「RSウイルス感染症」が流行しています!

例年にはない時期に流行が拡大しています

乳幼児の代表的な呼吸器感染症であるRSウイルス感染症は、毎年冬季を中心に流行していますが、令和3年度は、全国的に例年にはない時期に流行が拡大しております。患者の約7~9割が2歳以下の乳幼児です。乳幼児のマスク着用は危険なうえ、乳幼児自身での手洗い、ソーシャルディスタンスの確保は困難です。手洗いがしっかりできる年齢の方々が乳幼児と接する時には、改めて、マスクの着用と充分な手洗いの励行をお願いします。

「RSウイルス感染症」

RSウイルスによる急性呼吸器感染症です。乳児期の発症が多く、生後1歳までには半数以上が、2歳までにはほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

 

・症状

軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては細気管支炎、肺炎へと進展していきます。初めて感染した場合は重くなりやすいといわれています。

・感染経路

感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染や、ウイルスの付着した手指や物品等を介しての接触感染が主なものになります。

予防のために

・特に乳幼児の近くではマスクを着用しましょう。

・感染症予防の基本は手洗いです。今一度充分な手洗いの励行をお願い致します。

・乳幼児のお世話をする前には、必ず手洗い・消毒をしましょう。

・上の兄弟が1歳以下の乳児の近くで咳やくしゃみをしないように、気をつけましょう。

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更新日:2021年06月07日