【2月17日】初のリノベーション事例が進む
中心市街地リノベーションまちづくり推進機構
- 推進機構が関わる初のリノベーション事例が現在進行中
- リノベーションは藤枝駅前地区市街地総合再生基本計画の柱の一つ
令和元年11月に発足した「中心市街地リノベーションまちづくり推進機構」では、常設のリノベーション相談窓口を株式会社まちづくり藤枝内に設置しています。ここで、中心市街地区域を基本に、特に駅前地区を重点的にリノベーションに関する相談を受け付けています。この推進機構が受け付けたリノベーション相談から、実際にリノベーションに進んだ初の取組が現在進行しています。
リノベーションに取り組むのは、一級建築士事務所プレーンアーキテクチャー(駅前一丁目19-4)の木村真輔代表で、事務所が3階建てのビルの1階部分に入居しており、建物オーナーに相談の上、木村氏が事務所の横の1階未利用スペースをリノベーションするものです。現在、その未利用スペースにコーヒースタンド「Plain Coffee」をオープンするための工事が進んでおり、近日完成予定です。
リノベーションに取り組んだ木村氏は、「市民の方々に設計や建築デザインに触れられる場所を作りたいという思いから、気軽に立ち寄ることが出来るコーヒースタンドを計画した」ことや、「皆さんが立ち寄ることでコミュニティが生まれる効果も期待している」と話しています。なお、今回は市が改装費の一部を支援する制度「開業チャンス!応援事業費補助金」を活用してリノベーションに取り組んでいます。
リノベーションの取組については、平成30年3月に策定した「藤枝駅前地区市街地総合再生基本計画」において、市街地再開発と両輪で取り組むこととしています。リノベーションで、空き家や空き店舗等を改修し、新たな機能を持たせることでまちの賑わいを生み、活性化につなげていきたいと考えています。
今後も、推進機構への支援を通じて、中心市街地のリノベーションを推進してまいります。

リノベーションが進む現地の様子
更新日:2020年02月17日