文学館特別展「鈴木のりたけの“しごとば”展 進化する絵本の世界」
- 開催場所・会場
- 藤枝市郷土博物館・文学館(藤枝市若王子500)
- 開催日・期間
- 令和7年4月5日(土曜日)~6月1日(日曜日)午前9時~午後5時
- イベントの種類分野
- 郷土博物館・文学館のイベント / 郷土博物館・文学館 , キッズ・ファミリー


内容 |
子ども・大人の心をつかんで離さない!今話題の絵本作家による静岡県初開催の“絵本の世界”静岡県浜松市出身の絵本作家である鈴木のりたけさん。代表作である「しごとば」シリーズは、「仕事の現場を絵本にする」という発想で、2009年に誕生し、2020年刊行の『やっぱり・しごとば』を含めて計6冊が刊行されました。「カラッとした絵で、情報をきちんと伝えたい」と作家自身が綿密な取材を重ね、それぞれの仕事の醍醐味を一枚の絵に落とし込む独自の手法で、子どもたちの心をつかんでいます。 本展では、新幹線運転士、プロ野球選手、宇宙飛行士、消防隊員、女優、米農家、客室乗務員、プロサッカー選手、オーケストラ団員など、多岐にわたるしごとばの原画を展示します。併せて、”しごとば”の取材で得た着想から、仕事する人自身に焦点を当てた「しごとへの道」シリーズの原画も展示します。絵の中に入り込むように、じっくりと視線を巡らせてみれば、「働くって楽しい」という思いが、どの”しごとば”からもしっかりと伝わってきます。 さて、「しごとば」シリーズとならぶ近年の鈴木さんの代表作となっているのが、日常のなかで起こりうるさまざまなピンチがユーモアたっぷりに描かれた大ヒット作「大ピンチずかん」シリーズ。今回は、『大ピンチずかん』『大ピンチずかん2』の原画に加え、2025年4月に刊行予定の最新作『大ピンチずかん3』のラフスケッチも展示。シリーズ3冊を通して累計部数230万部に届く勢いの“大ピンチ”の魅力に迫ります。 鈴木さんの出身地・静岡県で初開催となる本展ではデビュー作『ケチャップマン』から最新作の「大ピンチずかん」シリーズまで、原画約200点を展示し、鈴木さんの絵本の世界の魅力を余すことなく紹介。会場では、当館ならではの演出もお楽しみいただけます。 本展を通して、常に革新的な手法で子どもたちの創造力を刺激し続ける鈴木のりたけさんの、鮮やかな色彩や、遊び心あふれる緻密な表現を通して、“進化する絵本の世界”を存分にご堪能ください。 |
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対象 |
どなたでも |
関連ファイル | |
費用 |
【特別展入館料】 大人600円(団体20名以上480円) 中学生以下は無料 障がい者手帳等をご提示の方は無料 【備考】藤まつり・ゴールデンウィーク期間(4月19日~5月6日)は蓮華寺池公園駐車場が有料になることに伴い、200円引きとします。(他割引との併用不可、博物館窓口での購入に限る。) *常設展「藤枝の歴史」「藤枝ゆかりの文学者」は無料でご観覧いただけます。 |
プロフィール |
鈴木 のりたけ1975年、静岡県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、絵本作家となる。2022年に第2回やなせたかし文化賞を受賞。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー®』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞、『大ピンチずかん』で第15回MOE絵本屋さん大賞、『大ピンチずかん2』(共に小学館)で第17回MOE絵本屋さん大賞など、受賞多数。主な絵本作品に、「しごとば」「しごとへの道」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』(PHP研究所)、『おしりをしりたい』『おつかいくん』(小学館)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(KADOKAWA)など多数。 撮影:黒澤義教 |
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更新日:2025年03月18日