浜岡原子力発電所の周辺市町の安全確保等に関する協定
市民の安全・安心な暮らしの確保に向けて
平成28年7月8日、浜岡原子力発電所から31キロメートル圏内のUPZ(緊急時防護措置を準備する区域)にある本市を含む7市町(藤枝、島田、磐田、焼津、袋井、吉田、森)が、県・中部電力株式会社と安全協定を締結しました。本協定では、大規模災害時の浜岡原発周辺地域の安全を確保するため、情報の伝達や立ち入り調査などについて定めています。
この協定の締結により、UPZ内の7市町は次の4つの点において、立地4市(御前崎、牧之原、掛川、菊川)に準じた体制確保ができるようになりました。
- 県・立地4市と同じく、必要な情報や通報が遅滞なく得られること
- 県・立地4市が行う立ち入り検査に、本市職員が同行できること
- 立ち入り調査の結果、立地4市が適切な措置を中部電力株式会社に求めた場合、その内容が通知され、事前協議がなされること
- 県・7市町・中部電力株式会社は、原子力環境の安全確認などを目的とした、環境安全連絡会を設置すること
これまでは立地4市にしかなかった原発に係る防災体制に、本市を含むUPZ内の7市町が位置付けられ、必要な情報伝達、連絡調整の場の確保などができるようになりました。
更新日:2018年10月08日