地震保険

地震保険は、地震による住宅などの損害を官民共同で補償し、被災後の生活再建を支える保険です。地震保険は、「地震・噴火・津波を原因とする、火災・損壊・埋没・流失による損害を補償する保険」です。

損害保険会社の火災保険とセットで加入する必要があります。

保険料の割引を受けられる場合があるほか、所得控除を受けられます。地震保険は単独で加入することはできず、火災保険に加入する際に、地震保険を外すという希望を出さない限り、自動的に火災保険に付帯されます。火災保険に加入しているが、地震保険を付帯したか、記憶があいまいな方は、契約内容の確認をお奨めします。

また、火災保険を申し込んだ際に地震保険に加入しなかった場合でも、途中から地震保険を加えることができますので、ご検討ください。

地震保険は、法律（地震保険に関する法律）に基づいて、政府と民間の損害保険会社が共同で運営している制度です。地震保険の補償プランは一律で、全て同じ補償内容となっています。同じ補償額であれば、損害保険会社によって保険料に違いが出るようなことはありません。保険期間は、短期・1年・長期（2年から5年）のいずれかを選択することができます。

地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする、建物や家財の火災・損壊など

（例）

• 地震により火災が発生し家が焼失した
• 地震により家が倒壊した
• 地震による地盤沈下で家が傾いた

支払われる保険金は、建物や家財の損害の状況によって異なります。

大地震が発生すると、広域にわたって大きな損害が一斉に発生することが想定されますが、保険金をできるだけ早く、公正に支払えるようにするため、損害の状況を4つに区分しています。損害の程度は、各保険会社が判断します。

「全損」、「大半損」、「小半損」、「一部損」の4区分

注意：「り災証明書」の「全壊」、「大規模半壊」、「中規模半壊」、「半壊」、「準半壊」「準半壊に至らない（一部損壊）」の6区分とは別ものです。

一般社団法人 日本損害保険協会 中部支部

電話 052-249-9760

ファックス 052-249-9761