【1月29日】まちづくり勉強会を開催

• 藤枝駅前地区総合再生会議が活動内容の普及活動として勉強会を開催
• 再開発及び、商店街に入るテナントをコントロールする取り組みを学ぶ

平成30年1月24日に市文化センターで、藤枝駅前地区総合再生会議主催の『再開発を核とした藤枝駅前地区まちづくり勉強会』を開催しました。これは、駅前一丁目8街区市街地再開発組合と駅前一丁目6街区再開発準備組合、駅前商店街振興組合、株式会社まちづくり藤枝で構成する同会議において決定した「藤枝駅前地区まちづくり憲章」の取り組みを、広く地域に皆さんに普及することを目的として開催したものです。

同会議では、駅前地区のまちづくりを「持続可能で魅力あふれる、徒歩圏暮らし」として、再開発を中心に推進しており、今回は、再開発の進め方及びメリットを学びました。

また、魅力ある商店街づくりのために地主によるテナントの選別を行っている静岡市の呉服町名店街の川辺氏を招いて、静岡呉服町名店街のランドオーナー会の取り組みも学びました。商店街の各地主がバラバラにテナントを入れてしまうと、その時に勢いのある業種に偏ったり、商店街に合わない業種が立地したりと、結果として商店街としての魅力が低減してしまうことが問題となっています。そこで、商売をしていない地主の組織である「ランドオーナー会」を立ち上げ、地主がテナントや合わない業種の出店をコントロールすることで、同業種に偏った出店を抑制し、多様な業種が集まる魅力的な商店街にする取り組みを行っています。この取り組みは、最近始められた取り組みですが、長期的な視点に立って商店街の価値を考えることで、地域全体の価値も考えるきっかけとなり、大変参考になる講演となりました。

今後も、再開発を核としたまちづくりを進めるとともに、リノベーションの普及にも取り組む予定です。