 段ボール 20キログラム
環境市民なるための取り組みへの参加促進
「もったいないエコファミリー宣言」への参加を呼びかけました。
市内小中学校「もったいないアクション宣言」【平成24年12月21日】
各学校独自のエコ活動を宣言し実践しました。
参加数
市内小中学校27校 10,335人
主な宣言内容
- 給食の残量0を目指す
- アルミ缶を○○キログラム集める
- 節電
- ペットボトルキャップを○○個集める
- 紙ごみ削減、など
結果
- アルミ缶 約781キログラム回収
- ペットボトルキャップ 約687キログラム回収
- 古紙1,300キログラム、雑誌280キログラム、段ボール60キログラム 各回収
- 給食食べきり ほぼ達成(数値で示せない)

もったいないアクション宣言の行動を実行する子どもたち

まち美化統一“もったいない”アクション【平成24年12月21日】
まち美化里親登録団体の皆さんが、各団体登録の場所の美化活動を重点的に実施しました。
活動報告団体
11団体
- 駅前公園緑友会
- 音羽町花の会
- 岡部竹里の会
- いかるみをきれいにするグループ
- 大渕フラワークラブ
- 六軒島リバーサイド
- 青木まちづくり委員会
- 藤岡地区防犯まちづくり推進協議会
- 善左衛門河川の会
- 藤岡2丁目防犯フラワーファミリー
- マルマンファイブ
活動参加者
255人
活動内容
- 落ち葉拾いと腐葉土づくり
- 花壇の植え付け
- ごみ・空き缶拾い
- 草刈り・乾燥による燃やすごみの減量、など


もったいない運動 クッキングフェスタの開催【平成24年12月8日】

- JAおおいがわ女性部藤枝ブロック主催の「食」のイベントを開催しました。
- 地産地消やエコクッキングのレシピ等を啓発
- 「食」をテーマに“もったいない”もPRしました。
もったいないエコクッキング教室開催【平成24年12月22日】

食べ物やエネルギーを大切にすること、水を汚さないこと、ごみを減らすことを一緒に考える機会になりました。
参加者数
16名
エコファミリーの取り組み【平成22年2月15日から継続中】
家族で環境にやさしい生活に取り組んでもらうきっかけとして、「もったいないエコファミリー宣言」の取り組みを行っている。
これは、『1人1日二酸化炭素25パーセント(1.4キログラム)削減』『1人1日ごみ10パーセント(50グラム)削減』『環境保全活動への参加』といった3つの目標を宣言し、取り組み例を参考に「エアコンの使用を1日1時間減らす」「使わない電気機器のコンセントを抜く」「エコバッグの使用」など、エコ生活を3ヶ月間実践するというものです。3ヶ月後その結果を自己評価し、市へ報告すると「もったいないエコファミリー」として認定され「認定書」と「ふじえだグリーン乗車券(パサールカード)」を贈呈するといった内容です。
この宣言世帯数を増やすため、各イベントで啓発しています。
エコファミリー宣言数
4,151世帯 14,108人 (平成25年3月31日現在)


更新日:2018年10月08日