2022年の展示会
博物館特別展「ムットーニからくりシアター2~魅惑のむっとーの劇場へようこそ!~」
摩天楼
2020年春に当館で開催し、多くの観客を魅了したムットーニ展の第2弾を開催しました。
自動からくり作家「ムットーニ」こと武藤政彦は、35年にわたり機械仕掛けのからくり作品を作り続け、世界で唯一のボックスシアタースタイルを確立しました。来館者の皆様には、時にロマンチックで美しく、時に荘厳なムットーニワールドをお楽しみいただきました。ムットーニ本人の口上による作品上演会も行われ、大好評となりました。
サーカス
サテライトキャバレー
とき
令和4年2月5日(土曜日)~3月27日(日曜日)
ムットーニ展2022チラシ (PDFファイル: 1.4MB)
博物館企画展「静岡の鉄道展~さぁ、静岡県内の鉄道旅にでかけよう!~
明治5年(1872)、日本で初めて新橋~横浜間に鉄道が開通してから、150周年を迎えた令和4年(2022)。これを記念し、静岡県内を走行した国鉄・私鉄の鉄道模型、ジオラマ、写真、鉄道グッズなどを展示し、静岡県内ゆかりの鉄道計12路線の懐かしい鉄で欧風系を振り返りました。
大迫力のHOゲージや精密なNゲージ、実際に使用されていた看板や記念グッズなど、鉄道好きな人もあまり知らない人も大満足いただいた展示会でした。
とき
令和4年4月2日(土曜日)~5月29日(日曜日)
静岡の鉄道展2022チラシ (PDFファイル: 958.4KB)
文学館企画展「藤枝の文学者三人展~村越化石・藤枝静男・小川国夫~」
俳人・村越化石の生誕から100年を記念し、藤枝に生まれ育ち、文学界に大きな功績を3人の文学者ー村越化石・藤枝静男・小川国夫ーの事績を取り上げる展示会を開催しました。
本展では化石の句約50句を選び、藤枝市在住の望月心雲先生(藤枝市書道協会会長)に揮毫していただき、じっくり俳句をご鑑賞いただきました。また、藤枝静男・小川国夫の自筆原稿や愛用品も展示しました。
とき
令和4年4月2日(土曜日)~5月29日(日曜日)
文学館特別展「ノラネコぐんだん展」
”ノラネコぐんだん“は工藤ノリコさんによる絵本シリーズのキャラクターです。悪さばかりするけれど、どこか憎めない8匹のノラネコぐんだんを主人公にした「ノラネコぐんだん」シリーズは累計250万部を超える、大人気絵本シリーズとして多くの子どもたちに愛されています。
本展は、絵本第1作『ノラネコぐんだん パンこうじょう』誕生から10周年と、工藤ノリコさんの絵本作家デビューから20周年(2019年)を記念し、静岡県内初の開催として、手描き原画約250点を映像を交えながら展示しました。
ノラネコぐんだんはいろいろなことに挑戦し、お約束の「ドッカーン!」の爆発シーンのあとに怒られて反省…という展開を繰り返す懲りない面々です。クスリと笑えて勇気がもらえる展示会をお楽しみいただきました。
「ノラネコぐんだん」シリーズ第1作『ノラネコぐんだん パンこうじょう』表紙
とき
令和4年6月4日(土曜日)~7月31日(日曜日)
文学館特別展「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ!」
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(偕成社)は2013年5月から刊行された、廣嶋玲子 作、jyajya 絵による人気児童小説シリーズです。2022年2月に発表された「小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙」で第1巻が第1位を獲得しました。2020年9月からはNHKEテレでテレビアニメも放映しており、累計発行部数380万部を突破する、子どもにも大人にも大人気のシリーズです!
本展では、銭天堂っやたたりめ堂、作中登場する駄菓子の再現など楽しいフォトスポットを多数用意しました。また、廣嶋先生やjyajya先生のインタビューも展示しました。
とき
令和4年8月11日(木曜日)~10月10日(月曜日)
文学館特別展「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ」チラシ (JPEG: 1.5MB)
博物館特別展「天下人と東海の戦国大名展~泰巖歴史美術コレクション~」
東京都町田市にある泰巖歴史美術館は戦国時代~江戸時代初期の貴重な資料を多数所蔵しており、特に館名の由来にもなった織田信長の資料は、今まで知られていなかったものも多数含まれています。
本展はそのような貴重な資料、36点を展示し、戦国時代後期を中心に紹介しました。
1、東海の戦国大名たち
今川義元・武田信玄・北条氏康といった東海地方の覇権を競った英雄たちの時代を古文書や絵図から紹介しました。
2、織田信長の躍進
尾張から天下に名乗りを上げた織田信長の覇業と、彼が愛した茶の湯の世界を古文書と茶器から振り返りました。
3、豊臣秀吉の天下統一
信長の家臣から天下人に成り上がった豊臣秀吉。彼とその家臣たちの天下統一に向けた活躍を取り上げました。本邦初公開の別所攻めに関係する織田信長黒印状も公開しました。
4、徳川家康の覇業
長い戦乱の世を終わらせた徳川家康と「三河武士」と呼ばれた精強な家臣団の活躍を、関ケ原陣立屏風などから紹介しました。また、彼らと藤枝のつながりにもスポットを当てました。
とき
令和4年10月22日(土曜日)~12月18日(日曜日)
天下人と東海の戦国大名チラシ (JPEG: 1008.4KB)
博物館特別展「名刀展~郷土ゆかりの名工と五ヶ伝の旅~」
当館では2017年以来、5年ぶりの開催となりました。
本展では、日本刀の歴史と魅力を感じていただくために、4つの展示コーナーで構成されました。鎌倉時代から江戸末期までの時代別の名刀や、日本を代表する刀剣の産地五ヶ伝の名刀をはじめ、静岡県ゆかりの名工や郷土刀など、約30振を厳選し展示しました。
あわせて、日本刀とともに発達し、江戸時代に花開いた粋なデザインの刀装(拵)・刀装具(鐔・目貫・小柄・笄など)も展示し、緻密な金工技術や優れた美意識をご鑑賞いただきました。
とき
令和4年10月22日(土曜日)~12月18日(日曜日)
更新日:2023年09月16日