村越化石生誕100年記念 吟行句会を開催しました

~緑豊かな朝比奈路を歩いて俳句を作ろう~

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朝比奈川沿い約3キロのコースを散策

「魂の俳人」と呼ばれ、郷土を代表する俳人の村越化石氏の生誕100年記念事業として、5月28日、化石氏の故郷である朝比奈地区を歩き、俳句を詠む「吟行句会」を開催しました。

小中学生から大人まで17名が参加し、朝比奈地区の豊かな自然から俳句の題材を見つけ、俳句作りを楽しみました。

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村越化石氏の句碑に触れる参加者

当日は、朝比奈大龍勢櫓、玉露の里・化石氏句碑において、岡部町観光ボランティアの会のご協力により、朝比奈地区の歴史や化石氏の生涯についての説明を行いました。

参加者の皆さんからは、「化石さんのことをより深く知ることができた」「朝比奈大龍勢を実際に見るのが楽しみ」との声を多くいただきました。

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関森先生による講評

参加者が作った俳句は、関森勝夫氏(静岡県立大学名誉教授・公益社団法人俳人協会顧問)が選句し、小中学生の作品2句を含む5句が入選作品として選ばれました。

今後も、化石氏生誕100年記念として、様々な記念事業を行います。

入選作品紹介(敬称略)

風薫る 心魂の声 母の声(小沼 章雄 藤枝市)

夏つばめ ちゃっきりばしを とおってく(高林 那菜子 岡部小 5年)

新緑や 龍勢櫓 取り巻いて(小沼 勇斗 島田付属中 1年)

白杖で 突きし生家の 土間涼し(土肥 典子 静岡市清水区)

夏蝶の 龍勢櫓 のぼりゆく(柴田 佐和子 藤枝市)

天候にも恵まれ、俳句日和の1日でした。

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六社神社を散策

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玉露の里への橋にて

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オリエンテーション

更新日:2022年06月02日