2023年の展示会
博物館企画展「うさぎの郷土玩具展~かわいい卯年の主役たち、大集合!」

可愛らしく人気があるうさぎは、卯年に際して、多数の郷土玩具が作られてきました。月にちなんだ玉うさぎ・餅つきうさぎや、昔話に題材をとったうさぎ、擬人化したうさぎ、うさぎの特徴をとらえた車もの・首振り式の玩具が、張子・土人形・木製玩具などで作られてきました。
本展では、2023年の卯年にちなみ、かわいらしい兎をモチーフにした全国各地の郷土玩具を展示しました。
【当日開催】生誕100年記念 魂の俳人 村越化石
とき
令和5年1月5日(木曜日)~1月29日(日曜日)
文学館企画展「生誕100周年記念 魂の俳人 村越化石」

2022年12月は「魂の俳人」と称される村越化石の生誕から100周年となる記念すべき年でした。化石はハンセン病に罹患しながらも、俳句を心の支えとして、91年間の生涯を全うしました。
本展では、自作の句作ノートなど初公開の資料を交え、若き日の句作に励んだ日々や終生の師と仰いだ大野林火との関係を紹介しました。また、2002年、玉露の里(藤枝市岡部町新舟)に化石の句碑が建立され、化石の約60年ぶりの帰郷が実現した際に尽力した郷里岡部の人たちと化石の交流を振り返り、顕彰の歩みを辿りました。
とき
令和5年1月5日(木曜日)~1月29日(日曜日)
郷土博物館開館35周年記念特別展「手塚治虫の美男美女展」

郷土博物館開館35周年を記念し、昭和戦後に40年以上、第一線で活躍し、「マンガの神様」と称された手塚治虫のキャラクター原画展を開催しました。
『火の鳥』や『ジャングル大帝』・『リボンの騎士』・『ブラックジャック』・『どろろ』など、世代を超えて読み継がれる不朽の名作において、手塚治虫が世に送り出した魅力的な数々のキャラクターの内、今回は、美男・美女にフォーカスして原画や漫画原稿などを展示しました。
とき
令和5年2月3日(金曜日)~3月31日(金曜日)
博物館特別展「時をかけるドールハウス展 日本と西洋の小さな世界」

本展は、当館では令和2年以来、3年ぶり5回目となるドールハウス展でした。
展示は、洋風作品ゾーンと和風作品ゾーンで構成されました。洋風作品ゾーンでは、ドールハウスの本場・ヨーロッパで作られたアンティークドールハウス・コレクション約40点と、スタイリッシュな欧風の暮らしを再現した現代ドールハウス約40点を展示しました。和風作品ゾーンでは、日本の和風建築や懐かしい和の情景を再現した作品約40点を展示しました。
とき
令和5年4月8日(土曜日)~5月28日(日曜日)
文学館企画展「没後15年 小川国夫の日々」

藤枝出身の作家・小川国夫は多くの小説を執筆した傍ら、優れた随筆作品も数多く残しました。これらの作品は小川の人間性や人となり、日々の生活を現在に伝えており、文学作品としても優れています。
本展では、小川の没後15年を受け『昼行燈ノート』『夕波帖』など随筆作品の原稿や関連する資料を多数展示しました。
とき
令和5年4月8日(土曜日)~5月28日(日曜日)
博物館特別展「徳川家康と田中城」・体験型展示「ふじえだ家康ワールド展」

大河ドラマ「どうする家康」放映を記念し、徳川家康とゆかりが深い田中城と晩年の鷹狩りの歴史や、家康が志太地域に残した足跡などについて、戦国時代から江戸時代にかけての貴重な歴史資料110点を展示し、紹介しました。
観覧者は4千人を超え、家康の足跡が豊富に残されていることを知る機会となり、関連の歴史講演会やイベントにも大勢の方が参加しました。
とき
令和5年6月3日(土曜日)~7月17日(月曜日・祝日)
文学館特別展「田島征三アートのぼうけん展」

デビュー絵本『ふるやのもり』(1965年)かあら半世紀以上、第一線で活躍し続ける伊東市在住の絵本作家・田島征三(1940~)は、革新的で人の魂を揺さぶる表現を追求してきました。
展示では、デビュー作『ふるやのもり』・『ちからたろう』・『とべバッタ』などの代表作を含む約30冊の絵本原画や油彩画・リトグラフなど、約250点を展示し、田島の画業と型破りな創作活動を紹介しました。
とき
令和5年7月22日(土曜日)~9月24日(日曜日)
博物館特別展「昭和レトロモダン展~懐かしい昭和にタイムスリップ!~」
日本有数の昭和レトロコレクションである昭和ハウス・冨永潤さんのコレクションを4年半ぶりに展示し、お茶の間・キッチン・洋間・子ども部屋といった昭和の一般家庭の4部屋を忠実に立体再現したコーナーや昔デパートの屋上にあった子ども用の乗り物遊具や、ゲームセンターなどにあったスマートボールなどを紹介しました。
懐かしい昭和時代にタイムスリップした気分を味わい、部屋にあがって写真撮影しながら、レトロだけどモダンな昭和の世界に浸っていただきました。
とき
令和6年9月30日(土曜日)~11月26日(日曜日)
文学館特別展 藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」

本展では、長年にわたり交流があった藤枝出身の作家・藤枝静男と、洋画家曽宮一念の作品世界や愛用品などを紹介しました。
藤枝静男の自筆原稿・愛用品のほか、曽宮一念の描いた洋画60点を展示しました。貴重な絵画コレクションを鑑賞できる有意義な機会となりました。
とき
令和5年12月9日(土曜日)~令和6年1月28日(日曜日)
更新日:2025年08月21日