歴史・文化

更新日:2018年12月19日

田中城下屋敷

500年ほど前にこの地の豪族・一色信茂が今川氏の命を受けて築城したのが田中城。その東南隅にあった下屋敷跡に、田中城にゆかりの建物や庭園が移築・復元されています。

大旅籠柏屋 / 国登録文化財

東海道岡部宿を代表する大旅籠のひとつです。江戸時代に建てられた「柏屋」は当時の様子がわかる、貴重な歴史資料館です。

飽波神社

仁徳天皇6年(316年)に飽波郷(旧藤枝一円)の鎮護の神社として創建。戦国時代に武田軍により社殿を焼失し、江戸時代に再建したと伝えられています。

鼻崎の大スギ / 県指定天然記念物

高根白山神社の参道口に立ち、樹齢およそ700年、樹高27.5メートル、根廻り14.5メートルという県内有数の大スギです。

清水寺

神亀2年(725年)に行基菩薩が開山したと伝えられ、本尊の観世音菩薩は厄除け観音として厚い信仰を得ています。

明治のトンネル / 国登録文化財

明治9年日本最初の有料トンネルが開通しました。当時のトンネルは火災で焼失してしまい、現存の煉瓦トンネルは明治37年に完成したものです。

木和田川砂防堰堤 / 国登録文化財(つたの細道公園内)

県が明治45年から2年間かけて建設した堰堤は、オランダの技術者が伝えたロックヒルダム工法で、その形状から兜堰提とも呼ばれています。

万年寺のカヤ / 県指定天然記念物

根廻り8メートル、目通り5.8メートル、樹高30メートル。枝張りは東西30メートル、南北25メートル。根元より少し上で樹幹は2つに分かれているが樹勢は極めて盛んで毎年多く結実します。

つたの細道 / 市指定史跡

「伊勢物語」にも詠まれた宇津ノ谷峠越えの最も古い道で、天正18(1590)年より旧東海道が整備されるまでの重要な道路で、平安時代から官道として多くの人生が往来しました。

長屋門(鴫谷家) / 市指定文化財・建造物

安政5(1858)年14代徳川家茂の時代の田中藩の御典医であった当家鴫谷一元よって建てられました。

常昌院(兵隊寺)

明治37・8年の日露戦争に出征し戦死した旧志太郡下の英霊223体が、当時の軍服姿で木像として祀られています。

岡部氏墓(万松院) / 市指定史跡

岡部氏の家紋三つ巴の浮き彫りの門の扉をそなえ土塀をめぐらした中に、宝篋印塔2基と5輪塔の1基があります。

蓮生寺

源氏の武将、熊谷直実ゆかりの古刹。文化8年(1811年)、田中城主によって寄進された山門に歴史を感じます。

正定寺・本願のマツ/市指定天然記念物

田中城主、土岐丹後守頼稔が大坂城代への出世を記念し、寄進したという、美形が印象的なマツです。

長楽寺

約800年前に建立され、「青池の大蛇」の伝説、美しく整った庭園が有名です。(庭園は拝観できません)

若一王子神社の社叢 / 県指定天然記念物

ヤマモガシ、ミミズバイ、イチイガシ等の暖地性植物が、自然の姿で自生する北限地がここです。

高根神社のスギ / 県指定天然記念物

高根白山神社本殿の裏山斜面にあり、古くから御神木として大切に護られ、崇められています。

花倉城跡 / 市指定史跡

14世紀中頃、今川範氏が築城したといわれる詰城。現在は手軽なハイキングコースになっています。

鬼岩寺・黒犬神社

神亀3年(726年)、行基の開創と伝えられ、鬼かき岩など鬼にまつわる物語や行基伝説が数多く残されています。

旧東海道の松並木

岡部町内谷地区・上青島地区などには、約400年の東海道の名残を惜しむように松並木が残っています。

志太郡衙跡 / 国指定史跡

奈良・平安時代の駿河国志太郡の郡役所跡で、資料館では古代の地方政治や交通などを知ることができます。

須賀神社のクス / 県指定天然記念物

旧東海道に接した水守にある須賀神社の御神木。根廻り15.2m、樹高23.7mの巨木は神々しく雄大です。

千貫堤・瀬戸染飯伝承館

瀬戸の染飯版木の展示や、かつて大井川の氾濫から田中藩の村を守るために築かれた堤防・千貫堤を紹介しています。東海道を歩くみなさんに地域の歴史・文化を発信しています。