○藤枝市道路の位置の指定基準

平成10年3月26日

告示第20号

(目的)

第1 この基準は、建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)第42条第1項第5号の規定に基づいて、位置の指定を受けようとする道路(以下「指定道路」という。)に関する具体的な基準を定めることにより、良好な市街地の形成を確保することを目的とする。

(技術基準)

第2 指定道路は、建築基準法施行令(昭和25年政令第338号。以下「令」という。)第144条の4の規定によるほか、この基準に定めるところにより設計し、築造しなければならない。

(指定道路の配置)

第3 指定道路は、その周辺の地域の土地利用の状況、交通等の現況及び今後の計画的な市街地の形成を考慮した上で配置しなければならない。

2 配置計画にあたっては、接続する他の道路の管理者等と協議をすること。

(延長及び幅員)

第4 指定道路の幅員は別図第1図によるものとし、有効幅員(車道幅員)を4メートル以上としなければならない。

2 指定道路の境界は別図第2図による見切、側溝等で明確にしなければならない。ただし、他の道路との境界は除く。

3 指定道路の延長は、接続する他の道路の接続部分の境界線を起点とし、指定道路の終点までの各部分の中心線によって測るものとする。ただし、指定道路が法第42条第2項の規定による道路に接続する場合には、指定道路側の同項の道路の境界線とみなされる部分(以下「後退線」という。)を起点とする。

4 両端が他の道路に接する指定道路で延長が100メートルを超えるものにあっては、有効幅員を5メートル以上としなければならない。

5 袋路状の指定道路で、その延長が70メートルを超えるものにあっては、有効幅員を6メートル以上としなければならない。

6 U型側溝で内法寸法が50センチメートル以上のもの及び堅固な覆蓋のないものは、有効幅員に算入しないものとする。

なお、原則として電柱・ガードレール等がある場合にはそれより外側は有効幅員に含めない。

(すみ切り)

第5 指定道路が他の道路と接続する部分及び指定道路相互の交差はなるべく直角に近いもので両側すみ切りとする。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、別図第3図及びこれに準ずるもので交通上、安全上支障がない措置を講じることにより、その部分のみは設けないことができる。

(1) 指定道路を河川、水路等に接して築造する場合で、これに交差する道路の橋梁、欄かん等によりすみ切りができないと認められる場合

(2) 角地に既存の建築物、堅固な擁壁若しくはがけ等があり、すみ切りを設けることが著しく困難と認められる場合

2 指定道路が他の道路に接続する部分で、内角がやむを得ず60度以下となる場合は、底辺の長さが3メートル以上となる二等辺三角形のすみ切りを設けなければならない。

3 法第42条第2項の道路に接続する場合のすみ切りは、後退線より設けなければならない。

(こう配)

第6 指定道路の縦断こう配は、9パーセント以下としなければならない。ただし、次の各号に掲げる保全対策を講じた場合には12パーセント以下とすることができる。

(1) コンクリート又はアスファルトによる滑り止め舗装

(2) 適当な位置にコンクリート製の横断側溝(蓋を格子蓋としたもの。)の設置

2 指定道路の路面には適当な値の横断勾配が附されていなければならない。

3 指定道路が他の道路に接続する部分、又は指定道路が相互に交差する部分には、縦断勾配2.5パーセント以下で、かつ、延長6メートル以上の緩衝部分を設けなければならない。

(舗装)

第7 指定道路は原則として舗装するものとし、アスファルト舗装、及びコンクリート舗装とする場合は別図第2図を標準とする。

(排水施設)

第8 令第144条の4第1項第5号の規定による排水施設は、別図第2図及び次の各号に掲げるものとする。

(1) 側溝は両側に設けることを原則とし、適当な位置に掃除ますを設けるものとする。

(2) 側溝の構造は、コンクリート製の内法寸法が24センチメートル以上のU型側溝、幅が45センチメートル以上のL型側溝又はこれと同等以上の機能を持ち排水上、耐力上支障のないものでなければならない。

2 排水施設の流末は、開発区域内の下水及び雨水を適切に排水できるよう他の有効な排水施設に接続しなければならない。なお、周辺地域の状況により一体的に整備する必要があると認められる場合は、周辺地域を含めた排水施設としなければならない。

(袋路状道路の基準)

第9 袋路状の指定道路は、その終端を開発区域まで延ばさなければならない。ただし、開発区域境が河川、がけ等に接し地形上指定道路を延長することが不可能な場合及び周辺の土地利用の状況により、その必要がないと認める場合は、この限りでない。

2 回転広場の形状は、別図第4図及びこれに準ずるもので有効と認められるものでなければならない。

(防護施設)

第10 指定道路が屈曲、がけ及び水路等により通行に危険を伴うおそれがある箇所又は落石等により当該道路の構造に損傷を与えるおそれがある箇所には、ガードレール、さく、擁壁その他の適当な防護施設を設けなければならない。

(指定道路内の突出物)

第11 指定道路内に突出物がある場合には、除去しない限り指定は行わないものとする。

附 則

1 この告示は、平成10年4月1日から施行する。

2 藤枝市道路の位置の指定基準(平成9年藤枝市告示第34号)は廃止する。

別図

指定道路の構造基準

第1図(第4関係)

1 延長、幅員

(1) 両端接続道路

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(2) 袋路状道路(終端を敷地境界とする)

ア 延長が35m以下の場合

(ア) 一般

(イ) 接続道路が幅員6m未満の場合

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(ウ) 終端が公園、広場に接続している場合

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イ 延長が35mを超える場合

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ウ 幅員6m以上の場合

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2 道路幅員の取り方

(1)

(2)

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(3)

(4)

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※ ガードレール等は、車道幅員に含めない。

第2図(第4、第7、第8関係)

(単位:cm)

1 舗装

(1) アスファルト舗装

(2) コンクリート舗装

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2 見切

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3 排水施設

(1) L型側溝

(2) U型側溝

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(3) U型側溝(2次製品)

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L型側溝、U型側溝、見切コンクリート2次製品を使用する場合は、仕様書等の提出により承認を得ること。

第3図(第5関係)

1 すみ切り

(1) 標準

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(2) 法第42条第2項道路に接続する場合

(開発区域の道路後退部分は分筆し地目を公衆用道路とし、原則舗装とする。)

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(3) 水路を挟んで接続する場合

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(4) 歩道を挟んで接続する場合

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(5) 道路管理者と協議により、特定行政庁が周囲の判断によりやむを得ないと認め、隅切を設ける必要がない場合

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(6) 特定行政庁が周囲の状況によりやむを得ないと認め、片側隅切にできる場合

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(7) その他特殊な場合

ア 既存袋路状道路(法第42条道路)の延長(既存袋路状道路が2項道路の場合は別途協議のこと)

(ア)

(イ)

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(ウ)

(エ) (ア)(イ)の場合の幅員変更の延長の場合

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(オ) 6m未満の既存袋路状道路をその幅員で延長する場合

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イ その他すみ切り

(ア) θ1の角度で接続する場合

(イ)

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(ウ) θ2≦60°

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第4図(第9関係)

1 転回広場の形状

(1) 中間に設けるもの

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(2) 終端に設けるもの

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○ 自動車の回転広場に関する基準(昭和45年建設省告示第1837号)

建築基準法施行令第144条第1項第一号ハの規定により建設大臣が定める自動車の転回広場に関する基準は、次の各号に掲げるものとする。

一 道の中心線からの水平距離が2mをこえる区域内において小型四輪自動車(道路運送車両法施行規則(昭和26年運輸省令第74号)別表第1に規定する小型自動車で四輪のものをいう。次号において同じ。)のうち最大なものが2台以上停車できるものであること。

二 小型四輪自動車のうち最大なものが転回できる形状のものであること。

藤枝市道路の位置の指定基準

平成10年3月26日 告示第20号

(平成10年4月1日施行)

体系情報
第10編 設/第3章
沿革情報
平成10年3月26日 告示第20号