キャラクター紹介
郷土博物館に生息するキャラクターを紹介します!
郷土博物館のグッズやポスターに散見されるキャラクターの正体を知ろう!
壺じぃ
奈良・平安時代の役所跡「国史跡志太郡衙跡」のキャラクター「壺じぃ」
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- 壺じぃは、推定年齢1200歳以上。
- 壺じぃの兄弟は、都(平城京)と伊豆国にいる。
- 壺じぃ出身地は、藤枝市助宗である。助宗には、古くから土器を焼く窯(かま)があった。
- 壺じぃの中身は、カツオの煮出し汁やお酒。お酒が入っているときは、頬が赤くなる。
- 壺じぃは、都デビューできずに、志太郡衙に残った。
- 壺じぃの顔色は、悪いのではなく、素焼きの壺(須恵器)なので生まれつきの色である。
- 壺じぃの宝物は、瀬戸古墳群出土の「頭椎大刀柄頭(かぶつちのたちつかがしら)」の豪華な飾りがついた刀。いつも手に持っている。
- 壺じぃの着物の柄は、カツオ縞である。若い頃は、貫頭衣(かんとうい)を着ていた。
えだっこ
藤枝の文化や歴史をPRするキャラクター「えだっこ」
- 体は藤の枝。頭の葉っぱは、玉露の葉っぱ
- 名前の由来:作家の小川国夫さんが本の中で藤枝生まれ・藤枝育ちの人のことを「枝っ子」と書いていました。それにちなんで、合併して新しくなった藤枝市域で生まれ育ち、郷土に愛着をもって生きる藤枝人のことを「えだっこ」と言います。
- 性格:温厚。おっとりすぎて、のんびりやさんなのが玉(枝)にキズ。
朝比奈ちまき
戦国時代の非常食「朝比奈ちまき」のキャラクター
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- ちまきの精
- 朝比奈のお殿様に命じられ、朝比奈名物『ちまきもち』を広めるためやってきた、『ちまき小町』である
- 椿の灰かぶり姫である
- 椿の灰により日持ちがするので、案外おねえさんである
- 気だてがよい
- 元気がない旅人に顔をちぎって与えます
- もち肌
アマガヤデス
天ヶ谷遺跡から発掘された土偶のキャラクター「アマガヤデス」
- 縄文時代生まれ
- 昔は、まじないに使われる土偶でした
- 今は頭しか残っていないから性別は不明。だけどほとんどの仲間は女性です
- 天ケ谷遺跡(藤枝市瀬戸新屋)から出土しました
- 現在は、郷土博物館にて常設展示中です。
タナカメ
田中城をモチーフにしたキャラクター「タナカメ」
- 亀城と呼ばれた田中城のキャラクター「タナカメ」
- 背中の模様は城の縄張りで、江戸時代初めには丸い城の形が確立
- 4万石ほどの譜代大名が、藩主として志太平野の村々を治めていました
- 現在では、本丸跡付近は市立西益津小学校になっています
瀬戸の染太郎
戦国時代から東海道の名物として知られる瀬戸の染飯をPRするキャラクター「瀬戸の染太郎」
- 瀬戸地域(藤枝市上青島・下青島付近)の出身です。
- 旅人から、足腰の疲れが取れると人気だった染飯を食べて育った、元気いっぱいの男の子です。
- 一日に30キロ以上歩くことができる健脚の持ち主です。
- 染飯を入れた紙袋や包み紙に押された版木に描かれた壺にちなんだ姿をしています。
- 壺の色は藤の花にちなんだ藤色の他に、藤枝茶にちなんだ緑色などいろいろに変えることができます。
- 普段は千貫堤・瀬戸染飯伝承館付近で染飯を食べて暮らしています。
更新日:2018年11月27日