環境推進本部会議を開催しました
5月19日に藤枝市では、近年の猛暑の常態化や地球温暖化の進行を背景に、市民の命と健康を守るための熱中症対策の強化に取り組むため、環境推進本部会議を開催し、全庁的な熱中症対策の推進方針を確認しました。
北村市長からは、「社会全体が脱炭素や気候変動適応といった課題に直面する中で、自治体の責務もますます重くなっている。熱中症は生命にかかわる深刻なリスクであり、市としては『熱中症による死亡者ゼロ』を目標に掲げ、全庁横断的に取り組んでいく」との方針が示されました。
本会議では、近年の救急搬送者数の増加や、高齢者を中心とした搬送事例の傾向、熱中症警戒アラートの発表回数の増加など、具体的なデータに基づいた現状の共有がされたほか、今後の重点的な取組として、
1.高齢者や子どもなど、いわゆる「熱中症弱者」への周知啓発の徹底
2.各部局における対策の確実な実施と継続的な改善
の2点が挙げられました。
また、同日より開始となる、エアコン設置補助金をはじめ、本年度における各部局の取組内容も共有され、屋外イベントの時間・場所の見直しや、クーリングシェルターの設置支援、啓発事業の展開など、具体的な取組が示されました。

更新日:2025年06月26日