藤枝市の放置竹林対策

竹林の現状と整備の必要性

竹はこれまで、食用の竹の子や日用品として非常に重宝されてきたことから、日本各地で多くの竹林が耕作されてきました。しかし、輸入竹の子やプラスチックの使用が増え、竹の需要が一気に少なくなりました。そして、少子高齢化による高齢者不足も相まって、管理されない竹林が拡大しており、藤枝市も同様に市内各地で竹林が拡大傾向となっております。

竹は通常の樹木とは異なり、繁殖力が非常に高くスピードも速い上に地下茎により範囲を拡大する特性から、健全な森林や農地を浸食していきます。やがて浸食された箇所は、竹の密集により太陽光を遮ってしまうことから、背の低い樹木や草等が駆逐されてしまい、山の地肌がむき出しになることや、通常の樹木と異なり根が浅い特性から、土砂災害の危険性が高くなると言われています。また、密集した竹林はイノシシなどの有害鳥獣の棲家ともなりうることから、農作物被害が増大する要因ともなります。

こうした放置竹林を対策するため、藤枝市では以下のとおりパンフレットを作成し周知を図るとともに、竹林所有者への支援や取組みを行っております。

藤枝市の竹林に係る補助金の案内

藤枝市は竹林の伐採や竹の利活用に取り組む団体を支援する2種類の補助金があります。5名以上の構成員で組織され、安全管理ができる団体であることが条件であり、補助申請前に事業体の認定が必要となります。また、予算がなくなり次第締め切りますので申請をお考えの方は事前にお問合せください。

竹林対策事業費補助金

放置竹林の竹を全て伐採(皆伐)し、植林を行うことで竹林から森林への林種転換を図る事業に対して、竹林の面積に応じて補助をします。

〇採択基準:1,000平方メートル当たり800本以上の竹がある放置竹林で、皆伐後は植林及び保育を実施し、5年間森林として管理していく協定を市と土地の所有者が締結していること
〇補助率:伐採経費(市が算出した経費)の60% ※土砂災害警戒区域は80%
〇林種転換用の苗木代として1,000平方メートルあたり上限40,000円も補助
〇竹林所有者の申請も可能

皆伐された竹林1 皆伐された竹林2

 

竹林再整備事業費補助金(令和8年度~)

放置竹林の竹の間伐や下草刈りなどを行うことで、竹林として整備をするとともに竹の利活用や竹林での環境教育を実施する事業に対して補助をします。

〇採択基準:1,000平方メートル以上(目安)の放置竹林で、5年間の維持管理に関する協定書を市と団体で締結していること
〇補助額:上限35万円 (再整備事業:上限20万円 利活用・環境教育事業:上限15万円)※領収書の添付が必須
〇補助率:補助対象経費の10/10
〇事業内容に竹林の再整備は必須(利活用・環境教育のみでの申請は不可)

再整備された竹林 竹林での環境教育

お問い合わせ

農林基盤整備課
​​​​​​​〒426-0026藤枝市岡出山2-15-25 藤枝市役所南館1階
電話:054-643-3350
ファックス:054-631-9081

メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2026年04月01日