ア　まる「。」一つの文を完全に言い切ったところに用いる。

イ　てん「、」文の中で語の切れ続きを明らかにするところに用いる。

ウ　ピリオド「，」単位を示す場合、省略符号とする場合などに用いる。

エ　なかてん「・」事物の名称を列挙するとき、又は外来語の区切りに用いる。

オ　なみがた「～」時、所、数量、順序等を継続的に示す場合に用いる。

カ　ダッシュ「―」語句の説明や言いかえなどに用い、また、丁目、番地などを省略する場合に用いる。

キ　かぎ「「　」」言葉を定義する場合、他の用語又は文章を引用する場合などに、その部分を明示するときに用いる。

ク　かっこ「(　)」用語又は文章のあとに注記をつける場合、見出しを囲む場合などに用いる。

ケ　ふたえかぎ「『　』」「　」の中で更に「　」が必要なときに用いる。

コ　そでかっこ「〔　〕」(　)の中で更に(　)が必要なときに用いる。

ア　法規文書

イ　法規文書以外の文書

ア　条例番号、告示番号、訓令番号等の最終字は、末尾から第2字目とする。

イ　日付の最終字は、末尾から第2字目とする。

ウ　公布文、制定文及び条項のない場合の初字は第2字目とし、2行以上にわたる場合の第2行目以下の初字は第1字目とする。

エ　署名の最終字は末尾から第2字目とし、氏名の字間を適当にあける。

オ　題名の初字は、第4字目とする。2行以上にわたる場合は、1行目の最終字は末尾から3字目とし、2行目以下の初字及び最終字は1行目にそろえる。

カ　条文の見出しは初字を第3字目とし、かっこで囲む。

キ　条名の初字は第1字目とし、条文の初字は条名から1字分あけ、2行以上にわたる場合の2行目以下の初字は第2字目とする。

ク　条名を置かない場合の条文の初字は第2字目とし、2行以上にわたる場合の2行目以下の初字は第1字目とする。

ケ　第2項以下は項の番号を第1字目とし、条文の初字は1字あけ、2行以上にわたる場合の2行目以下の初字は第2字目とする。

コ　号の符号の初字は第2字目とし、以下第7条第4号アに規定する号以下のそれぞれの符号については、その細別順序に従い号から1字ずつ下げ、条文の初字はそれぞれの符号の次を1字あけ、2行以上にわたる場合の2行目以下の初字はそれぞれの符号の初字から第2字目とする。

サ　附則の「附」は第4字目とし、「則」との字間を1字あける。

シ　附則に置かれる規定の配字は、本則について定める例による。

ス　文の構成が編、章及び節等に区分されているときは、大別の初字は第2字目とし、以下中小別の区分は1字ずつ下げる。この場合においてそれぞれの事項名は、区分名の次に1字あけて書く。

ア　文書番号及び日付の最終字は、末尾から第2字目とする。

イ　あて名は、日付の下に1行をおいて第2字目から書き出す。

ウ　発言者名は、あて名の下に1行をおいて用紙の中央やや左から書き出し、公印を押す場合終りは1字分あける。

エ　標題は、発信者名の下に1行をおいて第4字目から書き出す。2行以上にわたる場合は、1行目の最終字は末尾から第3字目とし、2行目以下の初字及び最終字は1行目にそろえる。ただし、標題を第4文字目から書き出した場合において、その最終字が1行目の末尾から第4文字目までに収まるときには、標題の左右を均等にあけて標題を配置することができる。

オ　本文の初字は第2字目とし、2行以上にわたる場合の2行目以下の初字は第1字目とする。項目細別順序による配字については、前号の項以下の配字の例による。

カ　1行の字間及び各行の間隔は、全体のつり合いを考えて決める。