「しずおか中部“未来学”」を開催しました
8月21日、BiViキャンで6大学連携共同講座「しずおか中部“未来学”」を開催しました。
大きく変化する社会の中で、独自の視点やアプローチで地域課題に挑む、県内6大学の学生が集結。参加した高校生・大学生は、各大学の専門性を生かした多彩な学びに触れていました。
連携大学一覧
・静岡産業大学(大学公式ホームページ)
・静岡大学(大学公式ホームページ)
・常葉大学(大学公式ホームページ)
・静岡福祉大学(大学公式ホームページ)
・静岡県立大学(大学公式ホームページ)
・静岡理工科大学(大学公式ホームページ)
講座内容
各大学の学生が、地域課題をテーマにした研究成果を発表しました。
また、発表後には参加者と交流しながらワークショップに取り組み、体感しながら学びを深めていました。


常葉大学(造形学部造形学科 田宮ゼミ)
マップ作りを通して藤枝宿の魅力を探ろう
東海道の宿場町として栄え、今もなお江戸時代の趣を残す町の中心部から、朝比奈玉露の産地でもある自然豊かな里山まで様々な表情を見せる藤枝市岡部町。
講座では岡部町を楽しむためのプランを考え、それらを実際に体験し、伝えるための小旅行マップ作りに挑戦しました。
静岡大学(地域創造教育センター 山本研究室)
藤枝宿の魅力をオリジナル歴史地図で発信
藤枝の宿場町の魅力は大祭りなどを通じて広く知られています。しかし、その歴史的な魅力をもっと若者に伝えるためには、藤枝宿の歴史をもっと身近なものにしていく必要があります。藤枝宿のフィールドワークで発見した魅力を、オリジナル地図作り体験を通じて高校生と共有しました。
静岡産業大学(経営学部 万浪研究室)
藤枝市観光資源のプロモーションについての考察 ~観光行動における「ストーリー欲」について~
今や旅行スタイルは訪問意欲、購入意欲だけでなく、観光地の隠れたストーリーをも求められるように変化しています。今回は、産大生が選んだ藤枝市観光資源TOP3について「観光行動のストーリー欲」を学び、一緒に考察しました。
静岡理工科大学(理工学部・土木工学科 社会インフラ材料学研究室)
藤枝市における社会インフラ構造物の簡易点検マニュアルの整備
震災や豪雨による災害だけでなく、経年により生活の基盤となる道路や上下水道、橋梁などは日々劣化していきます。本研究室で取り組んでいる、地方自治体が管理する社会インフラ構造物の簡易点検マニュアルを作成を通した、住民の安全・安心な生活環境の維持・整備について学びました。
静岡県立大学(薬学部 創剤工学研究室)
藤枝茶の魅力とその特性を活かした「ナノファイバーシートの開発」とその活用
香気芳醇な藤枝茶の魅力を活かす「ナノファイバーシート」を開発しました。本研究室では医薬品製剤のみならず、地域の特産品を活かしたモノづくりを行っています。
講座では、このシートを活用した、藤枝市の産業活性化と魅力発信の方法について話し合いました。
静岡福祉大学(子ども学部子ども学科 小林ゼミ)
静福子どもみらい塾の可能性
BiViキャンにおいて実施している静福子どもみらい塾の活動の紹介とその効果について発表。さらに、小学生が実施しているプリントに取り組み、どのようなものが子どもの学習意欲を高めているのかを実体験を元に考察しました。
お問い合わせ
企画政策課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館3階
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更新日:2025年09月26日