郷土博物館の常設展示
郷土博物館の常設展示では、原始から近現代に至るまで、時代の流れを追って藤枝市の歴史を体系的に学ぶことができます。主なものは、国指定史跡である志太郡衙跡の出土資料、中世・近世では今川氏関係の資料、田中城、東海道藤枝宿・岡部宿等の資料があります。
原始・古代
原始
志太平野の誕生から縄文時代のくらし、そして米作りが始まったころの郷土の様子を紹介します。
- 志太平野の形成と遺跡分布
- 縄文時代の志太平野
- 弥生時代の生活
古代
4世紀から7世紀ころにかけて築造された志太平野の古墳について、その出現から終末にいたるまでを、豊富な出土品を通して紹介します。また、国指定史跡「志太郡衙跡」の資料によって律令時代の地方役所の様子がうかがえます。
- 志太平野の古墳群
- 志太郡衙跡(しだぐんがあと)・益頭郡衙跡(ましずぐんがあと)
中世・近世
鎌倉時代から江戸時代まで続いた武家の社会や文化について、特に今川氏と花倉城、田中藩と田中城を通して考えます。また、東海道・藤枝宿や岡部宿の庶民のくらしぶりも紹介しています。
- 武士の成長と仏教文化
- 農村の生活
- 今川氏と花倉城
- 田中城と田中藩
- 東海道と藤枝宿・岡部宿
近現代
明治維新による急激な変革とそれに伴う西欧文化の浸透など、郷土の近代化への歩みをはじめとして、藤枝市の現在までの発展のあとをたどります。
- 明治維新と文明開化
- 明治から大正そして昭和へ
- 軽便鉄道と藤枝
更新日:2018年10月08日