ジュニアアスリートが安心してスポーツに取り組める環境を目指して ~藤枝市消防団員による救命講習会を実施~
本市では、未来を創るジュニアアスリートを様々な面からサポートするため、市スポーツ少年団本部と市スポーツ協会と連携して「ジュニアアスリートマルチサポート事業」に取り組んでいます。
その事業の一環として、6月8日、藤枝市消防団女性隊に講師をお願いし、救命講習会を実施。市内各スポーツ少年団の指導者や保護者など48人が参加しました。
講習会では、消防団員からの説明を受けたあと、訓練用の人形を使い、要救助者の発見、周囲の安全確認、胸骨圧迫やAEDの使用方法など、一連の流れを体験しました。
救助者の救命処置によって、心肺停止した要救助者のその後の救命率が大きく変わるという説明を受け、受講者は真剣に講習に臨んでいました。
本市では、この地域から世界で活躍するアスリートを輩出できるよう、アスリート自身だけでなく、指導者・保護者に対しても多角的なサポートを継続的に実施しています。
※ジュニアアスリートマルチサポート事業とは…
2020年東京五輪・パラリンピックを契機に、市内のジュニア期(小学生以下)の選手に対し、市スポーツ協会等と連携し、技術、医・科学、食、様々な面からのサポート体制を構築し、『未来を創る選手』の育成を目指す事業です。
講義


実技講習


藤枝市消防団では、火災や地震等の災害から住民の生命・財産を守るための活動のほか、今回の救命講習のような、緊急時の救命処置や応急手当などの普及活動も行っています。
更新日:2025年06月09日