自転車の出会い頭事故を無くすために!自転車が一時停止したくなる仕組み募集
課題の要点
解決したい課題
令和3年中の自転車事故は114件、うち出会い頭事故は69件(61%)を占める。交差点における自転車の一時停止を徹底することで、事故件数を削減したい。
想定する実証実験
事故発生件数の多い交差点において実験し、事故件数の減少効果を検証する。使用するツールや検証方法にこだわらず、AIやスマートフォンアプリなど、先進的なツールを活用するなど、柔軟な発想による実験の提案を期待している。
実現したい未来
高校生や子育て世代、高齢者など幅広く活用される自転車が安全、安心に活用され、出会い頭事故が無い社会を実現したい。
提案企業が得られるもの
高齢者人口の増加やコロナ禍での新しい生活様式により、自転車の需要は今後高まっていくと考えられ、自転車の一時停止を促す仕組みは全国展開が期待できる。
ストーリー
自転車事故に占める出会い頭事故の割合
全体の人身交通事故件数が過去最少を更新する中で、自転車交通事故は過去5年間、全体の17%程度を継続して占めています。また自転車事故のうち出会い頭事故は約60%を占めており、交差点における出会い頭頭事故防止対策が必要となっています。
自転車事故の違反内容
自転車が第1当事者(違反者)となる事故発生件数は減少していますが、一時不停止、安全不確認による事故が過半を占めている現状は継続しています。
本市の交通安全教室の実施状況
市内全高校において、オンラインの自転車マナーアップ教室や各高校主催の街頭指導が行われ、本年度はさらに新たな取組として命の大切さを交通事故被害者遺族が講話する「いのちの教室」や高校体育館を使用した、スタントマンによるスケアードストレイト方式の交通安全教室が開催されています。
高齢者にむけては市内11カ所で2回ずつ、延べ440人を対象とした高齢者交通安全教室を開催していますが、さらに自主的に一時停止を促す仕組みで対策を強化したいと考えます。
自転車の出会い頭事故を無くすために
他者から言われたから、指導を受けたからではなく、自ら進んで一時停止をしたくなるようなポイント加算アプリ(現在のふじえだ交通安全マイレージ連動した活用を検討いただきたい)や路面舗装等により自転車運転者の注意をひき、思わず止まって安全確認をするような仕組みを検討することで、交差点における自転車の出会い頭事故を防ぐことができると考えます。他市に先駆けて先進的な取組を実証実験することで全国展開も十分期待できます。ぜひ斬新なアイデアのご提案をお願いします。
募集要項
背景
藤枝市内には高校が6校あり、そのほとんどが自転車通学である。また、高齢者人口の増加、自動車運転免許返納後の移動手段として今後自転車は活用の増加が見込まれる。自転車利用者の増加により今後自転車事故の増加が予測され、現在、自転車事故の6割を占める出会い頭事故防止対策が必要となっている。
課題
現在各高校において自転車マナーアップ教室などが開催され、街頭指導も活発に行われているが、さらに一時停止と安全確認を徹底させたい。また、高齢者や子育て世帯も自転車の活用は多く、高齢者の交通安全教室も開催しているが、一時停止徹底と安全確認等自転車マナー向上対策がさらに必要である。
求める解決策
自転車の運転者がみずから注意を払い、一時停止および安全確認をしたくなるような仕組み。
想定する実証実験内容
一時停止をするとポイントがたまる、など一時停止をすることでアドバンテージが得られるような仕組み、もしくは止まって確認したくなるような路面標示など。
事故多発交差点で実験し、実験中の事故発生状況等により効果を確認する。
実証実験成功後の発展性
交差点における出会い頭事故防止対策は全国展開が期待できる。
提案企業に求める 専門性
スマホアプリ開発能力や道路設備設置に関する専門知識など
プロジェクトの進め方・打合せ方法
オンライン会議対応可
提供可能な データ・環境等
本市交通事故発生に係る資料
プログラム終了後の本格導入
有効性が確認できた場合、予算化を検討
お問い合わせ
情報デジタル推進課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所東館4階
電話:054-643-3259
ファックス:054-644-8859
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2023年08月30日