特定外来生物「オオキンケイギク」について

(環境省特定外来生物同定マニュアルより引用)
オオキンケイギクは、外来生物法(「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」)により、生態系などに被害を及ぼすものとして「特定外来生物」に指定されています。
外来生物法では、特定外来生物の栽培、保管、運搬、販売、野外への放出などを禁止しており、違反をすると罰則があります。
オオキンケイギクの特徴
- キク科の多年生草本
- おもに路傍、河川敷、線路際などに生育する
- 直径5センチから7センチの橙黄色の頭状花をつける
- 葉が茎の下の方につき、両面に粗い毛がある
- 高さが30センチから70センチ
- 花期は5月から7月
オオキンケイギクを見つけた方へ
栽培や販売をしないでください
特定外来生物は栽培、保管、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。生えているのを見つけても、自宅に持ち帰ったり、別の場所に植え替えたりすることがないよう、お願いします。
出来る限り駆除にご協力お願いします
お庭や畑でオオキンケイギクが生えているのを見つけた場合は、出来る限り駆除にご協力ください。
駆除をする際には、根から引き抜いたものを枯らしてから、種子や根を落とさないように袋に入れて、燃やすごみとして処分してください。
また、場所によっては、除草剤による駆除も効果的です。オオキンケイギクが今より拡がることを防ぐため、種子をつける前に駆除することが望ましいとされています。
オオキンケイギクかな・・・?と思ったら
オオキンケイギクらしき植物を見つけた場合、静岡県自然保護課に判別を依頼することが出来ます。
植物の判別を依頼したい方は、下記の『静岡県特定外来生物リーフレット』3ページに記載されている静岡県自然保護課のメールアドレスに、植物の写真をお送りください。
更新日:2023年06月20日