集中豪雨や台風などによる風水害・土砂災害から身を守るために(土砂災害・洪水ハザードマップ)
土砂災害警戒情報や洪水予報発表などの情報、危険箇所の巡視などを行い、災害発生の恐れが高まった場合は、市民の皆さんの生命を守るため状況の深刻度に応じて、『高齢者等避難』⇒『避難指示』を発令します。
高齢者等避難とは
避難準備を呼び掛けるとともに、高齢者や障害者などの用配慮者に対して、早い段階で避難行動を開始することを求めるものです。
避難指示とは
災害によって被害が想定される地域のみなさんに対して、避難を求めるものです。災害が起こる前に必ず避難行動をとりましょう。
避難指示などの伝達方法
避難指示などは、同報無線やキックオフメール、市ホームページ、消防車両による広報、テレビのニュース速報やラジオ放送などにより、市民の皆さんに伝達されます。
藤枝市メール配信サービスである『キックオフメール』に登録すると、避難指示などの発令や同報無線内容を受信することできます。
キックオフメールの登録については、以下のリンクを参照してください。
大雨、強風などで同報無線が聞き取れなかった場合、もう一度内容を確認したい時は、テレホンサービスをご利用いただくと、放送内容を確認することができます。テレホンサービス:0120-175040(いーなこーほー)
土砂災害から身を守るために、以下の点に注意しましょう。
土砂災害・洪水ハザードマップで、ご自宅周辺の災害リスクを確認する
土砂災害・洪水ハザードマップ
土砂災害・洪水ハザードマップは、大井川、大津谷川、瀬戸川、朝比奈川、葉梨川、栃山川、木屋川が想定最大規模の降雨(千年に一度の確率で降ると想定される大雨)により増水し、、堤防決壊や越流が発生した場合に、想定される浸水被害の状況(最大浸水想定区域および最大浸水深)や避難に関する情報等を記載しています。
対象河川 | 想定最大規模の降雨 |
大井川水系(大井川) | 48時間の総雨量787ミリ |
大井川水系(大津谷川) | 16時間の総雨量750.7ミリ |
瀬戸川水系(瀬戸川・朝比奈川・葉梨川) | 24時間の総雨量695ミリ |
栃山川水系(栃山川・木屋川) | 18時間の総雨量772ミリ |
土砂災害(急傾斜地崩壊、土石流、地すべり)についても、大雨により災害発生の恐れが高まる区域として、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)および土砂災害警戒区域(イエローゾーン)を地図上に表示しています。
ご自宅の周辺が、どのくらい浸水するのか、土砂災害の危険はないか、避難場所はどこにあってどのような経路で避難するかなど、いざというときに備えて確認をお願いします。また、学習面にある防災や避難に関する情報を日頃から読んでいただき、防災知識を高め、災害に備えましょう。
土砂災害・洪水ハザードマップは、以下のファイル名をクリックするとダウンロードできます。
(地図面は市内を南部、北西部、北東部の3つに分けて表示しています。)
土砂災害・洪水ハザードマップ地図面(南部) (PDFファイル: 19.3MB)
土砂災害・洪水ハザードマップ地図面(北西部) (PDFファイル: 11.2MB)
土砂災害・洪水ハザードマップ地図面(北東部) (PDFファイル: 14.6MB)
土砂災害・洪水ハザードマップ学習面 (PDFファイル: 6.2MB)
新たに野田沢川、内瀬戸谷川、東光寺谷川の洪水浸水想定区域が指定されました。詳細につきましては、下記よりご確認いただけます。
なお、土砂災害・洪水ハザードマップは、藤枝市GIS(藤枝市地理情報システム)でも閲覧できます。
GIS版の土砂災害・洪水ハザードマップや想定浸水深マップでは、浸水想定区域内をクリックすることで、その地点で想定される浸水深を地図上に表示して確認することができます。
土砂災害に関する情報
土砂災害・洪水ハザードマップの基となる土砂災害特別警戒区域や土砂災害警戒区域の指定状況等については、以下のリンクからご覧いただけます。
土砂災害情報マップ(静岡県ホームページ)外部リンク
土砂災害警戒情報(静岡県地理情報システム)外部リンク
土砂災害(特別)警戒区域指定状況(静岡県ホームページ)外部リンク
洪水に関する情報
浸水想定区域図
土砂災害・洪水ハザードマップの基となる洪水浸水想定区域図は、以下のリンクからご覧いただけます。
大井川浸水想定区域図(静岡河川事務所HP)外部リンク
二級河川浸水想定区域図(静岡県HP)外部リンク
洪水浸水想定区域図(洪水予報河川、水位周知河川)(静岡県HP)
洪水浸水想定区域図(洪水予報河川・水位周知河川以外)(静岡県HP)
河川水位・雨量情報
静岡県土木防災情報システム(サイポスレーダー)では、河川水位や降水量、天気予報などを確認することができます。
静岡県土木総合防災情報(サイポスレーダー)外部リンク
藤枝市水位・雨量観測システムでは、市内21か所(水位計19基、雨量計2基)に設置した計測器からの情報データを確認することができます。
藤枝市水位・雨量観測システム 外部リンク
土砂災害の前ぶれを察知する
土砂災害の発生前には、前ぶれ(前兆現象)があります。
土石流
- 急に川の水が濁り流木が混ざる。
- 山鳴り、地鳴り、異常なにおいがする。
- 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
- 川や沢の中での石どうしがぶつかる異音がする。
がけ崩れ
- がけから水がわき出している。
- 小石がパラパラと落ちる。
- がけに亀裂ができる。
地すべり
- 沢の水や井戸水が濁る。
- 斜面から水が噴き出す。
- 地面にひび割れが出来る。
防災気象情報に注意する
気象庁静岡地方気象台は、大雨などによって災害が起こるおそれのあるときに「注意報」を、重大な災害が起こるおそれのあるときに、「警報」を発表し、注意や警戒を呼びかけます。
これまでにない危険が迫っているときは、「特別警報」が発表されますので、災害からただちに身を守る行動をとりましょう。
大雨による土砂災害発生の危険度が高まった時には「土砂災害警戒情報」が発表されます。
また、特別警報、土砂災害警戒情報が「発表されない」は、「災害が発生しない」ではありません。
これまでどおり、注意報、警報、その他の気象情報を活用し、早めの行動をとることが大切です。
早めの避難で身を守る
がけ下や渓流沿いなどにお住まいの方は、大雨の際や土砂災害警戒情報が発表された際には、早めに近くの避難所などの安全な場所に避難しましょう。
また、夜間に大雨が予想される際には、暗くなる前に避難することがより安全です。
避難勧告などの発令に備えて、非常用品の点検、避難の準備をしてください。避難勧告などの発令情報に注意して、危機感を持ち、早めの避難を心がけましょう。 なお、豪雨などで避難所への避難が困難なときには次善の策として、近くの頑丈な建物の二階以上に緊急避難(垂直避難)したり、さらに困難な場合は、自宅の中のがけから離れた部屋の二階などの少しでも安全な場所に移動しましょう。
更新日:2023年05月08日