【2月12日】静岡大学の学生が藤枝市の犯罪抑止策を提言

令和7年2月12日(水曜日)、本市と包括連携協定を結ぶ静岡大学の学生が、市内における自転車盗難などの犯罪抑止策について、市長及び藤枝警察署長に研究発表及び提言を行いました。

この研究は、データを活用した地域課題の解決を目指す取り組みの一環として実施されました。学生たちは、本市が提供する人流データ(特定エリアの通行量や人の動きを匿名で集計したデータ)、静岡県警が公表する犯罪発生情報オープンデータ、さらに気象データや人口データを活用して市内の自転車盗難等の発生状況を分析し、特定の場所や時間帯で犯罪が発生しやすい傾向があることを発見しました。

発表では、これらの分析結果を基に、「犯罪が発生しやすい時間帯に合わせて見回りを強化すること」「駐輪場への防犯カメラ設置や注意喚起の掲示を増やすこと」など、具体的な対策が提言されました。市長は「本市でも自転車盗難が多いことは課題と認識しており、学生の分析を参考に警察と連携しながら対策を進めていきたい」と述べ、今後の研究の継続にも期待を寄せました。

また、藤枝警察署長からは「データを活用した新たな視点の分析は、今後の防犯対策にとって大きな参考になる。警察としても市と協力しながら犯罪抑止の取り組みを強化していきたい」とのコメントがありました。

本市では、今後も大学や研究機関との連携を深め、データを活用した安全で住みやすいまちづくりを進めていきます。

静岡大学学生による研究発表の様子

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更新日:2025年02月25日