2012年の展示会

更新日:2018年10月08日

博物館お正月展示「巳の郷土玩具」

~金運をもたらす縁起物~

巳の玩具表

巳年にちなんで、新年をかざる全国各地のへびの郷土玩具を紹介します。へびは弁財天の使者として金運をもたらす縁起のよい動物とされてきました。 小判や千両箱などと組み合わされた、おめでたい郷土玩具の数々をご覧ください。

とき

2013年1月5日(土曜日)~2013年1月27日(日曜日)

博物館企画展「日本の手まり展」

~郷土まりから創作まりまで、色とりどりの華やかな世界~

日本の手まり展

江戸時代、まりつき遊びの流行に合わせ、郷土色豊かな手まりが全国各地で作られるようになりました。

今回の企画展では、郷土玩具収集家であった故新井智一氏(元静岡大学教授、1925~2004)が集めた日本有数の手まりコレクションを中心に紹介します。コレクションには、北は青森から南は沖縄まで、約480点もの郷土手まりが含まれており、いずれも現在では作られていない貴重な作品ばかりです。

このほか、江戸時代から現在に至るまで作り継がれている日本伝統の手まりや、進化を遂げる現代の創作手まり・手まり遊びと手まり唄についても紹介します。華やかで美しい手まりの世界をお楽しみください。

とき

2012年11月13日(火曜日)~2013年1月24日(木曜日)

藤枝静男と郷里 作家が見つめた「むかしむかしの藤枝町」

藤枝静男と郷里ポスター

作家・藤枝静男は「一家団欒」「家族歴」など、郷里・藤枝を舞台にした作品を多く残しました。また、「むかしむかしの藤枝町」や「少年時代のこと」と題した随筆でも、自身が少年時代を過ごした当時の藤枝の様子を細かく記しています。その文章は、当時の町並みや結核に苦しむ家族の様子を静かに描写し、深く自己を見つめることへとつながっていきます。今回の企画展では、藤枝静男と郷里に焦点をあて、ふるさと藤枝や家族への想いを紹介します。

とき

2012年11月13日(火曜日)~2013年1月24日(木曜日)

勝見家の家族写真

勝見家の家族写真
左から次郎(藤枝静男)、宣(弟)、鎮吉(父)、秋雄(兄)、きく(妹)、ふゆ(姉)、ぬい(母)

「勝見薬局」の薬研・薬匙など(個人蔵)

「勝見薬局」の薬研・薬匙など(個人蔵)
藤枝静男は藤枝市本町の「勝見薬局」の次男として生まれた。 

「発掘された日本列島2012」がやってくる!

毎年、日本各地で8000件近い発掘調査が行われており、様々な新発見がされています。

そのなかでも、近年特に注目されている20遺跡・約580点の出土品を展示する「発掘された日本列島2012」が、全国5か所の博物館で巡回開催されています。その中には、静岡県牧之原市の堂ヶ谷廃寺・堂ヶ谷経塚から出土した約80点もの埋納品も含まれています。

この展示会が、藤枝市郷土博物館・文学館にやってきます。犬形埴輪(はにわ)や西南戦争遺物など、旧石器時代から近代までの幅広い遺跡・遺物を紹介します。発掘調査によって新たにわかった、日本の歴史をご覧ください。
 

発掘された日本列島2012

とき

2012年9月28日(金曜日)~11月6日(火曜日)

文学館小展示「小さな美しい仏たち」

小さな美しい仏たち ガンダーラから江戸の庶民仏まで 

「小さな美しい仏たち」

仏教は、紀元前5世紀(前6世紀という説もあり)、インドの釈迦(ガウタマ・シッダールタ)が開いた宗教で、自らが悟りを開いて仏になることを目的とする教えです。歴史的には原始仏教・部派(ぶは)仏教・大乗(だいじょう)仏教へと発展し、地域的にはインドから南方(南伝仏教)及び北方(北伝仏教)に伝わり、ほぼアジア全域に広まりました。
そのうち北伝仏教は、1世紀頃、シルクロードを通じて西域(タリム盆地を中心とした地域)から中国へ伝わり、日本へは朝鮮半島を経て6世紀中頃に伝えられました。
また、仏像は紀元後1世紀頃、ヘレニズム(ギリシアの文化)の影響を受けたガンダーラ(パキスタン北東部)とマトゥラー(インド北部)で生み出され、西域からシルクロードを通って日本へと伝えられました。飛鳥時代以降、日本では独自の芸術的発展を遂げました。
今回は、小さな可愛らしい仏さまたちを集めてみました。遠く離れた異国の土地の人たち、また遠い昔の人たちの期待や希望に想いを馳せ、日常の雑念を忘れて、仏さま独特のやさしさや美しさを味わってみてください。

とき

2012年8月22日(水曜日)~9月23日(日曜日)

特別展「優しく創った!! 市川里美絵本原画展」

「優しく創った!! 市川里美絵本原画展」

世界中の子どもたちから愛される絵本作家・市川里美の絵本原画展です。ヨーロッパやアフリカなど世界各地を旅した経験をもとに、長い時間をかけて優しく創った作品の数々を貴重なスケッチや水彩画などと共に紹介します。

とき

2012年7月21月(土曜日)~9月23日(日曜日)

 

博物館企画展「戦時中の暮らしと遊び」

アジア・太平洋戦争が終結したのは、1945年8月15日。今年で終戦後67年を迎え、戦争の記憶が遠のいてきています。
戦争の体験と記憶を次世代へと伝え、平和の尊さを知っていただくため、「平和への祈り」をテーマに企画展を開催します。

市民の皆さんから寄贈された藤枝ゆかりの資料を中心に、戦時中の生活品や出征兵士の遺品、子どもたちの教科書・遊び道具・紙芝居などを紹介します。

とき

2012年6月9日(土曜日)~7月16日(祝日)

戦時下の家庭生活~衣・食・住~

食料や日用品が不足した耐乏生活のなかで、配給が行われたり、金属製品の代用品が使われたりしました。また、空襲に備えて灯火管制が敷かれ、家庭では黒塗り電球が使われました。併せて、藤枝の防空監視哨(ぼうくうかんししょう)に関する資料も公開します。
 

出征する兵士と見送る人々

藤枝から中国大陸や南方へ出征した兵士たちの遺品を中心に紹介します。実際に着用した軍服や携行品から、戦地での様子がうかがえます。
また、兵士の無事を願って、出征時に幟や寄せ書きの国旗、千人針が贈られ、戦地へは慰問袋や軍事郵便などが届けられました。
 

子どもたちの戦中・戦後~教育と遊び~

子どもたちの世界にも、戦争が大きく影を落としました。学校は1941年に国民学校と改称され、軍国主義的な教育となりました。メンコ・紙芝居など、遊びの世界でも戦時色の濃いデザインになります。戦時下の学校生活や子どもの遊び・玩具について紹介します。  

文学館企画展「平和への祈り 平野亮彩絵画展」

藤枝市岡部町出身の反戦画家・平野亮彩 没後一年回顧展

平野亮彩(70歳の頃)

平野亮彩(本名:貞一(ていいち))は、藤枝市岡部町出身。戦争中は海軍航空隊に所属し、戦争で兄や従兄弟、多くの戦友を失いました。終戦後は印刷会社の画室に勤務し、絵本のイラストや百科事典の挿絵などを描く絵師として活躍。多忙を極めた40代後半、休養中に訪れた埼玉県東松山市で、「原爆の図」で知られる画家・丸木位里(まるきいり)と出会います。位里に誘われて東松山に居を移し、出版社の依頼によるものでない「自分の絵」を本格的に描き始めます。
常に心にあるのは、亡き兄や戦友たちへの鎮魂の想い、そして平和への祈り。80歳を過ぎてからも、その想いは尽きることなく、祈りを絵にぶつけるように描き続けました。昨年3月の東日本大震災を受け、「核を怒る三不動」を完成させます。力強い不動明王を中心に描いたこの作品は、縦1.9m、横3.7mの大作で、遺作となりました。

平野亮彩画「龍勢」(2007)

東松山市のアトリエには、多くの作品や画材、スケッチなどが遺されました。文学館では、6月9日から7月16日まで没後一年回顧展として「平和への祈り 平野亮彩絵画展」を開催します。アトリエで大切に保管されていた作品を中心に、その優しい人柄が偲ばれる作品など展示しますので、ぜひ足を運んでみてください。

とき

2012年6月9月(土曜日)~7月16日(祝日)

博物館企画展「ふるさと自然大発見」

私たちが暮らす志太平野にどんな生き物がいるか知っていますか?

展示会では、志太平野の田んぼ・池沼・低い山から瀬戸川・大井川流域の森や高い山に暮らす多様な生き物たちの世界を、ダイナミックに紹介します。
博物館がまるで森林動物園や水族館に早替わり?たくさんの野生動物や、水槽で泳ぐ幻の水生昆虫や瀬戸川の魚たちが、皆さんをお迎えします。ふるさとの生き物の世界をちょっとのぞいてみましょう。

とき

2012年4月14日(土曜日)~6月3日(日曜日)

文学館企画展「作家のユーモア 小川国夫『昼行燈ノート』」

小川国夫の随筆集『昼行燈(ひるあんどん)ノート』(文藝春秋社・1997年)からは、作家のユーモアと優しさ、そして、真摯な眼差しが伝わってきます。同作は、1995年10月1日から1996年12月29日まで、『日本経済新聞』日曜日朝刊に連載された作品を中心に約80作の随筆がまとめられています。酒を愛し、故郷の風景を慈しみ、時の流れを悼む――藤枝に生まれ、藤枝に育った枝っ子作家・小川国夫の日常と人柄、ユーモアに迫ります。今回の企画展では、『昼行燈ノート』の原稿を中心に、軽妙で洒落のきいた小川国夫漫画や版画家・柄澤齊(からさわひとし)による挿画全65点も展示します。

とき

2012年4月14日(土曜日)~ 6月3日(日曜日)

博物館企画展「日本刀と刀装具の美」

日本刀は平安時代に誕生し、武士や合戦の歴史とともにめざましい発達を遂げてきました。

一千年余の歴史のうち、武器として、また武家の家宝や贈答品として受け継がれ、現在に至っ ています。
その中で鎌倉時代から江戸時代に作られた、美術的価値の高い名刀を紹介します。
古来より刀剣の製作地であった、五ヶ伝と呼ばれる備前、山城、大和、美濃、相州物のほか、初 公開となる郷土刀(島田鍛冶・藤枝重信鍛冶)など、30振以上を展示します。併せて、拵(こしらえ)、鍔(つば)、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など日本刀を装飾するための刀装具も40点以上展示します。
名刀匠によって鍛えられ芸術品にまで昇華した日本刀の美しさと、日本独特の美意識によっ て創造された格調高い刀装具をご鑑賞ください。

とき

2012年2月11日(土曜日)~2012年4月8日(日曜日)

文学館企画展「大正ロマン絵はがきの世界」

大正ロマン絵はがきの世界 加藤まさをと抒情絵はがき

明治33年(1900)、郵便法が改正され、官製はがき以外の私製の絵はがきが発行可能となりました。その後、日露戦争(明治37~38)の戦役記念などで様々な絵はがきが発行され、絵はがきブームが起こります。
また、大きな博覧会の開催記念として絵はがきが作られたり、地方の名所旧跡・観光地でも絵はがきが作られるようになり、みやげ物として多くの観光客が買い求めました。有名な画家たちも絵はがきに作品を提供し、コレクターが競ってそれを購入しました。

加藤まさを「花のこころ1」

大正時代になると、当時流行したアール・ヌーボーやアール・デコの要素を取り入れた絵はがきが作られます。大正ロマンの香りに満ちた抒情絵はがきが数多く登場し、メランコリックな情景や美少女、童話をモチーフにした絵はがきが人気を博しました。
「月の沙漠」の詩人として知られる藤枝出身の加藤まさをも抒情絵はがきを足がかりに画家として活躍した抒情画家の一人です。まさをのデビュー作ともなった童話画集第一集アンダーセン「可憐な人魚」をはじめ、海賊版が出回るほどの人気を得た「花の精シリーズ」など、藤枝市文学館が所蔵する加藤まさを抒情絵はがきを一挙公開します。
また、藤枝の名所絵はがきや、まさをと同時代に活躍した京都アール・デコの謎のデザイナー・小林かいちの絵封筒など、はがきや封筒にまつわるデザインと、当時の郵便事情や世相を振り返ります。

とき

2012年2月11日(土曜日)~2012年4月8日(日曜日)
 

この記事に関するお問い合わせ先

郷土博物館・文学館
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500
電話:054-645-1100
ファックス:054-644-8514

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