お茶

更新日:2018年10月08日

お茶のまち藤枝

朝比奈玉露

藤枝は昔から香り高い銘茶の産地として知られ、その秘密は恵まれた「自然」。瀬戸川や葉梨川、朝比奈川などの清流がつくった山間の土地は、水はけの良い肥沃な土壌であるうえ、昼夜の寒暖差が大きいため、香り豊かなお茶が育つ。その確かな味と香りで各地の品評会で数々の賞を受賞している。

藤枝茶の歴史

1681 年(江戸時代)に書かれた古文書に「茶園」のことが記載されていることから、その頃すでに藤枝で茶業が盛んだったといわれている。

明治時代以降、交通の要衝として発展してきた藤枝には多くの茶商が集まり、志太地域の茶の集散地として大いに栄えた。

岡部地域では、室町時代には朝比奈川沿岸で茶が栽培され、明治30 年頃には、朝比奈地区で玉露が栽培されるようになったといわれている。

さまざまな種類のお茶を生産

現在、2,020トンの荒茶を生産。普通煎茶の「藤枝かおり」や最高級茶の「玉露」、「かぶせ茶」、抹茶の原料となる「てん茶」など特徴あるお茶も。これほど多くの種類を生産している産地は他にはない。

藤枝かおり

「印雑131」と優良品種「やぶきた」を交配し誕生。ジャスミンの香りとまろやかなう

ま味に加えやさしい渋味が特徴。藤枝かおりを使った商品が多く作られ、ペットボトル、お菓子などが製造・販売されている。

藤枝めぐみ

うま味と渋味が調和した独特の香味と豊かな香りに優れた浅蒸し茶。その年の一番茶のみを原料として製造し、市民による審査会で入賞したお茶で作られたブランド茶。

朝比奈玉露

朝比奈地区で生産され、福岡県の八女、京都の宇治と並び三大玉露の産地として知られる。新芽が出始めた頃、3週間程度「こも」と呼ばれる日よけで太陽の光を遮りお茶を育てる。コストと手間がかかる上、生産量も少なく大変高価で貴重。

かぶせ茶・てん茶

かぶせ茶は、玉露と煎茶の間に位置するお茶。茶園に覆いを被せる期間は玉露より短い。てん茶は、抹茶の原料となるお茶。玉露と同様に栽培され、茶葉を揉まずに乾燥させる。

樹齢300 年の大茶樹(瀬戸ノ谷)

樹高4メートル、周囲33メートル、今も成長を続けている県下最古の大茶樹。毎年、新茶が手摘みされ、生茶で約15kg の収量がある。仕上げた新茶は縁起物の「長寿の香り」として、市内の高齢者施設などに贈られる。

茶園景観30選に選出

平成25年5月、志太榛原地域において、周辺と調和し保全された茶園景観を選定。市内では、「大茶樹」「大久保」「蔵田」「原」「玉露の里」「宮島」の6カ所が選出された。