人財育成センター

人が輝き、元気に育つまち  ふじえだ

市町で県内初の「人財育成センター」は、人を育て、豊かな人財をはぐくむ戦略を進めています!

 

人財育成センターって何?

豊かな市政は、まず人財から!!

→人々に長く“選ばれ続けるまち”藤枝づくりに向けて、次のような仕事をしている藤枝市の
組織です。

  • 真に人の役に立つ職員を、計画的に育てる!
  • 公務員として自分が成し遂げたいことを支援し、知恵と活力に満ちた職員を育てる!
  • 市の内外の様々な分野で、人を育てるお手伝いをする!
人財育成センター


 

人財育成センターは、どんなことをしているの?

次のような取り組みをしています。
  • 職員の士気をさらに高め、市民奉仕の熱い心で、政策をつくる力と進める力を、さらに高める取組
  • 市政をたくましく担うプロフェッショナル(総合力のある専門家)を計画的に育てる取組
  • 職員の働き方を見直し、さらに効果的に市民に奉仕する環境をつくる取組
  • 地域で活躍する人財の情報の発信、大学との連携などによる元気な人財の育成


 

センターはどんな組織になっているの?

現在の組織は、このようになっています。
市役所内の各部局、各課と常に深く連携して、仕事を進めています。

人財育成センター組織図


 

具体的には、どんな仕事をしているの?

現在は、次のような多様な取組をしています。

1. 人財の育成(市の総務部や各部局と連携して進めています)

特別研修   (接遇、コンプライアンス、メンタルヘルスなど)
階層別研修   (新規採用職員から新任課長まで幅広く)
藤枝独自の職員育成策の強化  (職場教育(OJT)を徹底しています)
藤枝独自の育成策   (職員が職員を導く「職員修練道場」や「職員寺子屋」)
様々な団体への派遣   (国、民間企業、早稲田大学人材マネジメント部会など)
部局の連携による大学での「地方自治講座」などの実施   (講師は各課の職員)
静岡県市長会・町村会主催の研修事業への参画   (地方自治・公務員制度研修、専門研修)

研修風景

職員研修の実施風景

地方自治論

地元の大学で若手職員が登壇

2. 採用活動に関すること(市の総務部と連携して進めています)

・県内外の大学などへの採用に向けたPR
・職員採用説明会の開催(市の内外で、計3回実施)

採用説明会の様子


 

3. 働き方改革と効率の良い職場の環境づくり(本市総務部、企画創生部と連携)

・市役所内の「女性活躍推進会議(フジェンヌ)」への支援
・本市「新公共経営プロジェクトチーム(若手PT)」への支援
・職員意識啓発講座   (イクボスセミナー、タイムマネジメント研修)の開催
・メンタル不調の職員の復帰プログラム作成と、フォローアップ
・藤枝独自の職員育成策の強化   (職場教育(OJT)の徹底)

フジェンヌ活動風景

女性活躍推進会議(フジェンヌ)の活動

若手プロジェクトチーム活動風景

新公共経営プロジェクトチームの活動


 

最近の取組の実績は?

1. 市役所職員の育成戦略

(1)新公共経営若手プロジェクトチームへの支援
若い内から市政を経営する意識と感覚を高めるため、平成21年度から毎年有志若手職員がメンバーを変えて市の政策を議論し、市長に提言を行っています。
提言内容は基本的に市政に反映します。令和4年度は「若者が活躍できるまち~将来にわたり活力あふれる藤枝」をテーマに、各部局から11名の若手職員が参加して議論を重ね、市長に提言書を提出しました。
 

(2)女性活躍推進会議フジェンヌへの支援
女性の視点から、働きやすい環境について調査研究し、市長に政策提言を行っています。平成28年度に開始し、毎年新しいメンバーで調査・研究をしています。7期目となる令和4年度は、各部局からの主事級から主幹級までの「フジェンヌ」メンバー4名に加え、同様の基準で選出した男性職員4名を加えた8名のメンバーで、全ての職員が「やりがい」を持ってイキイキと働き、能力を発揮できる職場の実現に向けた、具体的な政策の提言に向けて意見交換をしました。提案は市長への提言書として提出し、市政の業務改善に順次反映していきます。
 

(3)早稲田大学 人材マネジメント部会への支援
平成29年度に開始し、毎年度、早稲田大学マニフェスト研究所「人材マネジメント部会」に職員を派遣しています。令和4年度も3名が参加し、オンラインと対面を併用し、助言を受けながら政策協議を進めました。「地方創生時代における新たな組織や人材を創る」をテーマに、実践的な研究に取り組み、他の自治体職員と交流を重ねながら、年度末に研究論文を提出しました。
 

(4)将来の行政経営陣を育てる研修(組織経営論を導入)
各々の階層向けの研修で、職員の法務能力やコミュニケーション能力、実務能力の向上ばかりでなく、「基礎自治体の仕事の意義」や「地方公務員としての使命」、「組織経営のあり方」などを繰り返し職員に教え込むことで、行政の経営陣となる職員を戦略的に育成しています。

<研修項目の実例>

新規採用職員研修、主査昇格候補者研修、新任係長研修、OJT研修、

会計年度任用職員研修、キャリアデザイン研修、人財育成フォローアップ

研修、採用2年目職員研修、採用3年目職員研修、主任主査2年目職員研修

ほか多数。


 

2. 市役所以外に向けた人の育成戦略

(1)大学における「地方自治論」講座等への講師登壇
本市地元の静岡産業大学で、「地方自治論」をはじめ「地域産業論」、「地方財政論」、「専門演習C(幸福福祉論)」に職員が講師として登壇しています。各部局の職員が意欲的かつ工夫を凝らして地方自治の実務を学生に伝え、自治体の先進事例として全国から注目されています。
 

(2)県内外の大学との連携の促進
以下のような多の取り組みが着々と進んでいます(企画創生部で推進中)。
〇大正大学(東京都)の学生交流
〇静岡県内の包括連携協定締結大学(静岡大学、静岡県立大学、常葉大学、静岡理工科大学、静岡福祉大学、静岡産業大学)との連携
〇本市職員が卒業した大学における採用説明など


(3)静岡県市長会・町村会等への協力事業
県内市町の新規採用職員 全体研修での「地方自治制度」「地方公務員制度」の講義、市町秘書(課長)研修での講義 など
 

(4)人財育成センターは、地域、本市内外の講演、講座等、様々なご要望にお応えし、講師職員を派遣します!

更新日:2023年08月25日