令和5年度文化体験教室【日本舞踊】を開催しました
基本動作や演目のお稽古を行いました
令和5年7月23日(日曜日)に藤枝地区交流センターにて、「文化体験教室」の日本舞踊教室がスタートしました!教室の運営はえんの会が行います。
日本舞踊は江戸時代から伝わる古典音楽を用いた踊りであり、五大流派の一つである「花柳流」、そこから派生した「泉流」の師範が講師を務めました。教室は2部制となっており、前半の部は主に経験者が参加、後半の部では初参加となる参加者が多数を占めました。今回の教室で練習する曲は、初心者向けにわかりやすくアレンジされているそうです。


前半の部は扇子を用いた曲である「花ばたけ」、後半の部は藤の花を用いた「藤の花」を練習しました。参加者たちは座り方や立ち方といった基本的な所作から学び、「束(そく)=足をくっつけて立つ」こと、手の指はくっつけて揃えること、座る時は背筋を伸ばし、膝を折って座ることなど、一つ一つの所作を丁寧に練習しました。講師からは「綺麗です」とのお褒めの言葉もありました!また、日本舞踊特有のすり足の動きである「おすべり」の練習も行いました。


基本的な所作を一通り練習した後、発表当日に披露する演目のお手本として、講師が踊りを披露すると、参加者たちは真剣な眼差しを向けていました。その後、扇子の開き方や、首の向き、手足の動きなど細かいところにも注意しながら、最初の部分の振りの練習を繰り返し行い、この日の練習を終えました。


今後の予定について
今後、11月の市民文化祭と文化体験教室合同発表会での発表に向けて、全10回の練習に励みます。発表の当日は、参加者たちが体験教室を通して学んだ成果を披露します。入場は無料ですので、是非、会場までお越しください!
更新日:2023年08月04日