藤枝宿

更新日:2018年10月08日

鎌倉時代以降、重要な街道として発達してきた東海道は、江戸時代の初めに徳川家康により整備され、国内第一の幹線道路となりました。東海道五十三次のうち、品川から数えて二十二番目の宿駅が藤枝宿です。宿(しゅく)の東と西の入口には、木戸が設けられていました。木戸は朝6時に開けられ、夕方6時に閉まりました。宿の全長はおよそ2キロで、その中心となるのが、人馬の継立(つぎたて)を行う問屋場と、大名・公家などが泊まる本陣でした。また、旅籠や商家などおよそ670軒が軒を連ね、多くの旅人でにぎわいました。また、下伝馬町には田中城へと通じる木戸(大手口)があり、あたりには武家屋敷も設けられていました。

(イラスト)藤枝宿

この記事に関するお問い合わせ先

郷土博物館・文学館
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500
電話:054-645-1100
ファックス:054-644-8514

メールでのお問い合わせはこちら