藤枝市は職員の育成を重要施策のひとつに掲げています

人財育成の大切さ (職員を宝ととらえ、財産の財の文字を使用しています)

藤枝市では、「真に市民のために役立つ職員」の育成に力を注いでいます。
職員が優れた人財であれば、市民生活の安全を支え市民が満足し喜んで貰える良い仕事ができます。そのため市民のために一生懸命働き、大きな気概とやりがいを持った職員の育成が大変重要となります。

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職員の具体的な育成方針として「新・人財育成基本方針」を策定し、市民サービスの担い手である職員を 「真に市民に役立つ職員」 として確実に育成することを目標に掲げ、「市役所から元気」を発信できるよう行動力、改革意欲と熱意に満ちた職員、具体的には幅広い経験、情報や知識だけでなく自分の専門分野をいくつか持つ職員(「スペシャル・ジェネラリスト」)の育成のため、各種研修を積極的に実施しています。その結果、本来の業務はもちろんのこと、大学の講師、自治体職員の研修講師や全国規模の会議のパネリストを務めるなど、その活躍の場を全国にまで広げています。

その他、 「新公共経営大綱」 のもと、職員提案に基づく各種の業務改善や事業推進方法の見直しを行い、国や県の特定財源を活用するなど予算において大きな選択と集中の効果をあげています。また、職員個々の能力アップを図る事で限られた職員数での行政運営が可能となる効率的な組織体制となってきました。その結果、県内35市町で最少の人口千人当たり4.4人の職員数となり、また、産業構造が同じで人口10万人以上15万人未満の類似団体では、全国85団体中2番目に少ない職員数となるなど、限られた職員で生産性豊かな行政運営を進めています。

人財育成の取り組み

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「採用説明会」を開催し、優秀な人財を確保しています

市役所や大学をはじめ、多くの学生が参加できるよう職員採用説明会を市外でも開催しています。採用試験では筆記試験のほか個別面接・集団討論を実施し人物評価を重視しています。

「職員寺子屋」を開催し、職員が職員を育成する体制を構築しています

専門的知識を有する職員が講師となり、実務の知識を伝授します。また、講師を務める職員のプレゼンテーション能力アップにもつなげています。

「職の公募制」を実施し、熱意ある職員を応援しています

意欲、能力や適性のある職員による希望する職(課長、係長、一般職)への手上げ制度を取り入れ、職員自らが取り組みたい事業、新たな施策の展開や活かしたい能力・経験を記入し応募しています。

「キャリアプラン」を尊重した人事配置を行っています

職員のキャリアデザインの実現に向け、職員個々のキャリアプランに基づく人事異動に関する意向を可能な限り尊重し、職員のモチベーションの向上を図っています。

新公共経営とは

本市は、市民にいちばん身近な自治体としての役割を果たすため、「藤枝型新公共経営」を掲げ、あらゆる場面で市民の意を汲み、日々努力を惜しまない、真に市民の役に立つ「人財」の育成・活用をその根幹に据えた経営を進めています。具体的には仕事の「進め方」を定め、貴重な人財や資金、公共施設などの行政資源を最大限活用する「仕組み」を作っています。いわゆる「削る」「切る」だけの行政改革ではなく、人財や行政資源の効用を最大限引き出すことで、より創造的な仕事を担える組織風土づくりを推進しています。

新公共経営の取り組み

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具体的には、職員自らが日々の業務の改善を提案する「一人一改善運動」、若手の職員が柔軟な発想で新たな施策や事業を提言して実施も図る「新公共経営プロジェクトチーム」、組織の仕事の進め方の改革を検討する「業務改善隊」「仕事の見直し委員会」などに取り組んでいます。同時に、周囲の人に感謝の思いを伝える「ありがとう!&いいね!キャンペーン」などを行い、職員相互のコミュニケーションを高め、風通しのよい職場づくりを進めています。

また、市民代表による「行政サービス評価委員会」や本市独自の「行政評価システム」「全事業の総点検」などにより、計画(Plan)・実施(Do)・評価(Check)・改善(Action)サイクルを重視した施策・事業を展開しています。さらに「戦略的な広報展開」により、職員一人ひとりが広報パーソンとなって、あらゆる機会やツールを通じた発信に努め、市民に理解され支持される市政を推進しています。

お問い合わせ

人事課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館3階
電話:054-643-3704
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更新日:2018年10月08日