平成23年度
藤枝もったいない倶楽部環境活動支援事業【平成23年4月~平成24年3月】

この制度は、『藤枝もったいない倶楽部』に登録した団体等が、「もったいない運動」を推進していくための環境活動を実施する場合に資金的に支援するものです。これにより、市内で活動する環境市民団体の活性化を図り、かつ、市民の皆さんが環境行動を起こすきっかけづくりの場を増やすことを目的としています。
今年度は「古布を使って作るサッカーボール手まり講習会」や「ビオ田んぼでの田植え体験等」、「ネイチャースクール」など市民を集めて行う環境活動に支援し、「藤枝市もったいない運動」の普及に努めていただきました。
環境フェスタ“もったいない”2011inふじえだ開催【5月28日、29日】

藤枝市が環境のキーワードとしている“もったいない”を広め、市民の皆さんすべてが、環境に興味を持ち、自ら考え、そして行動するためのきっかけをつくる場として開催。
このイベントでは、市内で環境に関連した活動を行っている市民団体の皆さんとともに体験を通して環境活動に触れてもらいました。
来場者数
4,500人
会場
蓮華寺池ホール・広場(藤枝西高跡地)
内容
- 竹を使った工作、竹材遊具を使った遊び体験
- 廃油を使った石鹸づくり
- 古布を使った手まりづくり
- 地元産木材を使用した積木あそび
- 自転車発電体験
- 環境クイズ など
- 市民団体の活動紹介パネルの展示
- スタンプラリーの実施
詳しくはPDFファイルをご覧ください。
環境フェスタ“もったいない”2011inふじえだ (PDFファイル: 1.2MB)
もっと、たぁーんと!エコ。キャンペーン【5月~平成24年3月】
国が東京電力、東北電力管内の企業や家庭に対し求めた「マイナス15%の節電」を受け、浜岡原子力発電所の停止により、夏の電力供給が逼迫する藤枝市でも、「今だからできること、今だからすべきこと」に取り組むべく、節電マイナス15%を目標に、市民、事業者、行政が一丸となって、節電を積極的に推進しました。
緑のカーテンの推進

- 公民館や小中学校など公共施設にゴーヤの苗を配布しました。
- イベント時にゴーヤの種を配布し節電を啓発しました。
- 保育園・幼稚園の園児(年長)にゴーヤの種を配布し家庭での節電を推進しました。
節電チャレンジ・15

各家庭における積極的な節電を促すため「節電チャレンジ・15」アクションキャンペーンを実施しました。結果368件の目標達成者から応募をいただきました。
電気使用量前年比15パーセントの目標達成者だけで、毎時57,834キロワットの電気使用量が削減されました。節電は実施したものの15パーセント削減には届かなかったという家庭を含めると大きな節電の成果がありました。
また、地球温暖化防止の観点から見ると二酸化炭素27,414キログラム(2リットル入りペットボトル約700万本分)の削減ができました。
節電チャレンジ・15 冬の陣

夏の節電アクションキャンペーンに続き、「節電チャレンジ・15 冬の陣」を実施しました。結果153件の目標達成者から応募をいただきました。
電気使用量前年比15パーセントの目標達成者だけで、毎時19,212キロワットの電気使用量が削減されました。節電は実施したものの15パーセント削減には届かなかったという家庭を含めると大きな節電の成果がありました。
また、地球温暖化防止の観点から見ると二酸化炭素9,107キログラム(2リットル入りペットボトル約232万本分)の削減ができました。
小学3年生・4年生「もったいない電気みっけ隊」【7~8月実施】
市内の小学3年生、4年生が夏休み期間中、各家庭で電気使用量を1週間調べるといった取り組み。
1日に、どのくらい電気を使っているかを把握することにより、電気の大切さを実際に体験。身近で小さなところから地球温暖化防止活動ができることを実感し、環境に対して、家族で関心を深め、話し合う機会になりました。
参加者
1,839人
結果
「意識することで節電できることがわかった」「メーターが増えていくようすを見て電気がたくさん使われていることがわかった」など、環境意識が高まった内容の感想が多く見られました。


環境ポスターコンクール~“もったいない”で環境にやさしいくらし~【7~10月実施】
物を大切にする「もったいない」の気持ちを改めて見つめ、考え直すとともに、ごみの減量や環境に関する意識の向上を目的として、小学4年生から「もったいない」や「ごみ減量」、「地球温暖化防止」など、「環境」に関するポスターを募集しました。
応募総数
146点
入賞
10作品(市長賞1点 教育長賞1点 優秀賞8点)

写真:藤枝市役所玄関ロビーでの展示(10月3日~10月14日)

写真:藤枝市生涯学習センター展示ロビーでの展示(11月15日~11月25日)
レジ袋無料配布中止事業所の追加【平成23年8月26日】

レジ袋削減は、ごみ減量以外にも地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素排出量の削減、原料になっている石油など資源の節減にもつながります。身近なところからできる環境行動として、使い捨ての製品をなるべく少なくするよう、不要なレジ袋の削減を進めています。
平成22年2月1日からレジ袋無料配布を中止している市内スーパー8事業所15店舗に、食鮮館タイヨー(Bivi藤枝店)が加わりました。
急な買い物でもレジ袋をもらわずにすむようにマイバッグを持って出かけましょう。
レジ袋削減に向けた取り組みに関する協定締結店舗
- アピタ 藤枝店
- KOマート 藤枝志太店 藤枝高柳店 岡部店
- ヒバリヤ 大洲店
- フードマーケット マム 水上店 田中店
- マックスバリュ 藤枝田沼店
- コープしずおか 高洲店
- しずてつストア 駿河台店 薮田店 岡部店 藤枝水守店 茶町店
- バロー 藤枝店
- 食鮮館タイヨー Bivi藤枝店
「ふじえだグリーン商品券」完成【9月6日】

ふじえだグリーン商品券は、「藤枝市もったいない運動」オリジナルデザインの商品券で、環境にやさしいエコな取り組みを行った方に景品として差し上げるものです。
フードマイレージの観点から地産地消を推進するため、この商品券は、地場産品を主に取り扱う「まんさいかん藤枝」でのみ使用できます。
商品券を使用するにあたり、大井川農業共同組合と協議書を交わしました。
平成23年度の主な使用
- 「節電チャレンジ・15」「節電チャレンジ・15 冬の陣」達成者への景品
- 環境ポスターコンクール入選者への副賞
小学4年生の描いたポスターで環境意識啓発をしています!【平成23年12月から実施中】

「環境ポスターコンクール」の入賞作品をごみ収集車に貼付し、市民のみなさんへの環境意識高揚の啓発を実施しています!
入賞
10作品(市長賞1点 教育長賞1点 優秀賞8点)
啓発範囲
市内全域
貼付について
ごみ収集車の左右側面にポスターを拡大シールにし、貼付しました。
“もったいない”推進月間!【平成23年12月実施】
平成21年12月20日に“もったいない”都市宣言を行ったことを受け、12月を“もったいない”推進月間とし、市民・事業者・行政が一体となって、更なる環境保全活動に取り組み、環境行動都市を目指しています。
また、毎年12月第3金曜日を“もったいない”アクションデーとして、“もったいない”都市宣言に沿った取り組みを全市的に実践しています。 (今年のアクションデーは、12月16日に実施しました。)


取り組み内容
CO2排出量削減のために公共交通機関の利用促進
実施内容
- 市内全域を対象に、通勤や通学、買い物など外出時のマイカー利用の自粛を呼びかけました。
- 12月16日は、公共交通機関利用によるCO2排出量削減のため市自主運行バスを終日無料にしました。
実施結果
藤枝市統一ノーカーデーの結果、市内事業所と市役所が「藤枝市統一ノーカーデー」を実施し、自動車による二酸化炭素排出量およそ2.63トンが削減されました。
これは、市内全体で排出される二酸化炭素量の1日分(平成19年度二酸化炭素排出量平均値1日あたり2.845トン)に相当します。2リットルペットボトルに換算すると(CO2、1キログラムあたり509リットルで換算)、およそ67万本に相当する量です。
参加者総数
1,288人
CO2削減効果
2,636.1キログラム-CO2
藤枝市統一ノーカーデー協力事業所(10社)
- 日清紡テキスタイル株式会社藤枝事業所
- 株式会社ツムラ静岡工場
- 住友ベークライト株式会社静岡工場
- 科研製薬株式会社静岡工場
- 株式会社村上開明堂藤枝事業所
- 株式会社ニチビ静岡工場
- 株式会社静環検査センター
- 木内建設株式会社藤枝工場
- 住友林業クレスト株式会社静岡工場
- 株式会社バスクリン静岡工場

ごみ減量のために資源化を推進

- 捨てる前にごみが資源として利用できないのか、特別に意識して取り組むように呼びかけました。
- 藤枝市環境保全活動の結果、環境保全活動として実施した市内不法投棄パトロール・散乱ごみ回収では、大井川河川敷きなどで、多くの不法投棄ごみを発見し、回収を行いました。(パトロール参加者:43名)
環境市民なるための取り組みへの参加促進
- 「もったいないエコファミリー宣言」への参加を呼びかけました。
- 市内小中学校が各学校独自のエコ活動を宣言する「もったいないアクション宣言」を実施しました。
参加数
市内の小・中学校27校 11,110人
主な宣言内容
- 給食の残量0を目指す
- アルミ缶を○○キログラム集める
- 節電
- ペットボトルキャップを○○個集める
- 紙ごみ削減など
結果
- アルミ缶 36,321個(約550キログラム)
- ペットボトルキャップ 121,327個(約300キログラム)

もったいないアクション宣言を実行する子どもたち1

もったいないアクション宣言を実行する子どもたち2
エコファミリーの取り組み【平成22年2月15日から継続中】
家族で環境にやさしい生活に取り組んでもらうきっかけとして、「もったいないエコファミリー宣言」の取り組みを行っている。
これは、『1人1日二酸化炭素25パーセント(1.4キログラム)削減』『1人1日ごみ10パーセント(50グラム)削減』『環境保全活動への参加』といった3つの目標を宣言し、取り組み例を参考に「エアコンの使用を1日1時間減らす」「使わない電気機器のコンセントを抜く」「エコバッグの使用」など、エコ生活を3ヶ月間実践するというものです。3ヶ月後その結果を自己評価し、市へ報告すると「もったいないエコファミリー」として認定され「認定書」と「ふじえだグリーン乗車券(パサールカード)」を贈呈するといった内容です。
この宣言世帯数を増やすため、各イベントで啓発しています。
エコファミリー宣言数
2,158世帯 7,226人(平成24年3月31日現在)


更新日:2018年10月08日