女性の創業支援に関するアンケート調査結果について
本市では、「ひと・まち・しごと創生」に基づいた施策において、地元企業の健全な発展の基礎づくりと起業・創業がしやすい環境づくりの推進に取り組んでおります。起業・創業支援の中でも、特に女性の起業に重点を置き、起業セミナーの開催や相談業務を行っているところであります。
そこで、女性の働き方や創業に関する意識を把握し、今後、女性起業セミナーや創業スクールなどの事業を実施するうえでの参考資料にすることを目的として、市内在住の女性を対象にアンケート調査を実施しました。
アンケート調査の概要
調査対象
藤枝市内在住の女性(20~60歳)3,000人
(平成27年11月1日時点)
調査時期
平成27年12月
調査方式
郵送による留置記入式
回答率
37.3%(1,120票)
調査項目
全20問
- 属性(3問)
- 今後の働き方の希望について(5問)
- 起業、創業の関心について(10問)
- 市の取り組みについて(2問)
アンケート調査結果の総括
平成28年2月の20代から50代の女性人口35,354人に基づいて推計
今後、新たに働きたい、働き続けたいと思う女性は9割を超えている。
今後、新たに働きたい、働き続けたいと思う女性の半数以上が 趣味や資格を活かして収入を得たいと考えている。
全体の 3割が起業に関心がある。(約11,000人)
起業への意欲・可能性があると回答している方は14.1%で、藤枝市内には 5,000人以上の方に起業の可能性があると推計 される。
起業を考えている場所は市内が多く、職種は、 趣味や資格を活かした 、飲食業や教室運営となっている。
起業していない理由を“ はじめ方がわからない ”や“ 資金 ”としていることから、起業相談対応や各種制度の紹介による資金調達などにより効果が上がると考えられる。
女性が働きやすく輝くまちとするためには、保育・介護に関する公的サービスなど幅広い分野の対応が求められており、裾野の広い施策展開が必要である。
更新日:2025年04月09日