Jリーグ誕生 新たなサッカー環境の幕開けへ

更新日:2018年10月07日

そして、このころ日本のサッカーは大きな変革を遂げる。平成5年(1993)5月にプロチームから成るJリーグがスタートする。県内では清水エスパルス、ジュビロ磐田の2チームが設立され、サッカーのまちを標榜しながら、清水と磐田の狭間の藤枝のまちは、盛り上がりの外であった。藤枝のまちにも藤枝ブルックスがあった。しかしスタジアムの条件などが整わず、藤枝からのプロ化は断念、アビスパ福岡として福岡のチームとしてJリーグに参戦する。

プロチームはこの地に成立しなかったものの、藤枝をはじめ中西部地区からは多くの選手をJリーグに送り込む。中山雅史、名波 浩、山田暢久、石川竜也、長谷部 誠ら、記憶に残る選手を輩出している。