令和6年度

（令和7年3月現在）

『藤枝もったいない倶楽部』に登録した団体等が、「もったいない運動」を推進していくための環境活動を実施する場合に資金的に支援するものです。

市内で活動する環境市民団体の活性化を図り、かつ、市民のみなさんが環境行動を起こすきっかけづくりの場を増やすことを目的としています。

本年度は、自然観察会や体験講座を行う団体を支援し、「藤枝市もったいない運動」を推進しています。

藤枝市が環境のキーワードとしている”もったいない”を広め、誰もが環境に興味を持ち、自ら考え、そして行動するためのきっかけをつくる場として開催しました。

本市では、令和6年1月30日、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、デコ活宣言を行いました。今回のイベントは持続可能な社会の実現のため、「生物多様性」をテーマとして開催しました。イベントでは、キツネやサルなどのはく製の展示をはじめ、市内57か所の涼みどころの紹介などによる熱中症予防啓発や、気候変動に関する体験、自然素材を使った工作体験などを行ったり、規格外野菜がもらえるスタンプラリーを実施するなど、楽しく環境を学ぶ機会となりました。

また、環境に配慮した消費行動とも関わることから「環境」と「消費生活」の二つの視点から生物多様性を考えるイベントとして“環境フェスタ”と“消費者フェア”を合同開催し、「生物多様性」を考える機運醸成を図りました。

BiViキャン・駅南通り

4,110名

• 剥製の展示
• 廃材を使ったクラフトづくり
• ガチャをまわして身近な気候変動を考えよう
• 自然素材の竹を利用した竹笛づくり
• 環境にやさしいせっけんづくり
• 木の実や草花を使ったクラフト体験
• 電気自動車の展示、紹介 など

10月の食品ロス削減月間に合わせてポスターを作成し、市内スーパーや施設等に掲示しました。

また、しずてつストア藤枝駅南店掲示板に掲示し、啓発を行いました。

環境の学習を始める小学4年生を対象に、本市独自の食品ロス削減啓発冊子を配布し、食品ロスへの関心を高めました。

本庁ロビーにおいて、食品ロス削減月間に合わせてロビー展示で啓発を行いました。

イベント時に、食べ残しを持ち帰る容器（ドギーバッグ）の利用促進のため、オリジナルの啓発物を作成し、啓発を行いました。

また、実際に持ち帰りを行うために、持ち帰り容器を用意し、希望された方に利用していただきました。

ドギーバッグをより身近に感じてもらうため、キャラクターを使ったステッカーを作成し、ドギーバッグ配布時に貼り付けて渡しました。

地球温暖化防止及び省エネ行動に対する市民の環境意識を高める「デコ活」事業を推進するため、取り組みやすく省エネ効果が高い「グリーンカーテン」を始めるきっかけづくりとして、コンテストを行いました。

優秀作品については、令和6年12月7日（土曜日）に市民のつどいにおいて表彰式を行いました。

○応募数：23件（家庭部門14件、団体部門9件）

家庭部門 最優秀賞 1名 優秀賞 4名

団体部門 最優秀賞 1団体 優秀賞 3団体

温室効果ガスの排出を抑制するため、節電・省エネに向けた取組みとして積極的な節電行動を促し、環境行動の習慣化、資源循環型のライフスタイルの定着化を図りました。

節電行動のきっかけづくりとして「緑のカーテン」を市民や事業所、学校等に普及啓発しました。

• 各地区交流センター、小中学校にゴーヤの苗や緑のカーテン資材を配布しました。
• 保育園・幼稚園の園児と環境月間ロビー展示や環境フェスタにおいて、ゴーヤの種などを配布し家庭での節電を推進しました。

各家庭における積極的な節電を促すため、電気使用量の削減目標を前年同月比4％削減として実施しています。

• 達成者による節電効果  13,810kWh
• 二酸化炭素換算量    7,084.5kg-CO2

目標達成者の皆さんには、ふじえだグリーン商品券（「まんさいかん藤枝」で使用できる商品券）を贈呈しました。

物を大切にする「もったいない」の気持ちを改めて見つめ、考え直すとともに、ごみの減量や環境に関する意識の向上を目的として、市内小学校4年生から「もったいない」をテーマにしたポスターを募集しました。

審査会の結果、8点の入賞作品が選ばれました。入賞作品は、市民の環境意識を高めるきっかけづくりとするため、10月に市役所ロビーに展示をし、市内を巡回するごみ収集車3台に拡大シールにして貼付しました。

また、入賞者には12月7日（土曜日）開催の”もったいない“市民のつどいで表彰を行いました。なお、応募された全作品について、12月に生涯学習センターで展示しました。

83点

8作品
（市長賞1点 市議会議長賞1点 教育長賞1点 藤枝市もったいない運動推進委員会委員長賞1点 優秀賞4点）

平成21年12月20日に“もったいない”都市宣言を行ったことを受け、12月を「もったいない推進月間」とし、市民・事業者・行政が一体となって、更なる環境保全活動に取組み、環境行動都市を目指しています。

また、毎年12月第3金曜日を“もったいない”アクションデーとして、“もったいない”都市宣言に沿った取組みを全市的に実践しています。（令和6年のアクションデーは、12月20日）

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、できる範囲での実施とし、市内事業所と市役所が、「藤枝市統一ノーカーデー」の実施を呼び掛けました。

各日午後8時から午後10時の消灯を呼びかけました。

• 夏至ライトダウン         
  6月21日（金曜日）
• 七夕（クールアース・デー）ライトダウン   
  7月 7日（日曜日）
• 花火大会ライトダウン                   
  8月7 日（水曜日）
• もったいないアクションデー       
  12月20日（金曜日）

児童生徒が主体的に環境行動を実践する取組みとして、小中学校毎の独自のエコ活動である『“もったいない”アクション』を宣言し、実践しました。

まち美化里親登録団体のみなさんが、各団体登録の場所の美化活動を重点的に実施しました。

藤枝市もったいない推進月間中のイベントとして、“もったいない”ポスターコンクール、グリーンカーテンコンテストの優秀者を表彰する表彰式を行いました。

また、次世代環境リーダー育成事業において、高校生が環境についてハワイで研修を行い、その内容の発表も併せて行いました。

日時：令和6年12月7日（土曜日）
会場：BiViキャン

家族で環境にやさしい生活に取り組んでもらうきっかけとして、「もったいないエコファミリー宣言」の取組みを行っています。

これは、『二酸化炭素排出量を減らす』『燃やすごみを減らす』『環境保全活動への参加』の3つの目標を宣言し、エコ生活を3週間実践するというものです。実践後、その結果の自己評価を市へ報告すると「もったいないエコファミリー」として認定され、「ふじえだグリーン商品券」などを贈呈しました。

環境にやさしいライフスタイルを『賢く選択』し、その定着を促進するため、節電キャンペーンや各種補助金申請時、展示等でエコファミリー宣言の取組みを啓発しています。

34,084人 （令和7年3月末日現在）

日頃の生活で、各個人が「節電」「節水」「ごみ減量」など、環境負荷軽減につながる行動に取り組み、加えて、「エコファミリー宣言」「環境講座等に参加」などでボーナスポイントを貯めます。

2週間以上の実践でポイントをためると、ふじえだマイレージカード（1年間有効）が発行されます。マイレージカードは、市内の協力店において、割引等の特典を受けることができます。