藤枝地区の人流解析及び蓮華寺池公園の混雑状況可視化に向けた検証を実施しました

藤枝市は、東京大学及び同大学発のベンチャー企業と共同で、センサーや携帯電話のGPSデータを用いた人流解析の実証実験を行いました。対象とするのは、藤枝地区及び蓮華寺池公園で、藤枝地区ではまちづくりへのデータ活用を、蓮華寺池公園では利用者の利便性向上に向けた混雑状況可視化をそれぞれ目的としています。

藤枝地区で行う検証の内容は、本市で初の試みとなる人流解析データのまちづくりへの活用です。携帯電話のGPSデータを活用し、昼夜間の人口密度の変化や移動の状況、滞在時間など人流の特徴を分析することで、藤枝地区の再生に向けた計画策定に役立てます。

蓮華寺池公園では、遊具設置箇所や滞留が発生する場所、園路の分岐点等にセンサーやIoT機器を設置し、来園者数や混雑状況を可視化することで、利便性の向上を目指します。

注意:本実証実験において取扱う情報は、匿名加工を行い、個人が特定できない形で活用します。

実証実験について

藤枝地区の人流解析

目的

人流データを藤枝地区のまちづくりに活用することを目指します。

概要

携帯電話のGPSデータを基に人流解析を行います。

また、商店街等における交通量や歩行者通行量が計測できるセンサーも併用し、IoT機器との組み合わせによる分析を行うことで、精度の向上を図ります。

蓮華寺池公園の混雑状況可視化

目的

混雑状況の可視化に向けた計測・分析により、利用者の利便性向上を目指します。

また、市HP等で混雑状況の閲覧が出来るよう、データ精度の検証も行います。

概要

公園内や駐車場など、計18箇所にセンサー等の機器を設置し、来園者数や混雑状況を計測。スマートフォンの台数から混雑状況を計測するセンサーも取り入れ、精度の高いデータ取得を行います。

機器1
機器2

実証実験期間

~令和4年2月末まで

実施体制

LocationMind株式会社

LocationMind株式会社

マキノハラボ

株式会社マキノハラボ

LocationMind株式会社(東京都千代田区)

…NTTドコモからGPSビッグデータ提供を受け応用的な分析を提供する企業。

東京大学空間情報科学研究センターと連携して分析を行う。

株式会社マキノハラボ(静岡県牧之原市)

…IoT・AIを用いたテクノロジーを茶業へ導入するスマート農業等に取り組む。

お問い合わせ

情報デジタル推進課
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更新日:2021年09月24日