令和5年度文化体験教室【箏】を開催しました
日本の伝統的な楽器「箏」の練習をしました
令和5年7月22日(土曜日)に市民ホールおかべにて、「文化体験教室」の箏教室がスタートしました!講師は文化協会三曲部が務めます。
教室内には、良い音色が出せるように講師の皆さんが予め調弦してくれた箏が一面に並びました。一人一人順番に行った初めの自己紹介では、緊張している様子の参加者も居ましたが、練習が進むにつれて緊張もほぐれたようで、箏の音色を楽しめたようでした。


講師からは、流派によって使用するツメの形や座り方の向きが異なることや、桐の木で作られていること、箏の各部分の名前が「龍」に因んで付けられていることなど、基本的な説明がありました。また、絃には番号が付けられており、1,2,3…と続いた後、11,12,13にあたる部分が「斗(と)」「為(い)」「巾(きん)」で表され、楽譜も数字を使って書かれていることなどの説明があり、参加者たちは真剣に説明を聞いていました。


実際に箏を弾く練習では、色んな指を使って絃を鳴らすところから始まり、発表当日に披露する予定の「さくら」の練習も行いました。参加者たちは夢中で箏を弾いており、休憩時間中も自主的に練習している様子も見られました。初めての参加者が多かったにも拘わらず、教室内には綺麗な箏の音色が響き、初日の目標を超える仕上がりに講師も驚いた様子でした。


今後の予定について
今後、11月の市民文化祭と文化体験教室合同発表会での発表に向けて、全10回の練習に励みます。発表の当日は、参加者たちが体験教室を通して学んだ成果を披露します。入場は無料ですので、是非、会場までお越しください!
更新日:2023年07月28日