平成30年度ふじえだ元気大賞受賞者決定

市民の皆さんに元気を与え、市のイメージアップに貢献した個人・団体を表彰する「ふじえだ元気大賞」。今年度は、10月の初めから11月9日までの期間で60件もの応募をいただきました。たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。

ふじえだ元気大賞選考委員による審査の結果、平成30年度は2個人3団体の皆さんが選ばれました。

1月30日に市役所で行われた表彰式では、市長から賞状とトロフィーを手渡しました。

平成30年度ふじえだ元気大賞に選ばれた皆さんをご紹介します。

平成30年度第40回全日本高齢者武道大会（剣道）85歳以上の部で、見事優勝。警察官になったのを機に剣道を始め剣道歴は約65年、現在87歳で剣道教士7段の腕前。静岡国体優勝など、様々な全国大会で活躍しています。県剣道協会の要職を歴任し、市内道場で子どもたちに剣道の指導を行うとともに、シニア世代の剣道愛好家との交流を深めています。

型絵染に魅せられ、ほぼ独学で腕を磨き、全日本新人染織展や第33回日展での入選のほか、静岡県工芸家協会会長賞、日本染織作家展NHK京都放送局長賞など数々の賞を受賞し、その技術は全国的に高く評価されています。

現在、市内の地区交流センターで講師として活動するとともに、「藤枝・染の会」を結成し、型絵染の普及に努め、作品展を開催するなど、本市の文化振興に大きく貢献しました。

大正元年に創業し、糀を作り始めて70年以上の実績と技術で、米糀を生かした砂糖不使用の「藤枝スイーツ甘酒シリーズ」を開発・販売しています。この新しい取り組みが評価され、平成30年度静岡県経営革新優秀賞表彰で最優秀賞を受賞しました。

また、岡部町商工会のキャラクター「おかべぇ」を考案し、地域活性化にも積極的に取り組むなど、地域産業の活性化に大きく貢献しました。

学業はもちろん、スポーツを通じて人づくりと地域づくりを積極的に進める静清高校は、野球部やバレーボール部が全国大会に出場しています。

特にバレーボール部は、3年連続して県大会で優勝し、全日本バレーボール高校球技選手権大会（春高バレー）に出場しました。本市や静岡県の代表として全国にその名を轟かせ、その活躍は市民の皆さんに夢と希望を与えました。

平成22年の開設当初から、地域の障害就業・生活支援センターや特別支援学校、ハローワークなどと連携し、精神障害を中心とした障害者雇用の促進に積極的に取り組んでいます。その経営内容が高く評価され、平成30年度静岡県障害者雇用促進大会で知事褒賞を受賞しました。

地域企業への助言や事業所見学の受け入れなど、他の企業や自治体との連携も積極的に行い、障害者が活躍する社会づくりに大きく貢献しました。