令和5年度文化体験教室【立体書画】を開催しました
立体的な木工作品を作りました
令和5年8月2日(水曜日)、おはなし長屋(藤岡)にて「文化体験教室」の立体書画教室がスタートしました!講師は文化協会立体書画工芸協会が務めます。
この日の教室には、大人1名、小学生5名が参加しました。立体書画の作品は、自分の好きなイラストを木の板に写し取って下絵を描いた後、専用の機械と電熱線を使い、下絵の線に沿って木の板を焼き切り、切った部分を裏から押し出して固定することで立体作品に仕上げます。イラスト選びから、機械を使った作業まで、講師たちが丁寧に指導を行いました。
下絵となるイラスト選びでは、小学校低学年の参加者たちはかわいい動物のイラスト、高学年の参加者たちは少し複雑な女の子のイラストなど、思い思いに好きなイラストを選んでいました。中には、自分で描いたイラストを下絵にしている参加者も居ました。楽しそうにイラストを選んだ後は、下絵にするため、丁寧に木の薄い板に写し取っていました。
イラストを写し終えた後は、切り抜き作業に移ります。機械を用いて細い針金を電気で熱し、木の切り抜きを行うため、参加者たちは火傷などケガしないように注意しながら、講師の指導の下、作業を行いました。参加者たちは、初めて使う機械と細かい作業に緊張しながらも、真剣な表情で下絵の線に沿って切り抜き作業を行っていました。初めのうちは、電熱線が切れてしまうことなどもありましたが、少しずつコツを掴むと、スムーズに作業が進んでいる様子が見られました。
今後の予定について
丹精込めて作成した作品は、11月の市民文化祭と文化体験教室合同発表会で展示を行います。入場は無料ですので、是非、会場にて力作をご覧ください!
更新日:2023年08月17日