藤枝をリーダーに中西部サッカーの飛躍

更新日:2018年10月07日

昭和62 年(1987)、志太榛原地区からなる中西部協会(現 県協会中西部支部)の組織が再編成された。それまでは、県協会の方針を伝達する機関であり、地区内の強化育成に関わる機能的な組織ではなかった。

同年8月30日、藤枝JCと中西部協会が共催で「ふれあいサッカーカーニバル'87」を藤枝市民グラウンドで開催した。メインイベントの中西部選抜 対 トヨタ(日本リーグ)戦をはじめ、高校、中学、女子など各部門で見ごたえのある攻防を展開した。日本代表経験を持つ碓井博行、松永 章、小西 理、堀井美晴、中村一義、池田司信、中山雅史らが賛同し参加した。当日の観衆は6千人を数え、サバイバルPK戦や5千人参加のサッカービンゴなど多彩な催しで終日、盛り上がった。組織再編成後、最初のイベントで薮崎宰一(藤枝JC理事長)、増田俊男(藤枝JCスポーツ推進担当)らの支援があって大会は成功裡に終了、藤枝を中心とする中西部サッカーの活性化の兆しがうかがえた試みだった。当日の中学生の試合では、中西部トレセンは清水トレセンと対戦し8─0の大差で勝利した。中西部トレセンの中心は名波 浩、渡邉 毅らで、清水トレセンは山田隆裕、大岩 剛、薩川了洋らのちに日本代表やJリーグで活躍した選手達が参加した。

 

中部選抜メンバー
昭和62年(1987)再編後の中西部サッカー協会役員
名誉会長 山口森三
会長 植田永二
副会長 岩田 規
木村 武
小林敏彦
半田一雄
理事長 石上瞬二
副理事長 鈴木昌則
飯塚喜好
福田正春
鈴木 登
技術委員長 鎌田昌治
審判委員長 滝下貞一郎
登録担当 山本 章
社会人部長 臼井郁夫
高校部長 河村 駿
中学部長 益田 修
少年部長 山本輝雄
庶務委員長 青島信裕
会計 成岡富雄